トラブルが起こると狼狽えてしまいます。精神力を鍛える方法とは?

トラブルが起きるとまぁ慌ててしまうことありますよね。慌てないための精神力を鍛える方法とは?方法論というより物事の捉え方というところが大切になってきます。慌てる心理の裏側にあるものが原因になってくるかもしれませんので。


こんにちは、心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、「すぐにあわてちゃう!」という方からのご相談をいただいております。

皆さんも思い当たる節があるかな? ご紹介しましょう。

30代の男性の方ですね。

「仕事や日常でも、何かちょっとしたトラブルが起こると、すぐ、ものすごく狼狽えてしまいます。びびりがちな性格なのもあると思うのですが、ちょっとしたことに、いちいち驚かない精神力を手に入れたいのです。いいメンタルトレーニング法を教えてください」

これ、私すごくよくわかります。

というのは、私自身はそんなことはないのですが、身内にそういう人がおりまして……

これは、「心が弱い」とかいうふうに捉えられがちなんですが、実は、狼狽のメカニズムというのは、大半が、心が弱いせいじゃないのです。

いや、オバケ屋敷とかは別ですよ。

誰だって狼狽しますもんね……

そうではなくて、「予定外のことが起きるとパニックになる」というタイプですね。

これは、心が弱いからパニックになるのではありません。

逆に、すごくしっかりしているから、パニックになるのです。

え? 意味がわかりませんって。そうかもしれませんね。

○自分なりの道なり

しっかりしている人というのは、「これを、ああすると、こういう風になるはず。ここがああで、こういった結果が出れば、OKだ!」と、無意識に頭の中で、ちゃーんと事態をシミュレーションして、こうなるべき! って決めてしまっています。

例えば、今朝10時から仕事をはじめる。

14時には打ち合わせのために、資料を出さなくてはいけないから、10時から準備をはじめて、12時までに資料を作成する。

そんなに難しい資料ではないから、2時間あれば充分だな。お昼を食べて、13時から印刷とホチキスどめをしよう。

まあ、これも大した量ではないし、14時にはちゃんと間に合う。

完璧! と、無意識でそういう風にたいていの計画を立てちゃうんですね。

これはあくまでも例ですが、人によっては、もっともっと細かいところまで、計画を立てている場合もあります。

ですから、例えばですよ、12時近くになって、作成していたパワポのデータがうっかり飛んだりすると、もうパニックです。

やばい! データ復旧とかできないし! 14時までに終わらない! オレはもうダメだ……等々。

何事に対しても、このようなスタンスですから、ほぼ1から10まで、頭の中には「こうするべき」というルートが決まっているので、ちょっとレールからずれてしまうと、カンタンに狼狽してしまいます。

そのさらに裏側には、「人生、なにごとも失敗したくない」という、完璧主義な一面が隠されていることもあります。

つまり、他人から「あの人は失敗した」と見られたくない、という、非常に高いプライドもあるわけですね。

だから、予定外のことが起こると、他人から見ればたいして失敗のうちに入らないようなことでも、どうしよう、どうしよう、となるわけ。

どちらにしても、「失敗してはいけない」という意識が強すぎるんです。

○完璧主義を手放してあげる

これに対するメンタルトレーニングというのは、ずばり、「失敗は、してもいいものだ」「そもそも、そんなに決まっていることは多くない」という思考を身につけることが大切。

アバウトな人から見れば、これほどカンタンなことはありませんが、しっかりした人から見れば、これほど難しいことはないですよね。

計画をたてない=いい加減、人間として失格……というくらいの意識を持っている人も、少なくありません。

一方で、さきほどの例えで、トラブルに対する対処能力というのを見てみますと、しっかりした人が、データがダメになって、落ち込んだり、他人に当ったり、パニックでオロオロしたりして、時間を無駄にしている間に、

いい加減なタイプの人というのは、「あっ、やっちまった……」などと言いつつ、さきほど行ったことをもう一度やり直したり、他人に協力を依頼したりして、あっさり14時までに会議の資料を用意できたりするものです。

……実際、データが飛ぶなんてのは、落ち込むことは落ち込みますが、2回目ともなればさきほどより作業は早く、案外早々に復旧できたりするものです。

深呼吸して、少しいい加減になりましょ?

失敗くらい、したっていいじゃないですか。

予定外のことなんて、人生いくらでもあるもんですよ。

予定外のトラブルが起こるのが、おかしいのではなく、予定外のトラブルが、起こらないのがおかしいのです。

トラブルは、起こってあたりまえ。

その気持ちが、あなたをだんだん、トラブルに強くします。

いいや、仕事から、日常的なことに至るまで、「これこれ、こうしたら、ああなる!」と頭の中で計画を立てつつ毎日を過ごしているあなた、スゴイことだと思いますよ、それって。

充分に、メンタル強いですよね。

だから、もうちょっと強くなるために、最後にこう付け加えておきましょう。

「だけど、そうならないこともあるからね」

そのひとことだけで、「想定外のトラブル」は、一気に「想定内のトラブル」に変化していくのです。

「…でも」「…とは言われても」「…だって」

そんな言葉がよぎりましたか?

よぎるのも無理はないかもしれません。

今までそう考える習慣があまりなかったからではありませんか?

心の学びに遅い早いはありません。

自分に必要なものはこれかも、そんな気持ちが湧いた時こそ心の学びをやってみるチャンスでもあるんですよ。

精神力を鍛える方法についてはいかがでしたか。こころをもっと強くするためのヒントを知りたい方はこちら

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