私はずっと情緒不安定です。何か原因があるのでしょうか

ずっと情緒不安定状態が続いている、ということはやはり原因があります。そしてそれは心の問題に発展している可能性もあります。今の自分はどんな状態なのかを把握し、できることをやっていきましょう。私たちカウンセラーに相談しにきてくださってもいいんですよ。


こんにちは、心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

情緒不安定の原因と言っても様々なものがあります。

環境的な要因に加え、持って生まれた要因も大きく関わってきます。

また、長い間、情緒不安定である自覚が質問者にはあるようですが、心の問題に発展している可能性もあります。

ここでは主な原因と考えられるものについて説明しましょう。

1.小さい頃の親子の関係

私のカウンセリングに来られるクライアントさんは、親子関係に問題を持った方がほとんどです。

言葉による暴力、身体的な虐待、精神的な虐待、ネグレクト、過保護、過干渉、性的虐待を受けている方までいました。

子供は何も一人ですることはできません。

親の保護を受けながら少しずつ自立をしていくのです。

小さいお子さんが一人遊びをしている時でも親の確認をしながら遊んでいるのを見たことがありませんか?

お子さんは依存と自立を行きかいながら様々なことを一人でできるようになっていきます。

それは甘えることのできるというベースがあってこそ!

そのベースがないクライアントさんは「愛される」ということを知りません。

「愛される」ことを知らないクライアントさんは自己評価が低く、「愛すること」も知りません。

相手の評価がそのまま自己評価になってしまうので、相手に固執してしまいます。

恋愛関係においては、相手を試すという行動にでることも多く、自分の思った通りの行動に出ないと仕事中であることはわかって何度も電話をする、メールをするなど常識では考えられない行動を行うこともしばしばあります。

「見捨てられ不安」も強く、100%自分に目が向いておかなければ気がすまない反面、相手の気持ちが少しでも離れてしまうと「捨てられる前に捨ててしまおう」と安易に別れを選択し、次に自分を受け入れてくれる相手を探そうと恋愛依存になってしまうこともあります。

一方で、必要以上に過保護であったり過干渉であったりする場合も情緒不安定になりやすいと言えます。ここではクライアントさんの事例を紹介しましょう。

仲間さん(仮名、男性 23歳)の場合

仲間さんは大学生です。

中学校の頃から情緒不安定であることを自覚しており、大学生になって一人暮らしをするころからその症状はひどくなったと訴えています。

・悲しいことがあるわけでもないのに突然涙が出てくる
・些細なことでイライラし、尋常ではない怒りを感じる
・思い通りにいかないとパニックになってしまい、自分を抑えられない

などの症状を訴えていました。私は、仲間さんの幼少期にその原因があると考えました。

クライアントさんの家庭は非常に豊かな家庭であり、長男として非常に大事に育てられたようです。

過保護気味であり、中学校に上がるまで自分で洋服を着たこともなく、手足の指の爪も自分で切ったことはなかったようです。

母親の口癖は「私の言う通りにしておけば、間違いないのよ」でした。

お気づきでしょうか?本来であれば自立を促す役割をしなければいけない保護者が、その機会を奪っているのですね。

一見、仲間さんのために動いているように思えます。

しかし、それは仲間さんのためではなく、母親のためなのです。

自分の思いや希望をそのまま息子である仲間さんに反映させているだけなのです。

仲間さんが自分で判断し、行動するという機会を母親自身が奪ってしまったのです。

このように幼少期の両親と本人の関係は非常に重要であると言えます。

子供が将来一人で何でもできるようになるには、親の無限の愛情が必要です。

「愛されている」「必要とされている」という実感が何よりも必要なのですね。

その一方で、子どもを自分の所有物のように扱ってはいけません。

あくまで親と子供は別々の人間なんです。

かわいさのあまりとか、舅や姑の手前とか様々な事情はあるでしょうが、「自分で考える」という機会を奪ってしまうことは、「自分で判断できない」ことにもつながります。

「自分で判断できない」ということは、「自分がない」ことも意味するのです。

自分の気持ちや何をしたらよいのかわからないので情緒不安定になってしまうのです。

2.ストレスにさらされている

大事な人を亡くすなど、喪失感から情緒不安定になってしまうこともあります。

それは短期的なもので終わることも多く、時間が流れるとともに立ち直っていくことがほとんどです。

問題となるのが短期ではなく、長い期間にわたってストレスにさらされている場合です。

そのストレスは家庭内のことや仕事上のことなど様々でしょう。

ですが、容易に避けられないストレスにさらされてしまうと、心身とも休む暇がなくなってしまいます。

ストレスに対抗するために分泌されている「ノルアドレナリン」というホルモンは、その期間が長期にわたってしまうと、少しずつ分泌されなくなってしまいます。

体自体がストレスに対抗できなくなってしまうので、些細なことでイライラしたり、急に涙があふれたりなど感情のコントロールが効かなくなってしまうんですね。

じゃあストレスを解消しましょうと言って、できるものならば楽なのですが、そうもいかないことも多いと思います。

ただし、気持ちが落ちたままずっと引きずってしまうのは少々危険です。

自分の心と対話する時間というのを設けてあげるといいと思います。

心の学びをすることによって、様々な視点を持てるようにもなりますので、

沈んでしまった状態から浮上するきっかけを得やすくもなりますよ。

情緒不安定が続く原因についてはいかがでしたか。心と対話しもっと元気なじぶんになるヒントを知りたい方はこちら

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