人の視線が気になり、不安にも。あがり症の治し方とは?

人の視線が気になる、それのせいで不安になる。こういったあがり症の治し方として有効な方法があります。人の視線を気にするなというだけではどうしても無理があります。だからまずは自分と向き合い認めていくことが大事なんですね。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

何だか他の人に見られている気がする・・自分の行動をチェックされている気がする・・質問者はそう感じているのではないでしょうか?

このような症状は「視線恐怖症」とも呼ばれ、対人恐怖症の中の一つのです。

「視線恐怖症」には、質問者のように「他人の視線」が気になるタイプと「自分の視線」が他人にどのような思いをさせているのか気になるタイプのものがあります。

これら2つのタイプは表裏一体であり、2つの悩みを訴えるクライアントさんも少なくはありません。

〇「視線恐怖症」はなぜ起きる?

性格的な要因や生まれ育った環境など様々な要因があるとは思いますが、他のあがり症と同様、「他人の評価が気になり過ぎるため」起こると考えられます。

自分が失敗したらダメな奴だと思われるのではないか、できない奴だと思われるのではないだろうか、そんな思いが根底にあり心の問題にまで発展してしまうのです。

そのような状態なので、「視線恐怖症」のクライアントさんは、自分自身に自信の無い方が多いです。

自分がすてきだから他人が自分を見ているとはまず思うことができません。

サングラスをかけたり、前髪で顔を隠したりと視線を外す格好をしていることも多く、その容姿ゆえ、さらに注目されることになり、クライアントさんの緊張状態が悪化してしまうことも少なくはないのです。

ここでは、私のクライアントさんを症例として取り上げ、治し方を紹介してみましょう。

〇神崎さん(仮名)18歳 女性の場合

神崎さんは、進学高校に通う高校3年生の女子高校生です。

幼少期より、教育熱心な母親に育てられ、成績優秀な優等生タイプでした。

学業面では全く問題はなかったのですが、その一方で友人関係につまずくことが多く、中学校の時にはクラスの女子から無視をされるというイジメに近い被害を受けたこともあります。

高校は進学高校に入ったのですが、完璧をよしとしていた今までのスタンスが通用しなくなります。

どれだけ勉強をしても上位に行くことは難しく、自分はダメな奴だと皆笑っているのではないかという不安にさいなまれるようになります。

そのうちお弁当を食べる時にも、人の視線が気になり始め、食べ方がおかしいと思われてはいないだろうか、こんなに食べると思われるのではないだろうかという考えに囚われはじめ、高校生活を送ることが難しくなってしまいました。

薬を飲んだこともあったようなのですが、効果が切れた時の落ち込み具合がひどいのと、ずっと飲まなければいけないことに不安を感じて私のカウンセリングルームを訪れてくれました。

当初、神崎さんは私の視線も不安だったようで、前髪で顔全体を隠すスタイルとしていました。

まず、神崎さんに「人の視線が気になることは必ずしも悪いことではない」ことをお伝えしました。

カウンセラーである私でさえ、人の視線は気になります。

無理やり「人の視線を気にするな」と言っても、それは無理な話です。

気にすればきにするほど「人の視線は気になって」しまい、さらにあがってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

「人の視線は気になって当たり前なんだ」ということを認めることから改善は始まります。

そこから生じる「不安」や「心配」をあるがままに受けいれ、どのような行動をとっていくのかを一緒に学んでいきました。

そして、一緒にレストランでランチをしました。

他人の視線が気になる神崎さんにとっては苦痛を伴うことではあったと思いますが、「恐怖突入」と呼ばれるものであり、あえて自分の苦手な状況におくことで、それまでの認識は間違いであったと理解することを目的としています。

不安に襲われることもあると思いますが、それでOKなのです。

「行動本意」と呼ばれる考えであり、不安を取り除く必要は全くなく、不安を抱えた状態で何ができるのか、自分の行動は正しいのかを再認識してもらいました。

はじめは、落ち着かない様子の神崎さんでしたが何度か場数を踏むうちに「自分のことは対して人は気にしていないのではないだろうか」と考えることができるようになってきたと述べています。

自分の中の不安と折り合いがついた瞬間だと言えるでしょう。

〇受け入れる

このように、「人の視線は気になること」に無理に蓋をする必要はありません。

誰しも人の評価は気になり、少しでも自分を良く見せたいと思うのは自然なことです。

ですは、実際問題、周囲は質問者のことをそれほど気にはしていません。

そのことを認識した上で場数を踏む。

これが人の視線が気になる質問者への改善方法だと思います。

はじめのうちは、不安のあまり心臓がバクバクしたり、顔が赤くなったりするかもしれません。

でも、それでよいのです。

不安から逃げてばかりでは、「人の視線」から逃れることはできません。

不安から逃げず、向き合うことで「緊張している自分」を受け入れることができるようになってくるのです。

あがり症の治し方についての話はいかがでしたか。不安と上手に付き合うコツをもっと知りたい方はこちら

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