旦那が嫌でも子供にとっては親は親。離婚後の面会が必要な理由

離婚したとしても子供が面会する必要があります。一方的に会えなくなってしまうと心に傷をつけてしまう可能性があるからです。大好きだった人に見捨てられたという気持ちを植え付けてしまうと大きな傷になりがちです。そうならないように気を付けてくださいね


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

離婚の原因は様々だと思います。

でも、根底にある原因は「相手を嫌いになったから」ではないでしょうか?お互いに愛情があれば離婚をすることもないですよね。

私の場合も、蓄積された不満やモラハラなど理由は多くありますが、「相手の顔を見るのも嫌になった」これが離婚の根本原因です。

ですが、子供も私と同じ気持ちでいるとは限りません。

もしかしたら、母親の私に気をつかって「会いたくない」と言っているのかもしれません。

離婚時に相手の悪口を言うことは絶対に避けるべきです。

どうして離婚後も面会が必要なのでしょうか?私の経験を元にお話ししましょう。

○子供の気持ちを考えて

一番危険なのが、父親である旦那に捨てられたと子供たちが感じることです。

「自分が悪いからお父さんが私(僕)を捨てた」、「自分がもっと良い子でいれば、お父さんは出ていかなかった」そう感じさせることは、子供を深く傷つけることになります。

バージニア大学のヘザーリントン教授は、実証的研究を行って次のように述べています。

「両親がそろっている子供のうち、精神的に問題が無い子供は90%であり、治療を要するような精神的なトラブルを抱えている子供は10%であるのに対して、両親が離婚した子供では、それぞれ75%と25%である。」(1993年)
(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A2%E5%A9%9A#cite_note-125)

その根底には、親から捨てられた、裏切られたという気持ちが根底にあるのではないでしょうか。

自分が必要とされていないという思いは子供を傷つけます。

愛されなかったと感じる気持ちは心の自殺にも似ていると私は思います。

誰かに愛されていなかったと感じる子どもは、自分自身を持つことができません。

自己肯定感が低く、常に他人の目を気にする生活を送ってしまいます。

簡単に言えば、自分がどうしたいかではなく、他人にどう思われるかが判断基準になってしまうのですね。

そのような状況はいつか破綻を迎えてしまいます。

子供たちに多くみられるのが拒食症は過食症などの摂食障害や、リストカットなどの自傷行為、手を何度も洗わないと気が済まないとする強迫性障害などです。

私のカウンセリングに来てくれたさゆりちゃん(仮名)も心に傷を負った一人でした。

さゆりちゃんは、小学校1年生のかわいい女の子です。

が、眉毛がありませんでした。チックに似た症状も見られます。

眉毛は自傷障害の1つと思われる抜毛症により、自分で抜いたものと思われます。

両親の不仲はさゆりちゃんの小さい頃からでしたが、お父さんのことは大好きであり、パパっこだったと思われます。

ある日、離婚をしたためにさゆりちゃんのお父さんは、彼女に何も告げず出て行ってしまいます。お父さんにすれば、つらい思いをさせるよりもそっと出て行こうと思ったのでしょう。

でも、さゆりちゃんにすれば昨日まで大好きだったお父さんが何も言わずに自分を捨ててしまったという事実だけが残ったのです。

カウンセラーの私としては、ただ出ていくだけではなく、いくら小さくても一人の人間としてさゆりちゃんをもっと大事にしてほしかったと思います。

もし、自分が彼女の立場で大好きな人が何も言わずに出て行ってしまったら、その時何を思うでしょうか?

やはり、見捨てられたと思うのではないでしょうか。

その頃から、さゆりちゃんは一人でいる時に眉毛を抜きはじめるようになってしまいました。

本来であれば、父親にもう一度会いきちんと彼女に説明をして欲しかったのですが、すでに再婚をしており、その願いは叶いませんでした。

ですから、母親に「お父さんはけしてさゆりちゃんを嫌いになったのではないこと」「大きくなって、さゆりちゃんが会いたいと思えば会えること」を話してもらいました。

徐々に眉毛を抜く癖は治まってはきましたが、やはり「何も言わずに出て行った」あの日は、さゆりちゃんの記憶の中で消えることはないと思います。

離婚は少なからず子供を傷つけてしまうものです。できるだけ、心の傷が少なくて済むように夫婦は配慮をする必要があります。

そのためには、離婚後も親子関係は継続できる環境が必要なのです。

自分が嫌だから子供に会わせないのではなく、離婚後も一緒に子供を育てていく気持ちが大事になってくるのです。

「お父さんとお母さんは夫婦としてはこれ以上やっていくことはできないが、君たちの親であることは変わりない。前と同じように愛している」
とメッセージを送る必要があるのです。

それが面談の場です。自分が嫌いだから会わせたくないという気持ちも十分理解できます。

しかし、愛されていないと感じている子供の精神面は非常にもろいものになってしまいます。

旦那が嫌でも、子供の父親として会ってもらうことにより、「愛されている」という実感を子供たちに持たせることになり、そのことは「自己肯定感」へと繋がります。

自分をきちんと持っている子供は、多少、横道にそれることはあっても、それが致命的なものになることはまずなく、きちんと修正できる強さを持った子になります。

ですから、自分の気持ちを押し付けることなく、必ず面談の日を設けて下さい。

子供に離婚後の面会が必要という話はいかがでしたか。辛い選択を選ばずにすむ夫婦になれる秘訣を知りたい方はこちら

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