離婚の危機!ガルガル期とは?

出産後にはガルガル期というものがあります。これが原因で離婚なんて選択をしてほしくないんですね。まずは知っていただきたいです。女性の身体の変化というのは男性にはなかなか分からないもの。知識として知っておくことにより奥さんをより大切にしてあげてほしいです。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回のお話のテーマは、「ガルガル期」です。

え、聞いたことが無いって?

聞いたことが無くても、出産を経験した女性なら、ガルガル期もきっと経験していますよ。

もっとも、「ガルガル期」なんていう名前がついたのは最近のことですから、聞いてみれば、ああ、あれか! という感じではないかと思います。

ガルガル期というのは、産後すぐに、女性が始終機嫌が悪くて、野生動物みたいにガルガル言ってる時期、という意味です。

出産を経験した女性なら、目の前で夫や義父母、実父母に何をやられてもムカつく! という経験も、十中八九したことがあるのではないかと思います。

また、奥様が出産したことがある男性なら、自分はこんなに頑張っているというのに産後の妻からつめたくされた……というような経験もお持ちではないでしょうか。

○産後はどうしてもホルモンバランスが崩れる

ガルガル期という言葉は語呂もよくないし、個人的には産後の奥さんをバカにしている感があってちょっと好きではないのですが、この際仕方ないので、そんな時期のことをガルガル期と呼びましょう。

ガルガル期は、女性のホルモンバランスと深い関係があります。

「出産」というひと仕事を境目として、女性のホルモンは、シーソーがあっちからこっちへ傾くかのように、「がったん!」と急激に変化します。

出産後の数ヶ月にわたり、ホルモンバランスの変化は続き、長ければ2~3年にわたって、異常に髪の毛が抜けるなどの変化を体感する女性も多いコトでしょう(ちなみに私は二女の出産後3年ほど、抜け毛の量が普通ではなくなり、さすがにハゲるのではないかと恐怖に打ち震えた経験があります)。

ホルモンの変化は、毎月の月経の際にも感情の不安定をもたらして、当の女性を苦労させるものですが、男性にはこれが理解しがたい。

しかし、産後のホルモン変化は、月経の比ではありません。

男性の立場からは、「それくらい精神力でなんとかなる」と言うかもしれませんね。

でも、そんなとき、私は言います。

「精神力で、ヒゲ生えてこなくなんの?」

……ね。ホルモンは精神力ではなんともならないでしょ。

それでも、女性は努力していることがたくさんありますよ。

しかし、妊娠や出産って、大変なんです。

○旦那さんに知ってもらいたい

出産までに、既に10カ月もの間、ホルモンの変化、吐き気やめまいなどの体調不良、貧血、そして5カ月を過ぎた頃から重くなるお腹、全体的な体重の増加、血圧の変化、胎動(嬉しいものだという概念がありますが、激しい胎動は体力消耗以外の何ものでもなく、赤ちゃんカワイイとかそういうものですらない)、それらのすべてによる不眠と戦っているのです。

そして、出産、陣痛、入院。まあ陣痛の体力消耗ときたら、言うまでもないでしょう。

次の日あたりからは、朝まで眠れない。回復どころじゃありません。

同じ事をやれるのか! と男性諸君に問いただしたい気持ちです。

にも関わらず、妊娠と出産でライフスタイルが激変する妻を尻目に、夫は何食わぬ顔で産前と何も変わらない生活を送っていたりすると、ガルガル期は産後クライシスへ直行するわけなんですよねー……。

ガルガル期を長引かせるもの、産後クライシスへと発展させるものは、周囲の無理解に他なりません。

ガルガル期は、出産した女性が、母親としてのつとめを果たそうと必死で気を張りつめている時期でもあるのです。

例えば、産後の数ヶ月、義母が赤ちゃんをだっこするのがいやでいやで仕方ない、泣けてくるという女性がいます。

「取られてしまうのではないか」という本能が働くのです。

あるいは、実母であっても、赤ちゃんを代わりに世話してくれると、「自分はちゃんとできていないっていうのね!」と、実母の親切さえも拒絶したくなることがあります。

これは、普段の義母や実母の対応にも左右されます。

妊娠する前から、含みのある親子関係であったりすると、深層心理で相手を拒絶することもあるでしょう。

普段は、理性で抑制していた気持ちが、抑えることができずに表に出てきてしまう部分もあります。

これは夫に対しても同じで、夫が赤ちゃんに触れること、自分に触れることなどを、育児をするという目的を果たすために、生物の本能として拒絶してしまうことがあるのです。

ガルガル期が離婚につながるケースでは、妻がガルガル期の自分に思い悩んでいるにも関わらず、周囲が相変わらず理解を示すことなく、好き勝手に振る舞うことが原因として挙げられます。

女性自身も、自分の感情をコントロールしきれないところに、言い様のないいらだち、ふがいなさを感じていることがほとんどです。

まして、初産で「ガルガル期というものがあるよ、それはホルモンのせいもあるんだよ、そして妊娠出産の疲れのせいもあるんだよ」という知識もない中で、戦っている女性は、孤独感で一杯。

それなのに、一番の味方であってしかるべき夫から否定されるようなことがあったり、「もっとお前がやれよ!」というニュアンスの言葉がけがあっては、ますます離婚が近づいてしまいますね。

何より、夫に産後の妻がどのような状態なのか、理解してもらうのが最優先です。

できれば、出産前に予備知識を得ておくのが一番なのですが、後手に回ってしまっても仕方ない。

今からでも良いので、産後の女性の状態について知ってもらうように依頼しましょう。

理想的なのは、インターネットなどで自分で調べてもらうことです。妻から資料を提出されてもやる気が起きないけれど、自分で調べるときは興味を持ってあれこれ調べたり、知恵袋を読みまくって止まらなくなる男性も多いようです。

でもまあ、それもやってくれないようなら、妻が私のこの記事でもよし、色々なガルガル期と産後クライシスに関する情報でもよし、「目を通しておいてほしい」と依頼するのもひとつの手段なのでしょう。

産後に限らず、夫婦が長いあいだ仲良くやっていくために、不可欠なものはお互いの理解なのです。

が、会社員、仕事人といったような、男性の生活を片鱗でも目の当たりにしたり、経験している女性と違い、育児、妊娠、出産というものを全くの他人事として捉えている男性が、女性ホルモンを理解するためには……

やっぱり、「ヒゲのことを思い出して、意志力ではどうにもならないことを知ってほしいな」と思うのです。

ガルガル期を知り離婚という選択にならないようにしていただきたいなと思います。仲良しの夫婦でいられる秘訣をもっと知りたい方はこちら

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