彼女が情緒不安定気味。突然泣き出したときの対処法は?

彼女が情緒不安定になり、対処に困った男性のお話。突然泣き出してしまったりしたら、確かに困ってしまうかもしれませんよね。どうしても男性には分からない女性ならではの悩み、それを知ることは大切ですよ。


こんにちは、心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

彼女が情緒不安定になる時には、どのような時でしょうか。

メンタル面が原因の時もありますが、ホルモンバランスが原因のこともあります。

ここでは、考えられる原因とともにその対処法を紹介しましょう。

1.ホルモンバランスの乱れ

女性には毎月1回生理があります。

どうしても生理前にはホルモンバランスが崩れてしまい、情緒不安定になってしまうことがあります。

定期的に同じように情緒不安定になってしまうときは、月経前症候群(PMS)の可能性が高いです。

月経前症候群(PMS)は、カウンセリングでどうにかなる問題ではなく、ホルモンバランスの乱れです。

症状としては、些細なことでイライラする、意味もなく悲しくなってしまう、頭痛がする、吐き気がするなどがあげられます。

生理がある以上、生理前のホルモンバランスの乱れはやむを得ない場合もあるのですが、日常生活に支障をきたす場合は、婦人科などの専門機関の受診を彼女にすすめて下さい。

2.境界性パーソナリティ障害の可能性

「境界性パーソナリティ障害」は最近注目されることが多くなった心の問題です。

男性より女性の方が問題になりやすい傾向があります。

簡単に「境界性パーソナリティ障害」について説明してみましょう。

症状としては、感情の起伏が激しく、コントロールの効かない情緒不安定の状態が続くことが挙げられます。

「100か0か」「黒か白か」を判断基準とし、中庸の状態を許すことができない「ALL or NOTHING」の思考を持ちます。

「境界性パーソナリティ障害」を発症する理由としては、性格的にそのようなものを持っていることと幼児期の親子関係が関係していると言われています。

質問者の彼女の様子は普通どんな感じでしょうか。

些細なことで感情を爆発させたり、質問者に過度に依存をしたりしていないでしょうか。

もし、そうであれば「境界性パーソナリティ障害」の可能性が高いです。

ここでは、事例をあげながらその対処法について見てみましょう。

高野さん(仮名、女性 24歳)の場合

高野さんは、恋人と一緒にカウンセリングに来られました。

パートナーの腕をしっかり握り、不安げな様子が印象的でした。

パートナーさんの話によると、とにかく100%自分に目が向いていないと情緒不安定になってしまうとのことでした。

仕事中に電話をかけ、出ることができないと1分おきに電話をかける、ラインが既読にならないと何十通ものラインを送るなど、常識では考えられない行動をしていました。

ちょっとした約束を守れないと半狂乱になり、「私を嫌いなのか、見捨てるのか」と泣き崩れていたということです。

このような状況にパートナーさんも困り果て、私のカウンセリングを受けに来られました。

高野さんには、強い「見捨てられ不安」が見られます。

「見捨てられ不安」の根底には強い愛情の飢餓感があり、どれだけ愛情を注いでも足りないと感じる状態であり、「境界性パーソナリティ障害」の特徴だと言えるでしょう。

ここでは、高野さんとパートナーさんを別々にカウンセリングを行いました。

高野さんには、幼少期の生い立ちからその原因を探し、「あるがまま」を受け入れることから始める「森田療法」を用いました。ここでは詳しくは割愛します。

パートナーさんに関してお願いしたことは次の3点です。

・高野さんの感情に引きずられないで欲しい。

高野さんとパートナーさんは、別々の人格です。

冷たいようですが、すべてを理解することはできません。

突然泣き出している様子を見て辛いとは思うのですが、安易に共感をして欲しくないのです。

安易な共感は、「共依存」を招き、共倒れになってしまう可能性が高いです。

・その一方で受け入れてあげて欲しい。

高野さんも泣きたくて泣いているのではありません。

泣いている高野さん、人を試している高野さんの理解はできないが、泣いている高野さんを否定してあげて欲しくないのです。

泣くということで自分の逃げ道を作っているのです。

黙ってそばにいてあげるだけでいいのです。

・できないことはできないと言ってあげて欲しい。

どれだけ相手のことを愛していても、できることとできなことがあります。

1日中そばにいることはできませんよね。

そのことを素直に高野さんに伝えて欲しいのです。

「あなたのことは大切だけれどもそのことはできない」そう伝えてくれるだけで十分です。

それで相手が取り乱すことがあっても、そこはぶれないで下さい。

支えるためには一貫性が必要となるのです。

・治そうと思わないで欲しい。

パートナーさんは高野さんの情緒不安定を治すことはできません。

それは、専門家ではないからです。

愛情のあまり、自分が何とかしてあげたいという気持ちは分かります。しかし、その考えはあまりに危険です。

あくまでサポート役でしかないことをパートナーさん自身も知る必要があるのです。

このように対処法としては、一定の距離感を保つことが必要となります。

泣き出した彼女に寄り添いながらも、感情の波にのまれないようにしましょう。

そして自分がどうにかしてあげようという気持ちがあるのはとても素敵なことなのですが、

他人を変えるということは並大抵のことではありませんし、とても難しいことです。

自分は変えられても他人は変えられないというのは心理学でも最もよく言われることです。

ただ、パートナーさんが良い方向に変わることによって、相手に良い影響を与えるということは可能ですので

自分の心のレベルアップのために学びをするというのはとても有効的な手段ともいえますよ。

彼女が情緒不安定の時の対処法の話はいかがでしたか。パートナーのために自分をもっと成長させたいという方はこちら

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