マインドフルネスは摂食障害にも有効?

マインドフルネスは摂食障害にも実は有効なんです。感情のコントロールというところがポイントです。心の問題には歪んだ思い込みのようなものが原因になることが多々あります。そういったものへの対処法として知っておいていただきたいことがあります


こんにちは、心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

結論を言えば、摂食障害にも「マインドフルネス」は有効です。

摂食障害には様々な要因が絡んだためになることが多く、単純に「マインドフルネス」を行えば改善に向かうというものではないことは、注意をしなければいけません。

摂食障害には、食べ物を全く受け付けなくなる「拒食症」と必要以上に食べ物を食べてしまう「過食症」があります。

「拒食症」の場合、ダイエットがきっかけとなる場合も多く痩せていることに唯一生きている喜びを見出している状況です。

「痩せていなければ美しくない」「痩せているから私は皆に好かれている」という誤った情報に「とらわれている」状態なんなんですね。

「痩せている自分」に固執することで、少しでも太ってしまった自分(実は健康に近づいている自分)を否定し(つまり、近い将来も否定し)、

過去に太っていた自分(実は健康だったころの自分)を否定してしまっているので、マインドが空虚な状態だともいえると思います。

ただ「痩せなければいけない」その思いに囚われているために、「今」の自分すら見えていない、その状態が「拒食症」の心理状態のですね。

この「拒食症」は、「食べる自分はダメな自分だ」という思いに囚われすぎているため、命が脅かされることも少なくはありません。

「拒食症」においては、「今」を取り戻す作業をマインドフルネスで行うのが有効だと思います。

「マインドフルネス」において、呼吸法と整えることで「痩せなければいけない」という思いに問われている自分と少し距離を置くことができます。

「痩せる」という思いに無理に蓋をせず、うまく付き合っていく。

そのことで「今」生きている自分を実感できるのではないでしょうか?

一方、「過食症」は自分の意思とは関係なく異常な量の食べ物を短時間のうちに詰め込んでしまう症状です。

「食べる」のではなく、ただ「流し込む」、「詰め込む」という表現が適切でしょう。「食べる」楽しみはそこにはないと言えるでしょう。

食べてしまった自分に罪悪感を感じて、トイレですべてをもどしてしまうクライアントさんもいました。

高木さん(仮名)もそんな過食症に苦しむクライアントさんでした。25歳のかわいらしい女性です。

お腹がパンパンになるまで食べて、トイレで嘔吐する過食嘔吐を繰り返し、手には吐きダコができていました。

下剤や利尿剤も乱用していたようで、過食嘔吐特異のむくみの症状も見られました。

高木さんが過食嘔吐症に苦しむようになったきっかけは、恋人との別れでした。

当時、高木さんには5年間付き合っている恋人がいたのですが、結婚の約束までしながらの突然の婚約破棄。

高木さんに思い当たる原因はなく、一方的に別れを告げられたようです。

そのショックから過食に走るようになり、食べたことにひどく罪悪感を感じて、トイレで嘔吐するということを繰り返していました。

高木さんに食べ物を食べている時の気持ちを聞いてみると「何も思わない。ただ、食べなきゃと思って食べている」とおっしゃいました。

つまり、頭の中が真っ白になっている状態なんですね。

恐らく、過食になる前、高木さんは色々思い悩んでいると思います。

「恋人はなぜ去ってしまったのだろう。辛い。」「あれだけ信じていたのに憎い。」「自分の何が悪かったのだろう。愛される価値がないのかもしれない・・・」

そのような思いに囚われすぎてしまい、メンタルが受け止められる限界を超えてしまったのではないでしょうか?

車で言うとオーバーヒートの状態ですね。

考えることができなかった状態と言えばよいでしょうか?

感情のコントロールができなくなってしまい、過食に走ってしまったのでしょう。

感情のコントロールには「マインドフルネス」が非常に効果的です。

高木さんの場合、過食前の思考が途切れる状態がわかるとおっしゃっていました。

その思考が途切れる前に、感情をコントロールをすることで過食嘔吐からの苦しみから逃れられることができると私は思います。

高木さんには毎日5分、「マインドフルネス」をすることをおすすめしました。

どうしようもない食欲に襲われた時にも、「マインドフルネス」をするようにお話ししました。

高木さんは会社から帰って、一人になった時に過食をすることが多く、コンビニエンスストアなどによらず、まっすぐに家に帰ってもらうことを約束してもらいました。

家に帰ったら、椅子に腰かけ呼吸を整えてもらいます。

「マインドフルネス」の呼吸をする中で、当然「食べたい」という欲求は浮かんでは来ます。

ですが、無理に蓋をすることなく、呼吸でやり過ごすことで「食べたい」のは本当にお腹が空いて食べたいのか、ストレスから逃れるために「食べたい」のかが、はっきりします。

ストレスが自分にあることに認めながらも、「今」何をすべきなのかを考える。

そして、「過食」に逃げることが「今」ある問題を解決することにはならないことを実感することで、高木さんの過食は少しずつ減ってきました。

いずれの場合も摂食障害を克服するには感情のコントロールが何よりも大事になります。

その観点からも「マインドフルネス」は非常に有効だと言えるでしょう。

マインドフルネスは摂食障害に有効であるという話はいかがでしたか。心の問題を乗り越えるヒントをもっと知りたい方はこちら

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