あまり病院には行きたくない。うつ病は治療すれば治るの?

うつ病の治療ということに関して、病院には行きたくないと考える方も多いと思いますが、行くメリットはあるんです。お薬のことで心配されることが多いと聞きますが、心の問題を相談できるという場でもあるんですよ。


こんにちは、心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

30代の女性の方からいただいている、ご相談を、ちょっと紹介してみたいと思います。

よくある、うつについてのご相談ですが、もしかして同じような気持ちの方も、多いかもしれないと思いましたので……。

「うつ病の傾向があると自分で思っています。でも、病院に行くのは好きではないし、怖いという気持ちもあります。それに、うつは薬を飲んでも治らないと聞きました。うつ病って、病院で治療をすれば治るのでしょうか?」

とのことです。やはり、「うつは一度なったら、治らない!」みたいな思い込みって、結構多いんですよね。

そうでなくても、「うつの薬はあぶない」みたいに思っている方も結構いませんか? あなたはどうでしょう。

〇うつ病への認識

今は、うつというのは割と知られてきましたが、まだまだ、サボってるだけとか、気持ちの問題というふうに思っている人も多いことと思います。

しかし、うつに関しては、様々な脳内物質の量や働きが、本人を「そうさせている」ことが、研究によってわかってきているのです。

うつで、病院へ行くことには、いくつかのメリットがあると私は思っています。

<編集注:お薬のご相談に関しては必ずかかりつけの先生と相談してください>

そのひとつが「薬を処方してもらえること」で、薬を飲むことで脳内のコントロールできるものはしてもらったらいいと思うのです。

もっとも、うつのお薬は(うつに限らないのですが)何種類かある中の一部を飲むわけですが、効くか、効かないか、どれが合うかは個人差があって、ちょっと面倒くさい部分もあります。

うつの薬を飲んでも効かない、意味がない……というような考えが一部にあるのも、このためでしょう。

ただ合う薬を探すことも、そのプロセスのひとつなので、面倒は面倒かもしれないんですけどね……。

でも、それって花粉症とあまり変わりませんよ。

私もうつではないですが、花粉症なんですけどね。

花粉症も、お薬がいくつもあって、合うか合わないかは運次第なんです。

いくつも一緒に処方してもらうことはできないし、だいたいいくつも一緒に飲んだら、どれが効いているのかわからないからダメですもんね。

ただそうなると、自分の体を実験台に、どれで垂れ流しの鼻水が止まるのか実験してみよう! みたいな感じになっちゃうわけなんです。

それで、「この薬全然ダメじゃん……」という薬に出会ったこともありますしね。

花粉症だと、みんなこぞって薬を飲むのに、心の問題だと急に敷居が高くなるのは、どうしてなんでしょう。

と思うけど、花粉症にもいるんですよ。「薬飲まない!」って頑張りすぎてしまう人。

だから、心の問題も、体の問題も、同じようなものかもしれないんですけどね……。

〇心の専門家への相談も有効

花粉症のことは、ともかくとして、うつは心の問題なので、病院へ行くことには、もうひとつのメリットがあります。

それは、「心の専門家と話をすることで、回復方法へのヒントが手に入る」ということです。

これは、病院でなくても大丈夫。カウンセリングという、心の専門家に相談する道が残されています。

だから、もし病院がいやとか、薬を処方されたくないというケースでは、むしろ病院に行くのではなく、カウンセリングを検討してみてください。

心の問題について、カウンセリングでは心許ないと思う人もいるようなのですが、実際には、カウンセリングを受けることで、今まで知らなかった問題の解決方法を知ることができたり、それを実践することができるでしょう。

たとえば、うつ病を改善するための心理的な方法(お薬によらない方法)ということでは、現在「認知行動療法」や「対人関係療法」といったものが注目を集めています。

これらに関連する書籍もたくさん出ている状況ではありますが、とはいえうつ病の傾向があると自覚している方が、独自に何か試そうというのは、あまりおすすめすることができません。

個人個人に合った方法、プロセスといったものもありますし、状況によっては、うつ状態が悪化したりすることもあります。

悪化してしまったとき、心の専門家がバックアップしてあげられない状態というのは……同じ心の専門家としては、ちょっとやはりおすすめはできないですね。

心の専門家がついていれば、そのとき、そのときで、とるべき方法をアドバイスしてあげることができますよ。

そして、病院やクリニックへ行くことで、一番のメリットと言えることは、「あなたの味方をつくれる」ということです。

治療法がわかったり、病院ではお薬を処方してもらうこともできますが、やはり最終目標としては、お薬やカウンセリングといったものが必要無い生活を送っていただくこと。

そのためには、薬で脳内物質をコントロールするのではなく、心と心で他人ともう一度つながり、支えを得ることが必要不可欠です。

心の専門家はあなたの味方になると同時に、あなたが身の回りに味方を見つけ出す、その助けになることができるのではないかな、と思うのです。

また今すぐできることとして、あなた自身が心の学びを始めてみるというのもいいですよ。

心に問題を抱えてしまうとどうしてもマイナス思考が多くなってきてしまいがち。

そのマイナス思考をプラスにしていく方法は心の学びを通して身に着けていけるものです。

心の問題を手放していくためにもぜひ心の学びをしてみてくださいね。

うつ病の治療についての話はいかがでしたか。心の問題を乗り越えるヒントをもっと知りたい方はこちら

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