母が更年期障害のうつ病に。克服できるものなんでしょうか?

更年期うつとは更年期障害から繋がってしまう可能性のあるものです。なる人とならない人の線引きは曖昧ですが、精神的な負担の差ではないかと考えられているのです。今回はこちらをお伝えしていきます。


こんにちは、心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

皆さんは、更年期障害からうつ病になることがあるとご存知ですか?

今回は、30代の女性の方から、この更年期に伴ううつ病について、ご相談いただいております。

「もうすぐ60歳になる母が更年期障害で、うつ病になってしまいました。パートもしているのですが、うつを抱えてしまい心配しています。克服法があれば伝えてあげたいのですが」

ということですね。

更年期障害がどのようなものかというのは、既に広く知られています。

最近では男性更年期というのもあるのですが、とりあえずは女性の更年期障害について。

非常に簡単にまとめますと、女性ホルモンのバランスが40~50代くらいで、急激に変化していくわけですね。

それに伴って、感情をコントロールすることができなくなったり、身体症状として火照りや発汗、頭痛や肩こり、だるさなどが出てきます。

更年期障害で精神的なバランスを崩すのは、よくあることなのですが、それが「更年期うつ」につながる人と、そうでない人がいます。

線引きが曖昧な点もありますが、この差は「精神的な負担の差」ではないかと考えられていますよ。

〇空の巣症候群

どういうことかというと……

女性の50代というのは、お子さんが20代後半、あるいは30代という年齢にさしかかるので、独立し、一人暮らしや結婚ということで、実家を巣立っていってしまうことがよくあるんですね。

すると、お母さんとしては、今まで生活の中心になっていた「お母さん」の役割がほとんど終わってしまい、心の中にポッカリと穴が空いてしまう。

これを、「空の巣症候群」なんて言葉で呼んだりもしています。

これまで、「お母さんである」ことで、存在意義を持っていた女性にとっては、それは当たり前とわかっていても辛いものです。

辛いという自覚がないまま、とりあえずパートなんかには行くけれども、家ではボーっと過ごしてしまう、なんていうこともあるでしょう。

この時期は、お子さんの巣立ちだけではなくて、ご主人を亡くされたり、あるいはご主人の病気、自分の病気、親世代の介護……といったことがお母さんにのしかかりやすい時期なのです。

もちろん、それ以外のケースもありますが、色々と環境の変化が起きやすいということですね。

同じ女性としては、もしかすると「閉経」という事実も、そうした精神的な負担をもたらすものかもしれない、と思います。

これはやっぱり人それぞれなんですけれども、やっぱり「生理」があることで、それを自分の女性性というか、女性であることの証拠、あらわれ、みたいに思っている女性もいるわけです。

つまり、そうなると、「閉経」という事象が、すなわち、「私はもう女じゃなくなった……」というような意識に繋がってしまうことがあるわけなんですね。

……私個人はそんなもんじゃないと思いますけどね。

だって世の中には体が男性で、心が女性な人だっているわけですよ。いるじゃないですか。

もっと言っちゃえば、ついているものはついているけど、やってることがみみっちくて、「それでもオトコ!?」というような男性だって存在することはしている。

だから、生理があるかどうかは正直関係ないですよ!

……なんだけど、やっぱりこればっかりは、個人個人の感じ取り方ですからねー……意識的には「関係無い!」って思っていても、無意識のほうがショックを受けてしまうのもよくあることですし、看過することはできないわけなんです。

〇母親と関わりを持とう

更年期障害はホルモンバランスも関係していて、時間が過ぎればいつしか無くなるもの、ということで有名ですよね。

更年期障害に伴う更年期うつも、時間の経過で改善していく部分もあるので、ちょっとのんきに構える姿勢も持ちつつ、対処法のほうも試してみると良いかな、と思います。

対処法のひとつは、更年期に有効と言われている、サプリメントやお薬などで、ホルモンバランスを調整できるよう試みることですね。

全員が全員、これで改善するわけではないですが、体内のホルモンバランスが調整されることで改善する可能性は、低くはないと思います。

通院されている場合はたいてい何か飲んでいることが多いですけれど、そうでなければ、こういうのもあるらしいよ、と教えてあげるのも良いでしょう。

それに加えて、2本柱で実行していただきたいのが、お母様とできるだけ関わりを持ってあげてほしい、ということなんです。

パートという形で社会に関わっていたとしても、ご家族とのつながりという部分がスカンと抜けてしまうと、これが更年期うつの原因になる部分はあります。

特に子どもさんの立場からは、20代、30代と自分のことに一所懸命になりたい世代で、オカンのことなんか面倒みれないよ、と思う部分はあるでしょうけれども、そこはちょっと曲げて、ショッピングやら、カフェやら旅行など、連れ出してあげると、とっても効果的なんです。

ただ一緒に出掛けるといっても、その中で親子同士、会話は生まれますよね。

女子旅だったらそれはそれで、オシャベリが尽きないでしょうけれど、男子であってもオカンの話を、聞き流すんで良いですから、聞いてあげてください。

……子どもが大きくなった母親って、さみしいものだと思うんです。

それでも、すんなりと子どもを独立させる母親、それを支援することのできる母親は、強いですよ。

中には子どもの独立に対して半狂乱になり、それを許さない母というのもいます。

それはそれで、別の心の問題になっちゃうんですが、こういうパターンは確かに更年期うつにはなりにくいですね。

つまり、更年期うつ=淋しさのあらわれ、という面もあるのです。

ですから、克服法を母親にアドバイスする、というだけではなく、お子さん自身がお母様に積極的に関わる姿勢を見せていくことで、更年期うつは改善の可能性があると考えると、よいと思いますよ!

あと克服法を伝えるという時に心の学びを伝えてあげるのも効果的とも言えますよ。

一つの事柄に対して、私は絶対こう思う、で凝り固まっている方は多いので、こんな見方もあるよねということを知ってもらう。

そのためにはいきなり言ってもなかなか伝わらないことも多いでしょう。

人は自分を変えることはできても人を変えるのは至難の業です。

自分で気付き、落とし込む。

心の学びの良いところは、自分で気付いて、あ、なるほどね。と納得した時、心にストーンと気持ちいくらい落ちてきます。

自分をもっと成長させるという意味で心の学びを始める方も多いんですよ。

更年期うつとその対策についていかがでしたか。マイナス思考に負けない心を作っていくヒントを知りたい方はこちら

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