あがり症で人見知り。カウンセリングは有効ですか?

あがり症で人見知りなので、カウンセリングは有効ですか?と質問をいただきました。もちろんそうです。具体的にどう進めていくか、今回お伝えしていきたいと思います。ぜひ一緒に問題を乗り越えていければと思っています。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

あがり症を治す方法としては、投薬とカウンセリングがあります。

投薬は、確かに対処方法としては一定の効果を持ちます。

今出ている症状の緩和には効果がありますが、それは症状を一時的に抑え込んでいるにすぎません。

カウンセラーである私達からすると、根本的な解決にはなっていません。

あがり症を改善するためには、なぜあがり症になってしまったのかという原因、どのような場であがってしまうのかという状況判断が必要となってきます。

そして、心の問題である以上根本的な問題を解決しない限りはあがり症を改善することはないと私達カウンセラーは考えています。

そういった意味で、カウンセリングは一番有効な方法だと言えるでしょう。

あがり症のクライアントさんは、カウンセリングに来ること自体を悪いことだと考え、変な奴だと周囲に思われるのではないかと心配しがちです。

カウンセリングに対しても、偉そうな先生がふんぞり返って話を聞いているイメージをもつクライアントさんも多いのです。

実際は、カウンセラーはもっと皆さんの身近にいる存在なのです。

もちろん、嫌なことを無理やり聞くことはありませんし、カウンセリング中に話したことは例えクライアントさんの親御さんであっても話すことはありません。

もっと気軽に私達を訪ねて欲しいのです。遠方の親せきを訪問するイメージでしょうか?

私達カウンセラーはどんな時もクライアントさんの味方です。

とは言え、どのようなカウンセリングが行われているのか不安に思っているのもよくわかります。

ここでは、どのようにカウンセリングが行われるのか段階を追って説明していきたいと思います。

1.まずは連絡を!

多くのカウンセリングルームでは予約制になっています。

不安な待ち時間を減らす意味と、決められた時間はクライアントさんと向かい合いたいという私達カウンセラーの願いもあります。

実は、あがり症のクライアントさんにとってこの作業が最も苦痛な作業なんです。

面識もないところに電話すると言った行為自体、緊張してしまいますよね。

電話をすることができれば、まずあがり症改善のステップの半分はクリアできたと私は考えています。

2.1回目のカウンセリングを受けましょう。

クライアントさんには、カウンセラーを選ぶ権利があると私は思っています。

最初のカウンセリングでは、どんな場合にあがってしまうのかなど聞かれると思いますが、まず、担当カウンセラーを観察して欲しいのです。

何となく好きではないと直感的に感じたら、遠慮なくカウンセラーを交代してもらいましょう。

自分が信頼できるカウンセラーでないとその効果は半減してしまいます。

また、1回目のカウンセリングはお互いを知るという意味合いが強いので、言いたくないことは「言いたくないのです」と言ってもらって問題ありません。

3.本格的なカウンセリングに入っていきます。

あがり症の根本に眠る原因を追究することになります。

質問者の原因が、幼少時代のトラウマにある場合は少し辛い作業になるかもしれません。

ですが、この根本原因は必ずあるのです。

私のクライアントさんの中には、幼少期にピアノの発表会であがって失敗してしまい、母親に叩かれたことがきっかけになっていた女性もいました。

これらのきっかけを明らかにし、「緊張することは悪いことではない」、「あがってしまうのは誰でもそうだ」ということを学ぶ作業を行います。

カウンセリングには、様々な方法があるのですが、私は「森田療法」と呼ばれる方法を用います。

簡略に言うと「あがることは普通のこと」であり、それを無理やり閉じ込めることで「とらわれ」過ぎているのが今の状況です。

ですから、「とらわれ」を開放してやり、「あがっている」状態で何ができるのかを考えるのが「森田療法」です。

今まで「あがる=悪いこと」と考えがちであったクライアントさんには、驚きの療法だと思います。

最初は同じような悩みを持つ人たちの中で「グループ療法」を行うこともあります。

少しずつ改善が進んでいけば、あえて人が多いところに行ってもらうこともあります。

スモールステップを踏むことで、自分がいかに「あがっている」ことに囚われていたかを知ることができるのですね。

4.それではどうすればよいのかを考える

「あがっている」自分に慣れたら、それでは何ができるのかを考えてもらいます。

例えば知らない人と話すのが苦手であれば、スーパーやコンビニエンスストアで店員さんと話すことからはじめてもらいます。

赤面してもいいのです。声が震えてもいいのです。

「話せた」という行為が非常に重要なんです。

感情に働きかけるのではなく、行為自体に話しかける行為を「行動本意」と言います。

これらの経験を積むことで、あがり症は少しずつ改善に向かっていきます。

このようにカウンセリングは1回だけで効果のでる方法ではありません。

ですが、あがり症の根本原因に迫ることによって、少しずつ心を開放していく療法です。

「焦らず、急がず、自分を責めず」一緒に前を向いてみませんか?

カウンセリングはあがり症に最も効果のある方法の1つだと思いますよ。

あがり症はカウンセリングが有効という話はいかがでしたか。自分の心を軽くするヒントを知りたい方はこちら

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