感情が高ぶると涙が止まりません。感情をコントロールする方法とは
感情が高ぶると職場とかでも涙が出てしまうことありますよね。これをコントロールする方法というものがあります。涙が出そうになると泣いてはいけない!という気持ちが働くと思いますが、それが実はダメなんです。
こんにちは、心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。
皆さんは、感情が高ぶって涙が出てしまう……ということがありますか?
感動する映画を見て……などの場合、経験のある方が多いと思います。
ところが、特に感動したというわけではないのだけれども、緊張したり、怒られたりして、涙が出てきてしまうということもあります。
これはみんながみんな、経験することではないと思いますが、やはり極度に緊張したときにやらかしてしまった!という経験のある方も、いらっしゃることでしょう。
今回は、30代の女性の方から、やはり「感情が高ぶると涙が出てしまう」というご相談をいただいています。
詳しく見てみましょう。
「緊張するときなど、感情が高ぶると、職場でもどこでも涙が出てしまいます。恥ずかしい思いをすることが多く、なんとかしたいのですが、コントロール方法はありますか?」
……ということですね。
これは緊張しやすい、緊張が涙になってしまう。といったケースです。
感動したときならばともかく、緊張して感情が高ぶると涙が出てきてしまうので、確かに職場で怒られたり失敗した、というだけではなく、
人によっては就職の面接などでも、涙が出ることもあり、最終的に恥ずかしいことになってしまった……とお悩みの方も多いことでしょう。
このようなことは私でも経験したことがあるくらいで、男性には少ないかもしれませんが、女性にはむしろ、よくあることと思わなくてはなりませんね。
脳の違いの関係で、男性は理屈で動く、女性は感情で動く……というようなことも言われていますが、やはり男性に比べて、女性のほうが、感情によって涙腺が左右されてしまうことも多いのだと考えています。
○いけないという否定をしない
こういう緊張を強いられるときって、「緊張しちゃいけない」「泣いちゃいけない」「失敗しちゃいけない」と思うほど、ますます勝手に涙が出てきてしまうことってありませんか?
涙が出そうなときというのは、誰か、あるいは何かから、強いプレッシャーや、ストレスを与えられて、ものすごく限界に近づいている状態なんですよね。
ただでさえ緊張しているときに、自分で自分に、さらに「泣いたらみっともない!」「失礼なことになっちゃう……」などと、プレッシャーを与えてしまうんです。
それは、もちろん、さらなるストレスということで、決してよい結果を生みません。
結果的に、ダブル、トリプルのストレスに晒されて、涙が出てきてしまうわけです。
ですから、こういう状況になったときには、決して、自分で自分に、「泣いちゃいけない」「みっともない」と、さらなるプレッシャーを与えるようなことをしてはダメですよ。
大体、いつも涙が出ちゃう! というパターンだと、大体涙が出る前に、「これはまずいぞ!」ということがあると思います。
ですから、まずいぞ! という感じになったら、まず涙をこらえようとするのではなく、全然関係のないことを考えるようにしましょう。
え? いいの、それで? と思われることでしょう。
しかし、切羽詰まったときには、
ことが最優先です。深呼吸をしたり、全然関係のないことを考えたりして、目の前のストレスから、良い意味で逃げてあげてください。
逃げるということは、世の中、必ずしもいいこととは思われていません。
「逃げちゃダメだ」という有名なセリフもあるくらいです(ああ、トシがばれる……?)。
しかし、最終的な目的、つまり「涙を出さない」ために、逃げていいときもありますよ。
大丈夫です。
このとき、頭の中で考えることは、あなたの好きなもののことなら、何でも大丈夫です。
大好きなアイスクリームでもいいですし、昨日のドラマを思い返してもいいし、もちろん好きなアイドルの顔でもいい。
何か、とにかく「萌える」ことがいいですね。
普段から、ストレスの解消になるようなことが、思い浮かべるだけでも充分に効果のあるものとなるでしょう!
○運動もオススメ
それから、普段からできるメンタルトレーニングとしては、意外にも運動が有効です。
運動というのは、やればやるほど精神力を必要とする行為でして、私は正直キライですね(笑)
なぜ、私が運動をキライかというと、運動に割いている精神力の余剰がもうないです……というのは、言い訳かしら?
身体にいいことはわかっているんですけどねー……
でも、ストレスがかかって涙が出る、というようなお悩みを持っている方は、ぜひ生活の中に、運動を取り入れると良いでしょう。
運動をすると、不思議とストレスがかかり、ストレス耐性が身につき、しかもストレスの解消となります。
これは本当に不思議ですね、ストレスがかかることと、ストレスの解消というのは、全くの真逆のことに思われるのですが、しかしそうではないんですね。
そして、運動することによって、自然と深く呼吸をするようになりますから、どんな運動であっても身体を動かすことは、精神力を高めるのに有効です。
運動が嫌いだと言っている私も、時折ですがDVDを見ながら踊るというアレを実践していたりします(笑)
皆さんも、試してみてくださいね。
心と体は繋がっています。
知っている方も多いかもしれませんが、これは本当に事実です。
どっちかが元気がないとお互いに弱まってしまう。
別に風邪をひいてなくても、体にケガをしていなくても、心が参ってしまうと体も自然とそうなりがちなんです。
そういった状態にならないようにするためにも、自分の心について考えたり、鍛えてみるということをしてみるのがいいですよ。

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