仕事でミスばかりで何やってもダメ。私は社会不適合者ですか?

仕事でミスばかりをし、自分は社会不適合者だと思ってしまうとのこと。人間誰だってミスくらいします。あとはどうリカバーしてくか考えたほうがいいですね。では何を持って社会不適合なのかということをお伝えしていきます。


こんにちは、心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、自分が社会不適合者なのではないか……という不安がある方から、ご相談をいただきましたので、ご紹介していきますね。

こちらは、30代の男性の方ですね。

「会社で何か頼まれると軽くパニックになってしまいます。

心臓がドキドキして、頭が真っ白になったり、みんなの顔色を覗ってしまって、名前が呼ばれるたびに何か失敗したのではないかとビクビクするばかりです。

以前にリストラされた経験もあり、またそうなるのではないかという不安もあります。私は社会不適合者なのでしょうか」

……ということです。

社会不適合者、という言葉は割と最近、メジャーになってきた名称? 分類? 

であると感じていますが、「社会不適合」という病名があるというわけではなく、じゃあ、これが社会不適合者だ! という定義も非常に曖昧となっています。

それだけに、もしかして自分が……と感じる方も多いのかもしれません。

まずはどんなものが、社会不適合者としてまかり通っている性質なのかを、確認してみましょう。

〇自分が正しいと思ってしまう

まず、多いのは、「みんなに倣うことができない」ということです。

このことは、社会不適合の根源にもなっている、代表的な症状? であると言えるでしょう。

例えば会社で、始業時間に会社に到着するのは暗黙の了解でNGですが、社会不適合の場合は、「始業時間=会社に到着する時間」のように考えてしまうことがあります。

自分がそうと思い込んでいれば、上司や同僚に注意をされても、「どうしてそうしなきゃいけないのか?」という考えに至ってしまい、修正することができません。

「自分の興味のあるものごとをあくまでも優先する」という、社会不適合の特徴もあります。

例えば仕事には優先順位があり、中には会議の時間なども決められていることがあるかと思いますが、

社会不適合者の場合は興味のある目の前の仕事を片付けたいために、中途半端にして会議に参加するのを嫌がったり、

そもそもプライベートで興味のあることがあれば、会社に来ないなどのケースもあります。

状況によっては当然、ドタキャンとか、無断欠勤という形になって現われるわけで、社会生活に弊害が起こることは少なくないといえるでしょう。

ここに挙げたものは、社会不適合の主なあらわれ方ではありますが、これが全てでは無く、

他にも「倫理観が低い」(自分の興味を優先してしまうため、社会的なルールや常識が通用しない)、

「マナーがいつも良くない」「他人の言うことを受け入れられない」「他人を信じられない」等の特徴が存在しています。

そして、さきに述べましたとおり、「こういうのがあれば、社会不適合だ」という決まりはなくて、

ただこれらのうちいくつかに当てはまり、集団生活を送ることが困難、

つまり「みんなとうまくやっていけない」というときに、「社会不適合者だ」ということになってしまうわけなんですね。

〇悪い方向へ考えすぎない

さて、これらの「社会不適合」の条件を見るに、今回のご相談者様は必ずしも、「社会不適合者だ」とは言えないのではないかな、と私は思います。

社会不適合というのは、性格の問題ではないのです。どちらかというと、「発達障害」と言われている種類のものに近いでしょう。

発達障害は、先天性の個人特性のひとつなので、小さな頃からその特性が現れることが多く、治療と言われても確かなものはありません。

もし、発達障害から来ている社会不適合なのであれば、そこに最も必要なのは、周囲の理解と適切なサポートです。

この場合の社会不適合は、みんなに合わせることができない、会話がうまくいかないために、幼少期からイジメの対象にされることも少なくありません。

大人になっても変わらずターゲットとなり、鬱などの二次障害を引き起こすケースも悲しいことに後を絶たないのです。

発達障害の場合は先天性なので、克服する、しないというよりも、どのように付き合うか? どのように活かすか? それが大切かと思います。

但し、そういう原因のない社会不適合、あるいは「社会不適合ではないのかと不安です」というケースでは、克服できないと限ったものでもありません。

今回のご相談者さんの場合には、「リストラされたことがある」と仰っておられるので、これがいわば、軽くトラウマになってしまっている可能性も大きいのではないでしょうか。

時代の流れで、リストラというのはあまり珍しいものではなくなりました。

人生には良くも悪しくも、「まあ、そんなこともあるさ」と片付けなくてはならないことが多々起こります。

理由を追及すれば納得できることもありますが、リストラなどというのは上司が、

さらに上から圧力をかけられ、手放したくない人財を泣く泣く選んでいることもあるわけで、週1で遅刻してたとか、

そういう、自分の中で明確な反省点がないのなら、いつまでもリストラされた、オレはダメなヤツだ……なんて考えていたってしょうがないことなんです。

「自分は社会不適合だ」と考えることで、今後の仕事がさらに落ち着きのないものになってしまうケースもあります。

それより、頼まれごとをしたときに、パニックになりつつも、きちんとメモを取って、頼んできた人に内容を確認しておくことです。

実は、私自身も、パニックになるというのではないですが、とにかく忘れっぽいという一面を持っており、

メモがないと頼まれたことはまず忘れます(自慢では無いですが、そのせいで親から発達障害ではないかと疑われてるくらいです)。

そのため、社会人になった頃は、どのメモ帳をどのように持ち歩くか、どうメモをとっておいたら忘れがなくなるか、最大の課題でした。

ミスが多い。何をやってもダメ。そのように嘆くより、自分の「ミスが多い」という特性をどのようにカバーするのか考えることが先決です。

大丈夫、ミスなんてやりようによっては無くなりますよ。自分の仕事を、きちんと文字にして整理しておくことです。

あなたが、ミスをしつつも、会社でなんとかやっていけて、周囲の顔色を覗うことさえもできているなら、きっとまだ「社会不適合」とは言えないと私は思います。

社会不適合についての話はいかがでしたか。プラスの考え方ができるようになる方法をもっと知りたい方はこちら

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