情緒不安定な妻がきれると手が付けられず。どう接すれば?

妻が情緒不安定できれるんです、そんなお悩みをいただきました。この状態での接し方についてお伝えしていきます。この問題にはある心の問題が関わっている場合があります。今回はそれにフォーカスしていきます。


こんにちは、心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

質問者の奥様は妊娠中でしょうか?一人目のお子さんが生まれ慣れない育児で奮闘中でしょうか?

もし、そうであれば、情緒不安定はホルモンのバランスが原因であったり、疲労が原因であったりと考えられます。

情緒不安定と言っても、一時的なものであり、徐々に治まっていくことが多いのがこのパターンです。

旦那さんである質問者は、奥さんへのねぎらいの言葉を口に出して言うように心がけましょう。

がんばっていると認められることで奥さんの気持ちも落ち着いてくることが多いのです。

情緒不安定で問題となるのが、「境界性パーソナリティ障害」と呼ばれる心の問題に発展している場合です。

簡単に「境界性パーソナリティ障害」について説明しておきましょう。

○感情のジェットコースター

一番の特徴は、怒りの感情がコントロールできない点です。

質問者の奥さんが日頃は優しいのに切れると手がつけられないと言った症状はまさに「境界性パーソナリティ障害」の特徴と言えます。

その一方で、見捨てられるのではないかという不安を常に持ち、必要以上に他人に頼ろうともします。

奥さんは、切れてしまった後どのような様子でしょうか?

必要以上に依存をし、仕事中なのに会社に何度も電話をするのは要注意です。

「境界性パーソナリティ障害」は感情のジェットコースターとも言われます。

常に感情は安定することなく、自分でもどうしてよいのかわからない状態に陥ってしまっているのです。

「境界性パーソナリティ障害」は、ご本人も辛いのはもちろんなのですが、周囲の人も疲労困憊してしまいます。

私のクライアントさんも、ご両親やパートナーの皆さんが疲れ果てて一緒にカウンセリングを受けるケースがほとんどです。

感情のジェットコースターに乗っているんですから、当然とも言えますね。

このようなケースの場合、自分たちで何とかしようとするのはまず不可能です。

私達カウンセラーの元をできるだけ早く訪れて欲しいと思います。

その上で、質問者にできる対応法を考えてみましょう。「境界性パーソナリティ障害」のクライアントさんは、非常に愛情に飢えている状態です。

多くの愛情を注いでも、もっともっとと要求は無限です。

原因としては、幼少期の親との関係や家庭環境、もともとの性格的素因など様々なことが言われていますが明確なものははっきりしません。

ですから、線引きが必要になります。

○距離を取ることも大事

いくらパートナーとは言え、「できることはできる。できないことはできない」と伝えることが必要になってきます。

いくらパートナーを愛しているからと言っても、質問者にできることには限りがあります。

切れて手が付けられない時には、奥さんが落ち着くまで別室に逃避することも方法の1つです。

その時には「僕は君を愛しているけれども、今の君は理解できない。僕には何もしてあげられないので、落ち着いたら呼びに来てほしい」と言い残してください。

奥さん自身も今の自分をどうしたらよいのか持てあましているのです。

感情の渦に質問者が巻き込まれてしまうことは、よいことではありません。

一歩引いたところから奥さんを見守るようにしましょう。

これは、心理学的に言うと「タイムアウト」と言われるものです。

落ち着くまで距離を保つことも「境界性パーソナリティ障害」には必要なことなのです。

ただし、メンタル的に落ち着いている時には愛情を口に出すようにして下さい。

奥さんは常に愛情を求めているのです。

一方で、奥さんを愛するゆえに、質問者自身が「情緒不安定」になってしまうことも考えられます。

心理学では「共依存」と呼ばれるものであり、奥さんの感情=自分の感情、自分の感情=奥さんの感情と勘違いしてしまうものです。

「共依存」をおこしてしまうと、2人で共倒れになってしまう可能性もあります。

やはりここでも線引きは大切になってきます。

奥さんの望みすべてを叶えることは不可能であることを質問者自身も自覚をしましょう。

奥さんが情緒不安定になってしまうのは、質問者のせいではないのです。

質問者の愛情を試すために、無理難題を言うことがあると思います。

その時には「愛しているけれども今あなたの願いを叶えることはできない」ときっぱり言い切りましょう。

そして、質問者の方にはできない約束をして欲しくないのです。

「絶対にこの日は早く帰るから、一緒に食事でも行こうね」そんな約束をしていませんか?

もし、仕事が入ってしまったら、急遽出張が入ってしまったらその約束を叶えることはできませんよね。

通常の精神状態であれば、仕事だから仕方ないと自分を納得させることができます。

しかし、「境界性パーソナリティ障害」のクライアントさんの場合、どうしてという思いが強く、感情をコントロールすることができなくなってしまうのです。

自分は見捨てられてしまうのではないのか、嫌われたのではないのかという思いが怒りに変わってしまい、暴れる、切れるといった症状に結びついてしまうのです。

「できない約束はしない」このことも対応として重要になってくるのです。

情緒不安定できれるという状態への接し方はいかがでしたか。心の問題を乗り越えていくヒントをもっと知りたい方はこちら

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