極度の心配性で人目が気になり外出できず。改善方法は?

極度な心配性から人目が気になってしまった。心の問題が影響しているんですね。この状態から改善させるためにはやはりそうなってしまった原因を探してみることが大切です。いったい何が自分をこうしてしまったのか突き止められると改善方法が見えてくるかもしれません。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、こんなご相談がありましたので、どうしたら良いか、考えてみたいと思います。
そのご相談とは……

「私は極度の心配性です。家の外に出ただけで、みんなが私のことを見ているような気がして仕方ありません。最近では怖くて外出することができなくなり、外に出ることも必要最低限になっています。改善方法はありますか?」

この現象、思い込みは、「注察妄想」と言われることもあります。

注意、観察の意味ですね。「視線恐怖」とも言います。

程度がひどくなると、統合失調症という心の問題の一環として考えられてしまい、自分自身でも、「他人から見られているような気がするけど、多分気のせいだよね……」というところから、「他人から見られてるに違いない!」という方向へ、思考が飛躍してしまうのですが、まだ「多分気のせいだよね……」と思っているうちは、妄想そのものというよりも、神経質で細かい対応が必要、というレベルです。

この、ご相談の女性のケースも、妄想の段階に達してはおらず、ストレスがかかっている、神経を尖らせている……という状態ですので、細やかな対処をすることで改善を期待できる可能性はあります。

ただ、既に外出が最低限になっている、とのこと。

外に出たいときに出られない、あるいは出る必要があるときに出られない……というような状態になってくるとこれはもう生活に支障を来してしまいますので、心の専門家への相談も考えたほうが良いかもしれません。

〇原因を探ってみる

さて、この、外に出ると誰かが見ている……という心配の原因は、一体どこにあるのでしょうか?

一部には、過去に実際に、ストーカー被害にあったことがある、などの経験を持つ人もいます。

このようなケースでは、ケースバイケースの対応が必要になることもあるので、やはり心の専門家の意見をあおいだほうが良いでしょう。

それ以外の原因では、心の根底に、育ち方や、育てられ方に対する負い目や、自信のなさが存在していることもあります。

原因はこれに違いない! ということは言えませんが、自分が育ってきた過程の中に、周囲や友達の家庭とは違って自分が親から大切にされなかった……とか、幸福感のない家庭であった……とか、常に周囲やきょうだいを羨ましいと思い続け、自分自身の家庭に充足感を感じることができなかった……というようなことがあると、自分は笑われている、悪い意味で周囲からの注目を集めている! 

という考えに結びつき、外出が怖い、心配……といった考え方に至ってしまうこともあります。

似たような形で、家庭には不満はなかったけれども、学生時代にいじめに遭った経験がある……ということもありますね。

いじめにまでは至らなかったけれども、なかなか心を開ける友人ができず、自分の意見を述べることもできず、人とのコミュニケーションに障害を感じていた……というケースも、実際多いですね。

いずれにしても、共通事項としては、自分に対して十分な信頼感がない、ということです。

「原因は、ともかくとして、この先のことを考えよう」という考え方もあるのですが、心の問題、特に人の視線が怖いという場合には、オオモトとなった原因をよく考えることで、心配性が解消していくことがあります。

ですから、色々な、人それぞれの原因があるのですが、自分にとっての「現在の恐怖を創り出している原因は何だろう?」と、ぜひ、考えてみてください。

実際にあった例では、よくよく思い返して、幼少期にまでさかのぼって、よくよく考えると、「誰の視線でも怖いということではなく、子どもの頃、父親の視線が怖かった」という結論にたどり着いた方もいらっしゃいます。

子どもの頃から、父親に冷たい視線を浴びせられ、怖い、また父親に理解してもらえない、という気持ちを強く抱えたまま育ったことが、よく考えるとわかりました。

そして、そんな父親の強い意見を受け入れざるをえず、子どもとしての本当の気持ちをいつも隠したまま育ったのだ……ということも、人目が気になるということをキッカケに、初めて気付いたのです。

そのケースでは、お父様はまだ健在でしたが、大人になってよく考えると、父親もまた、歪んだ育てられ方をした、傷ついた人なのだということが理解できました。

そして、「人の視線が気になるようになった理由」と、その理由となった父親を「理解したこと」を境に、その方の心配性は徐々に回復に向かったのです。

このように、先のことが大事とはいえ、原因をスルーできないのが、人目が気になる、あるいは心配性という症状です。

原因がわかったら、その出来事に向き合ったり、原因となった出来事の当事者……さきほどの例で言うと父親ですね……の生い立ちや、心境に向き合ってみると、氷が溶けるように、心配事が解消していくこともあります。

人目が気になることが、「気のせいだ」と認識できるのなら、気になる、心配する自分に「そんなことない、大丈夫」と言い聞かせると同時に、そうなった根本的な原因についても、探ってみるとよいかもしれません。

極度な心配性から人目が気になる場合の改善方法についての話はいかがでしたか。マイナス思考をプラスに変えるコツを知りたい方はこちら

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