人に嫌われるのが怖い。人の役に立ちたいのにどうすればいい?

人に嫌われるのが怖い、確かに多くの人はそう思うでしょう。ただ、この感情に囚われすぎてしまうと…心を崩してしまいやすいんですね。今回はクライアントさんとの事例を合わせてどのように考えていったらいいのかお伝えしていきます。


こんにちは、心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

質問者はどうして人に嫌われるのが怖いのでしょうか?

「仲間外れにされるのが怖いから?」それもあるかもしれませんね。誰だって一人は寂しいものです。

「周囲から浮いてしまうのが怖いから?」そうですね。日本は、自分と違うものには冷たい傾向が残念ながらあります。

「和」を重んじるということは、良い面もあるのですが、時として暴力になってしまうことがあります。

イジメなどがその典型でしょう。「個性を活かそう」、「個を大事にしよう」と言いながらその体制が整っていないのが現状なのです。

そんな中で、質問者が「嫌われたくない」というのは自然なことだと言えるかもしれませんね。

人の役に立つことができれば、嫌われることはないと考えるのもごく当たり前なことでしょう。

〇心と体は繋がっている

でも、ちょっと立ち止まってみましょう。

確かに、人の役に立つことは大事なことかもしれません。

感謝もされることが多いでしょう。

人気者になることもあるでしょう。お互いに幸せならそれでいいかもしれません。

質問者は家に帰って一人になったらどっと疲れませんか?

それは、「良い人」である自分を演じているだけではないでしょうか?

蓄積された疲れはいつか爆発してしまいます。

私のカウンセリングに誰もが「人気者」だと認める大学生の男の子、鈴木君(仮名)がいました。

彼は、中学校・高校時代はいじめにあっていました。

元来おとなしく、言い返すことのできない性格だった彼は格好の標的にされてしまったのです。

物を隠される、制服を汚される、無視をされる。それは辛い日々だったと言っています。

そんな状況の中で、誰にも相談できず、一人で殻の中に閉じこもっていた苦しみは誰にでも簡単に想像できるでしょう。

「もういじめられたくない!」そんな思いを強く思った鈴木君は、猛勉強をします。

いじめが原因で中学校にあまり行けなかった鈴木君にとって、それは困難の連続だったと思います。

努力家の鈴木君は、見事に国立大学入学を果たします。

地元から離れた大学をあえて選んだ鈴木君は、「大学デビュー」を果たそうと決意したようです。

黒い髪の毛を茶色く染め、いわゆる今時の言葉を使い、時にはおどけ、笑わせ役になることも進んでしたと言っています。

昔の自分とダブルクラスメートには、声をかけ「ムードメーカ」とまで言われるようになります。

当然「面白い」と友人は増えてゆき、飲み会やドライブに誘われることも多くありました。

すべては鈴木君の思い通りではあったのですが、一人になると虚しさに襲われ、昔の光景がフラッシュバックするようになってしまいます。

かけ離れた自分を演じることで、心が悲鳴を上げてしまったのですね。

「無理をしないで」と声をかけても「今の自分だから皆が好きでいてくれる」と鈴木君は譲りません。

イジメの経験が鈴木君の自信を奪ってしまったのです。

カウンセラーである私は過去の経験を解決することからはじめました。

「どんな理由があるにせよ、イジメは絶対に許されるべきではないこと」

「鈴木君が悪いからいじめられたのではなく、いじめる方が問答無用に悪いこと」を繰り返し伝えました。

それと同時に、「どんないい人でも悪く言う人は必ずいるということ」

「人の役に立とうと努力しても、人によっては偽善だと言われることがあること」などを伝えました。

「人のために役にたつ」のではなく、「自分が自然体でいられることが一番大事」なのですね。

何をしても嫌う人は鈴木君を嫌うのです。

それは、鈴木君に限らず、カウンセラーである私にも同じこと!

そんなことをいちいち気にしては、心はすり減ってしまいます。友人と知人は違うのです。

幸い、鈴木君には心を許せる友人が数人いました。

彼らには、過去のいじめの話をしていたようです。

「大変だったね」と一言いっただけで、他の人に言うこともなく、いつもどおり接してくれたと言います。

私は、彼らを友人として大事にするように伝えました。

「誰にも好かれ嫌われず」というのはマンガの中だけの話です。

テレビに出ているアイドルさえ、「嫌いだ」と言われることもありますよね。

人に好かれようとすることと、人から必要とされることは違います。

みんなに好かれるということは、「便利な人」になってしまうこともあるでしょう。

あなたを理解してくれる人を大事にしてみませんか?

質問者ももっと自分に自信を持ちましょう。

「何もない」と思うのであれば、これだけは譲れないものを一つ持ちましょう。

趣味でも仕事でも何でもかまいません。

譲れないものは質問者の自信につながります。

自分に自信をもつことができれば、人の顔色を伺い嫌われたくないと思うことも自然に減ってくると思います。

だって、質問者には「譲れないもの」があるんです。

人の役に立とうとすることは、次のステージです。

「譲れないもの」から、人の役に立てることが出てくるかもしれません。

その時に、満を持して「人の役」に立ちましょう!

人に嫌われるのが怖いという状態から抜け出す方法についてはいかがでしたか。心の問題を乗り越えるヒントをもっと知りたい方はこちら

◯この記事がお役に立ちましたらぜひソーシャルメディアで共有してくださいね^^

最新の人気記事

サブコンテンツ