離婚が子どもに与える影響とは?

離婚が子供に与える影響についての質問をいただきました。実はマイナス面ばかりというわけではないんですね。環境が変われば意識も変わっていきます。ですが全ての子供にそれが当てはまるというわけでもありません。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、「離婚が子どもに与える影響はどんなものですか?」というお問い合わせをいただきましたので、これについてお答えしていきたいと思います。

お悩みの方は、小学校の低学年のお子さんを持つ親御さんです。離婚をしたいと考えているけれど、子どもへの影響を考えると果たして良いものかどうか、離婚はすべきではないのではないか……と悩んでいらっしゃる、とのこと。

もちろん、良いか悪いかについては答えのないことではありますが、私も離婚を経験していますので、その体験も交えてお話していきますね。

○離婚はマイナス面だけではない

まず、離婚が子どもに与える影響というと、「大体デメリットばかり」と思われがちですが、実際に離婚をすると、そうではないと思うことが多々あります。

ただ、ケースバイケースの面も大きいので、よく自分にあてはめて考えてみてください。

離婚のデメリットといえば、まずは金銭面の問題を考えるかもしれませんね。

お金がないと、当然、子どもには多少窮屈な思いをさせることがあるでしょう。

離婚した相手の収入や、どれくらいの養育費が見込めるかということも関わってきます。

あるいは、子どもを連れて離婚した場合、両親からの協力や援助があるかどうかも、大きな違いになるでしょう。

両親の家に住まわせてもらえるかどうか、家賃はどうするか。

これにプラスして、両親の援助の有無は、離婚後にどのような仕事ができるかにも関わってきます。

これらのことを総合して、離婚しても子どもが教育を受けられるだけの収入を確保できるか? ということを、どうしても考えなくてはいけませんね。

お金の問題とはまた別に、お子さんの心への影響も心配ですね。

むしろ心の方が大問題でしょ、という人もいますが、お金の問題と心の問題は、密接に関わりあっているのです。

離婚後、金銭的に充分でないからといって、高望みをして仕事にいそしむばかりでは、お子さんの心に大きな影響を与えてしまいます。

子どもにとっては、親が目の前にいるのに、「自分のほうを見てくれない」「自分を愛してくれない」ということは、非常につらいこと。

自分の存在価値を否定するような育ち方をすることにもなり得ます。

仕事は忙しく、金銭的にもギリギリ。だけど、子どもから決して目を離さず、愛情を伝えることは怠らない。

お金がなくても、その強い意志があれば、お子さんの心は絶対に大丈夫!

もちろん、片親が居ないという淋しさを味わうことはあるでしょう。

でも、実は、両親が揃っていても、その両親の不仲を目の当たりにすることこそが、子どもの心にマイナスの影響を与えることも、否定できないのです。

意外かもしれませんが……

私が離婚をして、一番実感したのは、何と、「子どもを怒ることが減った」ということなんですよ。

私が子どもを怒るので、子どももイライラしていたし、私も当時の夫との関係で始終イライラしていて、家の中に「怒り」のタネがたくさんあるのを感じていました。

自分で言うのもなんですが、私結構、笑顔の多い人間なんです。

家の外に一歩出ると、他人とトラブルを起こすことなんて、まずありません。

それなのに、自分が一番笑顔でいるべき家庭の中に、どうしても受け入れられないことが転がっていて、そのせいで心が狭くなったり、子どもが萎縮したり。

そんな状態でしたから、離婚をした直後から、家の中は笑顔でいっぱいになりました。

もちろん、子どもが悪いことをしたり、イタズラをしたら怒ることもあります。

でも、感情的な怒りではなくなりました。

ヒステリックであることが減ったので、子どもにも笑顔が増え、そして不思議なことに、たちの悪いいたずらも減りました。

これは心の動きとしても、当然のことなのですが、親がイライラしていたり、自分の配偶者との間にトラブルを抱えて、そちらに一所懸命になっていたりすると、子どもも「自分を見て!」という気持ちから、余計なトラブルを起こしたり、悪質ないたずらを考えたりすることがあります。

自分に注目してもらえないこと、いつもイライラ接することで、「お母さんは自分のことが好きじゃないんだ」なんていう、不必要な誤解を招くことも増えます。

もろもろの原因から、子どもの感情面も非常に不安定になりやすいのです。

離婚することによって、トラブルが解消され、子どもを一心に愛することができるようになるのなら、それはむしろメリットでもあると言えるでしょう。

ところが、反対に、離婚したことを後悔してしまう人もいるんですよね。

それは、離婚後の生活が理想どおりでなかった時に、よく起こります。

仕事に追われて、愛してあげたい子どもを愛してあげる時間がなかったり、ご両親から援助を受けられると思っていたのに予想どおりにいかなかった、あるいは援助を束縛と感じてしまい、結婚していた時のほうが良かったと思ってしまう。

こうした場合は、離婚後にかえって子どもの精神に負担をかけてしまい、離婚がマイナスになることも。

同様に、離婚後、別れた片親のことを悪く言うことによって、子どもの心を傷つけてしまうこともあります。

自分にとっては憎い元夫、元妻となった人も、子どもの出自のひとつであることには変わりなく、その相手を罵ることは、子どもの半身を罵ることに他ならない。したがって、これも離婚後にやってはいけないことのひとつです。

ですから、「離婚が、子どもに悪影響を与える」なんていうのはケースバイケースで、離婚してからその事実をプラスに変えていけるのかどうかが、勝負どころです。

どちらの親がお子さんを育てるにしても、心がけや、やり方一つで、マイナスにも、プラスにもなることを覚えておいていただきたいと願います。

離婚が子供に与える影響についての話はいかがでしたか。夫婦の問題を乗り越えるヒントをもっと知りたい方はこちら

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