不安は受け入れると良い?アクセプタンスとは?

アクセプタンスって聞きなれない言葉かもしれません。これは簡単に言うと受け入れるということなんですね。今起きている状況を受け入れる。不安になる要素が未来にあるのだとしても、それは当たり前であると受け入れて考え方を変えていくのです。


こんにちは、心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

「アクセプタンス」を日本語で訳すと、受理、受諾、容認などという意味になります。

そのままを受け入れることを示しているんですね。

なんとなく難しそうですが、ようは今のあなたをそのまま受け入れましょうということです。

言葉を変えれば、今いるあなたを大事に愛してあげて下さいねということです。

大学受験の時を一例にとってみましょう。自分は一生懸命勉強をしてきたと思ってはいます。

でも、100%合格するという保障は誰であれ、全くありません。

勉強しても勉強しても受かる気がしない・・自分だけ落ちるような気がする。全部不合格だったらどうしよう・・。

その学部に合格しないと自分の夢は叶えられない・・。とあがけばあがくほど、どんどん負の思いに引きずられてしまう。

そんな経験が私にもあります。自分は大丈夫だ。

これだけ勉強したんだからと思えば思うほど不安になったり、他の人に「あなたなら大丈夫」と言われても大丈夫じゃないから言われるんだともっと不安になったり・・こんな状況がメンタル的にもよいわけはありませんよね。

「アクセプタンス」はこのような「不安な自分も受け入れること」を意味します。森田療法の「あるがまま」を受け入れることと似ているのではないでしょうか?

○不安との付き合い方

私も含めて人間は、他人のことであれば冷静な判断ができます。だって、言葉は悪いですが、他人事ですもんね。

友達が大学受験を控え不安になっていても、どうしてそんなにマイナス思考になってしまうんだろう。

悪い方向にばかり考えなくても・・と言ってしまうかもしれませんね。

どれだけ勉強しても試験は一発勝負。運悪く落ちる時もあるし、運が良ければさほど勉強をしなくても合格することはあります。

本人も事実としてもちろんわかっているはずです。

もし受験をするのが友達なら、「一生懸命勉強したんだから大丈夫。もし仮に不合格してしまったなら、浪人をするというのも1つの方法だよ」と的確なアドバイスができるでしょう。

でも、それは他人におきていることだからです。

他人に起きていることであるから、その状況を距離を置いたところで見ることができ、理論立てて話をすることができるのです。いわゆる「他人事」なんですね。

ですが、受験生本人であればそんなわけにはいきません。

今起きているこの状況を一歩引いてみることなんて、よっぽど冷静沈着な人しか無理だと思います。

カウンセリングにおいては「無理なこと」をクライアントさんには絶対に求めません。

不安に押しつぶされそうなクライアントさんに「不安にならないで下さい」と言っても不可能な話です。

心配でしょうがないクライアントさんに「心配しても仕方ないですよ」と言っても到底受け入れられるわけがありませんよね。

不安で仕方ないからカウンセリングを受けにきているんです。

湧き上がってくる心配にどう対処してよいかわからないから私を訪ねて来てくれたんです。

ですから、「アクセプタンス」においては、むりやりそのような感情に蓋をすることなく、まずはそのような感情を認めることからはじめるのです。

大学受験の中で「不安」や「心配」はつきものです。

受験生の皆さんほとんどが「不安」や「心配」に何とか蓋をしながらやっているんだと思います。

「アクセプタンス」においては、「不安な自分」、「自信のない自分」を受け入れた上で受験勉強を行うのです。

受け入れるということは逃げるということではありません。

「不安だから勉強しない」のではなく、「不安なことは当然である」という心構えが重要なんですね。

言葉を変えて言えば、「今しか感じられない不安」をそのまま受け入れるといえばわかりやすいでしょうか?

「消し去ることができない不安であれば、楽しんでしまえ!」究極に考えればまさにこの言葉が「アクセプタンス」を示すものだと思います。

大学受験に限らず、「アクセプタンス」は毎日の様々なものに応用できます。

例えば、会社や学校などで皆の前で発表しなければいけない機会を与えられたとします。

発表のために様々な準備をしている段階でも「このままでいいんだろうか・・方向性として間違っていないのだろうか」と心配にかられてしまうこともあるでしょう。

そんな場合でも「心配であるのは当たり前」だと思うのです。

そうすることで必要以上に心配をし、心配がさらなる心配を呼ぶという状況は避けられると思います。

万全の準備をしたとしても、皆の前で発表する時には、とても緊張してしまうかもしれません。

手が震えたり、失敗してしまったりしたらどうしようと思ってもっと不安になるかもしれません。

でも、ここで「あがるな!」と自分に言い聞かせてはいけません。

誰だって緊張はするのです。大リーガーで長く活躍するイチローがバッターボックスに立つときに胸元に手を当てるのは、緊張を落ち着かせるためだと言われています。

あがっている自分を自覚した上で、「あのイチローだって緊張をするのだから自分が緊張をするのは当然だ」と緊張を受け入れてみましょう。それが「アクセプタンス」です。

「アクセプタンス」は不安や心配から逃げることではありません。心配も不安も感じている自分を抱きしめてあげることなんだと思います。

アクセプタンスについての話はいかがでしたか。もっと自分の感情と上手に付き合っていくヒントを知りたい方はこちら

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