極度の心配性で追い詰められるとパニックに。治すためには?

極度の心配性で追い詰められるとパニックになってしまう…こういった問題を治す方法はあります。それは成功体験をつんでいくことなんですね。そしてまたほら大丈夫という安心を得ていくことが解決のカギにもなってきます。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今日は、「割とぶっとんだ妄想をしてしまい、不安になって、勝手に追い詰められてパニックになってしまいます。治す方法はないでしょうか」
というご相談に、お答えしていきたいと思います。

うーん、割とぶっとんだ妄想、一体どんな妄想なんでしょう?

気になってこの女性に、お伺いしたところ、とりあえず今は目の前に起こる可能性が少ないかな……というようなお答えが返ってきました。

例えば、高層階でエレベーターの中に閉じ込められる。

まあ、ありそうですが、大体ないですよね。

あるいは、観覧車やタワーの展望台にいるときに、足下が抜ける。

これも、なかなかないですよね。

観光地で、吊り橋を渡ろうとしたときに、自分の番で吊り橋が落ちてしまう。

まあこれも……なかなか……ないですねえ……。

とはいえ、例えば観光地で吊り橋を渡ったりするときは、誰しもちょっとくらいは、「うわ、これ落ちたらまじヤベェ」とかって、考えたりするものですよね。

私も少なからず、谷底の川を見ながら、「これ落ちたりしたらはんぱないわー」と思ったりもするものです。

但し、なかなか現実にならないのがこの手の不安というもので、大体の人はそれが認識できるからこそ、「はんぱないわー」と思いながら、平気で渡っていくものです。

中には高所恐怖症とかで、渡れない! というケースもあるものですが……

そうそう、高所恐怖症といえば、バンジージャンプというものがありますよね。

心の問題というほど重大ではない「恐怖症」レベルなら、バンジージャンプに挑戦することで、無理矢理に恐怖症を克服してしまう人も実際にいるようです。

これは、心理学的にも一理ある方法で、つまり、無理矢理にでも、成功体験を積むわけですね。

〇大丈夫という結果を得ていく

例えば、高所恐怖症を克服するのに、高いタワーの上にのぼって、ガラス張りのところに足を乗せてみる。

これ結構大変なことです。

実行するまでに時間もかかります。

尻込みしている間に日が暮れてしまいますね。

しかし、バンジージャンプになると、頑張って昇って、器具を装着してしまえば、落ちるのは一瞬なので、ムリムリ、あー、やっちまった、あ、生きてた、大丈夫だ! 

と、生還できたことに味を占め、もう大丈夫だ! となる場合がかなり多いのです。

これは、高所恐怖症のケースですが、妄想パニックの場合は、少々違う対応を迫られます。

というのは、「吊り橋が落ちちゃうかも」という妄想の場合、「吊り橋が落ちるが生き残る」という成功体験を、することはまずムリです(あたりまえですが)。

ということは、本人は「吊り橋が落ちて死んじゃう」ことが心配なわけですが、「吊り橋が落ちなかった!」という成功体験を積むしかないわけですね。

この妄想には、パニック発作が絡みます。

無理矢理、観光地に行って吊り橋を渡ろうとしても、パニックを起こしてしまいますね。

そして、パニックを起こす本人には、パニックを起こして、動悸や息切れやめまいのせいで死んでしまうかもしれない……という不安もあるわけです。

しかし現実には、パニック発作の結果死に至ることも、まず、ありません。

ですから、本人には、「パニックを起こしても大丈夫だ」というところを認識してもらうことから始めます。

何をするにしても、パニックが起こるということは、隣に身近な人にいてもらうと本人としては安心なのですが、心配性でパニックになるよー、という場合には、あまり誰かにいてもらうことに、こだわらなくても大丈夫だと思います。

まずは、万一パニックが起こっても、死んだりしない! と認識すること。

それを心に思い描いてから、不安なシーンを具体的に思い描いて、イメージトレーニングをします。

ベッドの上など、ラクにできる場所でイメージトレーニングを行うのも、おすすめです。

最初から寝転がっておけば、倒れてしまったらどうしよう……という余計な心配も防げますものね。

それから、あなたが想定する、「よくない事態」を、想像してみることです。

〇恐怖を敵視しない

私は、例えば吊り橋が落ちてしまうことを例にあげてここまでお話しましたが、エレベーターの中でもいいし、高いタワーの上でもいいですし、その他、他人にはわかりづらい、まあまああり得ないシチュエーション、なんでも結構です。

割と詳細に想像してみます。

しかし、その一方で、想像した上で、あなたが無事に家に帰ってくるところまで(あるいは、吊り橋を渡り終えたり、エレベーターを降りるところまで)を、想像してみます。

つまり、エレベーターの場合は、高いところで止まったり、落ちたりすることが心配でパニックを起こしてしまうわけですが、想像の中でエレベーターを停めたり、落としたりしないで、無事に地上階へおろしてあげてください。

頭の中では「おちる!」と「大丈夫!おちない!」が、しばらくせめぎ合うことと思いますが、それで結構です。

あなたが心配になることについて、シミュレーションで成功体験を積むのです。

これは、例えばエレベーターや吊り橋など、いきなり現地に行って成功体験を積もうとしても、なかなかできません。

また、妄想のレベルがエレベーターや、吊り橋を越えてしまったときは、実際の成功体験を積みようがない……ということになってしまいます。

ですから、まずは想像力の中で、「結局大丈夫だったんじゃん!」という体験をしてみることです。

それも、最初は想像することさえ成功しないかもしれませんが、数を重ねて、度々「無事だった想像」をすることで、不安は少しずつ小さくなるものなのです。

極度の心配性からくるパニックを治すための話はいかがでしたか。心の問題を解決していくためのヒントを知りたい方はこちら

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