非定型うつと診断された。職場がしんどい。克服方法はある?

非定型うつという言葉はあまり聞きなれないかもしれません。これは新型うつとも呼ばれています。なかなか周りに理解されないことがあったりするんですね。今回はこちらについてお伝えしていきます。


こんにちは、心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、30代の男性からいただいているお便りがありますので、ご紹介していきたいと思います。

「私は職場に行くと、不安を感じたり、やりたくない気持ちが強くなって、とても辛い思いをしています。しかし。プライベートで友達と会ったりするときは、とても楽しく、やる気もみなぎっています。非定型うつ、と診断されてしまいました。職場に行くことのしんどさを解消したいのですが、克服方法はあるのでしょうか」

……とのことです。

非定型うつ、というのは、まだ耳慣れない方も多いかもしれませんが、新型うつ、なんていう名前で知られていることもあります。

非定型うつでは、たいていの場合、特定のこと……多くが会社、仕事、あるいは学校……といった場面に直面すると、やる気が一気になくなってしまいます。

体はだるくなり、疲れた気持ちが高まり、何もしたくない! と思ってしまうものです。

しかし、一方で、プライベートのとき、自分の好きなこと、興味のあることをするときは、やる気満々。

ばっちり活動でき、とても心に問題を抱えているとは思えない状態。

ですので、プライベートのご本人しか見ていない人にとっては、とても彼、あるいは彼女が不調を抱えているようには見えません。

さぼっているんだろう、言い訳をしているのだろうと思われるのが、たいていのパターンなのです。

ただ、本人は、自分の「会社に行かなくちゃ、仕事をしなくちゃ」という気持ちに関係無く、やる気が起こらないものですから、大変辛い思いをするケースが多いわけなのです。

〇生活習慣の見直しを

さて、それでは非定型うつの克服ということなのですが、これは定型うつ、いわゆる「普通の」うつ病の克服方法とはひと味違っていますので、同じような対処をしてしまわないよう、注意が必要です。

非定型うつになると、食べ過ぎたり、寝過ぎたりという生活習慣の乱れが起こります。

従来型の定型うつの場合には、食べられなくなる、寝不足になるというパターンが多いのですが、これが定型うつと、非定型うつとの違いですね。

ですので、非定型うつになってしまった場合には、とにかく生活習慣を乱さず、早寝早起き、食事量も一定にすることを心がけるのが第一です。

全部が全部、そうではないと思いますが、一説によれば、遅寝遅起き、休みの日の寝だめ……といった習慣が、非定型うつを引き起こすという情報もありますよ。

まあ、定型うつの場合も、こうした生活習慣は原因になりうるということがだいぶ前から言われています。

つまり、いずれにしても朝に起きて、夜早めに休み、充分な休息を確保するというのが人間の基本であって、理由はどうあれ、これを怠ると精神的に不調を来す可能性があるということは、覚えておかねばならないところでしょう。

いわゆる、規則正しい生活というやつですね。

さらに、非定型うつのもうひとつの特徴は、「朝型になることができる」という点にあります。

定型うつの場合は、朝と夕方、どちらかというと朝が辛くて、夕方は惰性でなんとかなるようなところがある。

一方で、非定型うつの場合には、朝はしゃっきりしていても、夕方になるとだんだんやる気が落ちて、げんなりしてくるわけです。つまり、過眠の傾向のある非定型うつでも、朝起きることさえできてしまえば、午前中はハッキリした状態が期待できるわけなんですね。

ですから、結局仕事に行くのがいやになるとしても、行けるなら行く、とにかく足を運ぶ。これが大事です。

それと同時に、午前中、できれば朝起きてすぐに、「今日の目標」を決めちゃうこと! 

今日はこれをやらなくちゃいけない、自分はまだできる、今日はこれができる。小さなもので構わないので、そんな目標を立てます。

そして、それを達成させること。非定型うつには、この小さな達成感がとても大切であると言われているんです。

この、小さな目標というものは、たとえば「机を片付ける」とかでもいいわけです。

仕事関係のことで、目標を見いだせるなら、それでも良いですが、仕事がしんどい……という時点では難しいかもしれませんので、だったら日常の1コマを目標にしてOK。

目標を達成すること、達成できるというイメージ、自分への信頼感……。そうしたものが、積み重ね積み重ねになって、非定型うつを一歩一歩解消するヒントを形づくっています。

一朝一夕、すぐに治るものではありませんから、決して焦らないで。まずは生活習慣を正しい形に保ち、自分に対する自信を取り戻すことが大切なんですよ。

定型、非定型うつを問わず、「自分への自信」はとても大きなカギです。

特に非定型うつの場合は、自信を持って出て行ける場所、たとえばプライベートの空間や友人との関係など、そういったものには堂々と出て行かれるのに、会社という空間では急に自信や居場所を失ってしまう。

ですから、少しずつで良いので、自分が会社という場所でもちゃんとやっていけること、やっていけるという自信を取り戻すこと。

それこそが、職場でのしんどさを軽減、解消する大切なプロセスになっていくのです。

自信がないと口にする方は本当に多くいます。

逆に言えば自信ありです!と宣言できる人のほうが少ないのではないでしょうか。

謙虚なのは日本人らしいところとも言えますね。

ただし、自信がないと言った場合、次に「だって」「でも」といった言い訳が沢山でてきて、最後には自分は無理と

挑戦してもいないのにそうやって決めつけてしまうクセがある人は、ちょっと改善の余地ありです。

心の学びをすることによって、自分ってこんなことできるんだ。こんな価値があるんだと気付いていけます。

一つ成功を重ねる度に大きな成長を実感できるでしょう。ネガティブな自分とさよならするチャンスでもあるんですね。

非定型うつを克服していく方法についていかがでしたか。自信を取り戻し前向きに考えられるようになるヒントを知りたい方はこちら

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