私は人が怖いです。人を怖がらなくなるメンタルトレーニングとは?

人が怖い、中でも人の視線に恐怖を覚えるという方は少なくありません。なぜそう感じてしまうのでしょうか。そこには何気ないことが原因だったり、他人からは気付きにくい原因などがあったりします。それについてお伝えしていきます。


こんにちは、心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、「人が怖い!」という、ちょっと深刻なお悩みについて、その解決法を探っていきたいと考えています。

お悩みをくださったのは、30代の女性。

何はともあれ、人の視線が怖いのだと彼女は言います。

周囲の人から、いつも見られているのではないか……と、ついつい考えてしまう。

見られるのが怖い。

ひいては、自分も人間なのに、人間そのものが、怖いという気持ちになっていくのです。

いわゆる、対人恐怖症のうちのひとつに、「視線恐怖症」という症状があります。

このご相談は、視線恐怖症の症状によく似ていますね。

視線恐怖症は、神経症の一種なので、その恐怖によって、生活そのものに支障を来してしまう……たとえば、外出することができなくなったり、そのせいで用事を済ませられなくなってしまって、このままではマズイぞ! 

という状況になってしまうと、これはただの「人の視線が気になる」レベルではなく、大きな心の問題として取り組まなくてはなりません。

ただ、外出することはできる、しかし人の視線が気になって……というレベルの場合、神経症とまでは言えないけれども、その“はしり”であることは、よくあります。

ですから、早めの対処が必要ということで、ここでご紹介するメンタルトレーニングの方法も、是非参考にしてみていただきたいと思います。

人の視線が怖い、と思うとき、人はどのような感情を心の中に抱いているでしょうか?

想像してみてください。

人の目線が怖い。

自分は、見られている。

そう感じるとき、心の中を分析してみると、人はたいてい、こう思っています。

「自分は挙動不審である。普通の人とは違う、変な動き方をしている。

ドキドキしているから、ぎこちなくなっているに違いない。自分が変な人だからみんな注目するんだ」

そのことを、ハッキリと意識していない場合も多いと思います。

しかし、視線が怖いという感情の根底には、「自分は、一般の人とちがって、なんか見た目がオカシイんだ!!!」という思い込みが、少なからずあるものです。

もしも、そんな気持ちの自覚がなかったら、自分の心の中によくよく問いかけて、本当にそう思っていないか、確認してみてください。

あなたは、どうして、他の人から「見られる」と思うのですか?

それは、自分に、注目すべき外見上の「何か」があると考えているから……少なくとも、内心の奥深くでは、そう思っているところがあるんです。

こう考えてしまうようになる原因は、やはり個々人で色々なケースがありますが、かなりの割合で、「見た感じのところを否定された経験がある」ということが言えると思います。

どういうことか解説しますね。

○過去の何気ない一言が引き金というパターン

例えば、私が過去に出会ったクライアントさんの中には、友達から

「その化粧、ヘンじゃない?」と指摘された経験がある、という方がいらっしゃいました。

また、メイクや服装といった「見た目」だけではなく、

「休みの日なのに、家でゴロゴロしているなんて、おかしいんじゃないの? みんな普通、外に出て遊ぶものでしょ」

と、「目に見える行動」を、自分の母親から否定されたことが切っ掛けで、人からの視線が怖くなったというケースもありました。

この例のケースは、相談者さんが母親から、そのような声かけを頻繁にされたのは、小学生の頃だそうです。

確かに、小学生は外で遊ぶことが多いですが、子どもによって性格はまちまちで、いわゆる「インドア派」だって、いるわけですよね。

そこへ、お母さんが「外で遊ぶのは普通。おまえはヘンだ」という刷り込みをしてしまったことで、お子さんに「自分のしていることはヘンなのだ、悪いことなのだ」という意識が芽生えてしまったわけです。

こうしたことが、後あとの「人の目線が怖い」という感情の原因になっていきます。

厄介なのは、他人から指摘されてすぐに症状が出るのではなく、かなり時間が経過していることもあるため、直接それが原因であると認識できない人もいるのです。

さて、それではこうした「人の目線が怖い」なんていうことがなくなるような、メンタルトレーニングには、どんなモノがあるでしょうか?

是非試していただきたい方法として、鏡やビデオをうまく組み合わせる方法があります。

それから、誰か一人、協力者も必要かもしれません。

親しい人など、緊張せずに接することのできる相手が良いでしょう。

先ほども、触れましたが、「人の目線が怖い」と思っている人の気持ちの中には、「自分がおかしなことをしているので、人から注目を浴びてしまう」というものがあります。

そこで、あなたが、その人と会話をしているところなどを、ビデオに撮影します。

カンタンな、短時間の会話で大丈夫です。

会話の相手に撮影してもらっても構いませんが、できれば、三脚などを用いて、会話の相手と自分とを同時に撮影してもらうといいですね。

これは、あとからビデオを見返して、会話の相手と、自分との行動に何か大きな差があるかどうか、知ることができるためです。

実際に、あとからビデオを見ると、自分が意外に変な動きをしていないことがわかりますし、人から注目を浴びるほどのなにものでもないことが理解しやすくなります。

これを繰り返すと同時に、「人の視線が怖いが、外出は可能」という状態であるのなら、どんどん外に出て、人の顔をこちらが見ることです。

怖いので、たいてい外出時は、人の顔なんか見ないで、下を向いて歩いていることがほとんどですよね。

マスクをしてることだって多いと思います。

ところが、人の顔を思い切って観察してみると、その目が意外に自分には向いていないことを理解できるものです。

すれ違う人、人、たくさんの人がいますが、あなたが普段歩くときに、他人ではなく前を見たり、足下を見ているのと同じように、他人も、あなたではなく、自分の前や足下を見ているもの。

それは、あなた自身が自分の目でよくよく観察して、初めて理解できるのです。

人を怖がらなくなるメンタルトレーニングについての話はいかがでしたか。人への怖れを手放すためのヒントを知りたい方はこちら

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