マインドフルネスを使ったパニック障害克服法とは?

近年注目されているマインドフルネス。これを使ったパニック障害への克服法についてお伝えしていきます。マインドフルネスはどこでも実践できる方法なんです。様々な場面で有効に活用することができるようになると、更にストレスを減らしていける可能性があります。


こんにちは、心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

パニック障害は、最近スポットを浴びるようになってきた心の問題です。

一説によると100人に1人の割合でパニック障害の経験があると言われています。

カウンセラーである私も、そして心も元気だと思っているあなたも誰もがなる可能性のあるんですね。

まず、パニック障害とは何か簡単に説明したいと思います。

○パニック障害は不安障害の1つです。

パニック障害のクライアントさんに聞くと、突然パニック障害は襲ってくるそうです。

今まで何の問題もなかったのに、通勤の電車に乗っている最中、突然立っていられないほどの気分の悪さ、立ちくらみ、呼吸困難に襲われ死んでしまうのではないかという不安に襲われる・・

どこか体が悪いのかと思い、病院に行ってもどこも悪くないと診断される。

それでもその時の具合の悪さや恐怖を忘れられず、どこに行ってもどんな時でもパニック発作を起こすのではないかという不安が頭から離れない。

そんな状況が続くのがパニック障害です。

パニック障害は軽度であるほど早い回復が望めます。

ですから、仕方がないと諦めるのではなく、できるだけ早く対処をすることをおすすめします。

○対処法

その対処法の1つが「マインドフルネス」です。

もちろん、「マインドフルネス」をしたからと言ってすぐに快方に向かうわけではありません。

早くても半年、通常は1年以上かかって、快方に向かうものであることは覚悟しておきましょう。

パニック障害で一番の問題となるのが、発作そのものよりも「その発作が起きた時の恐怖感」を思い出すということです。

もしかしたら起きるかもしれないし、おきないかもしれない発作についての不安に縛られているのですね。

先のわからない「将来」に縛られている状態と言えばわかりやすいでしょうか?

私のカウンセリングにもパニック障害の田村さん(仮名)がいらっしゃいました。

田村さんは40歳の男性のサラリーマンです。

配置換えの前には、事務職だったのですが、営業部門に代わってから様々な不調が出始めます。

最初はなんとなく朝起きにくい、夜眠れないという症状からはじまり、ある朝突然通勤の電車の中で、胸を押し付けられるような痛みから気を失い、救急車で運ばれてしまいます。

心筋梗塞を最初疑われたのですが、搬送先では以上なし。

おそらく心因性のものであろうとその時は帰され、後日専門設備でパニック障害と診断されました。

田村さんの場合、その原因は配置換えによるストレスであると予想されます。

もともと生真面目で人と話すことの苦手な田村さんが、人と接することが必須とされる営業に配置換えされたことで、自分も気が付かないうちに少しずつストレスが溜まっていたのでしょう。

田村さんには「マインドフルネス」を行うまえに、パニック障害についての正しい理解をしてもらいました。

発作は確かに辛いことだけれども、5分もすればおさまり死ぬことはないこと、だから必要以上に発作を恐れることはないことを説明しました。

その上で「マインドフルネス」を行います。田村さん場合は、夜寝る前に毎日5分行ってもらいました。

鼻から吸って口からその倍の時間をかけて息を吐く呼吸方法を実践してもらいました。

その呼吸中に何度も「明日の朝、パニック発作が起きたらどうしよう」「明日も倒れてしまうのだろうか」という思いが浮かんできたと言います。

ですが、「マインドフルネス」の場合あえてその思いをむりやり打ち消すことはしません。

「明日」のことではなく、「今」体に起きている変化に気持ちを向けるのです。

「明日」のことはわからないけれども「今」パニック発作は起きていないことに注目をするのです。

起きてもいないことを予想して、悲観的になることは非常にバカバカしく、実はそのマイナス思考が次のパニック障害を引き起こしていることを知ってもらうのです。

田村さんが知るべきなのが「過去にパニック発作は起きたかも知れないけれども明日起きるとは限らない」ということであり、「仮に起きたとしても起きたことを受け入れる」ということなのです。

そこで「マインドフルネス」が有効になってくるのです。

パニック発作が起きてしまったとき(もしくは起きそうな前触れがあるとき)は、無理やり収めようとせず、呼吸に集中します。

呼吸に集中することで、「ひどい発作だったらどうしよう」、「今回の発作は長いのだろうか」というマイナス思考に待ったをかけることができます。

悪い方へ考えることがパニック発作を長引かせたり、さらにひどい発作へと繋がったりしてしまいます。

「マインドフルネス」はこの負の連鎖を断ち切るのにとても有効なんですね。

「確かに今パニック発作は起こっているけれども、やがて治まる」ということだけを受け入れ、呼吸に集中することで田村さんの場合は、ひどいパニック発作が起きることが少なくなってきました。

言い方を変えれば「マインドフルネス」をすることで、「今」を受け入れられるようになり、発作が起きることへの恐怖感が和らいできたおかげでパニック障害を克服しつつあると言えるんですね。

マインドフルネスによるパニック障害への対策についてはいかがでしたか。心を強くするヒントをもっと知りたい方はこちら

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