極度の心配性でストレスを溜めやすい。どうしたらいい?

極度の心配性な方って昨今珍しくありません。あまりに心配しすぎてストレスも溜まってしまいます。そうなる前に対策をたてるべきなんですね。今回はそういったストレスを溜めないための方法をいくつかお伝えしていきます。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、「極度の心配性で……」という男性からのお悩みに、お答えしたいと思います。

心配性ね……。わかりますよ。私もそうです。ただ極度というほどではありませんが、心配は心配ですよね、色々と……。

例えば、私の場合は、今小さな子どもを育てているので、よく心配になるのが、デパートなどに行って(スーパーもそうですが)、

勝手に走り出していってしまうことがあるので、誰か怪しい人に連れて行かれたりしないだろうか!? ということ。

うーん、おヨソから見たら十人並みでしょうが、親から見れば我が子は連れていかれそうなほど、かわいいですからね(笑)

しかし、そんな我が子についての心配で、もっと心配なのは、勝手に走り出して、よそのお子さんや、おじいちゃま、おばあちゃまにぶつかったり、ご迷惑をおかけしないだろうか(いや、する!)ということです。

専門用語で、心配性は、「予期恐怖」なんていう言葉で呼ばれたりします。

あまりに心配性で、自分は病気なんじゃないだろうか……と不安になる人もいます。

さっき挙げたような、私が子どもの心配をするようなものは、いつも心配ではあるのですが、言ってみれば「心配あるある」でして、病気というほどのものではありません。

しかし、これが「いつも不安」「頭から離れない」「不安が不安を呼ぶ」「不安すぎて生活がままならない」というレベルになると、それは「不安神経症」という、心の問題かもしれません。

「うつ」に近いような、類似したようなものですね。

そして、その中間……つまり、すごい楽観的でもないけど、いつもいつも不安が頭から離れなくて生活できない……っていうほどでもないけど、とにかくいっぱい不安があってストレスぱんぱん! という人が、実は日本にはすごく多いんです。

一説によれば、それは「日本人の民族性である」とも言われています。

あるアンケートによれば、「あなたには何か心配ごとはありますか?」

という質問に対して、約9割の日本人が「はい」と答えているそうです。

え? 心配ごとくらい、普通あるでしょ? って思いますよね。

ところが……この数値、アメリカでは7割。オーストラリアで6割。中国に至っては、「はい」と答えた人が3.5割……。

(参考:http://nikkan-gaishi.com/RMAnxiety1.html)

日本人は、心配性なのです!!(笑)

また、別の局面から見れば、日本人の遺伝子には、「セロトニントランスポーター遺伝子」という遺伝子を持っている人が、世界で一番多いのだと言われています。

この遺伝子は、不安とか心配、神経質な遺伝子でして、やっぱり、日本人には強い不安を持つ人が多いのだということを暗示する調査結果が出ています。

〇溜め込まずに吐き出すと楽になる

さて、それでは、心配性が国民性だとしても、それでストレスを溜めやすくなってしまう場合、どうしたらいいのでしょうか。

まずひとつ、言えるのは、「不安は誰かに話すと良い」ということです。

よくいませんか? 高齢の女性に多いのですが、日常のなんともない、他人から見たらしょーもない不安をしゃべってくる人。

まあ……お姑さんなんかに、多いわけです。友達にも、よくいます。

でも、その手法自体は、間違いではなくて、人間の心は不思議なもので、口に出して、誰かにしゃべると、心が軽くなるようにできています。

これは、何も不安だけに限ったことではなくて、ヒミツとか、そういった何か心の中に押しとどめておきたいようなものなら、何でもそうなんです。

だから、空き瓶とかツボにヒミツをしゃべる、なんて話が昔から、あるわけですね。

不安の場合は、解決方法がある場合も、ない場合も、できればツボではなく、人に話したほうが良いでしょう。

運が良ければ、なにか解決方法が見つかるかもしれませんし、そうでなくても、日常のなんともない不安というのは、誰かに話をすることや、「大丈夫よ」なんて言ってもらうことで、ちょっと心が軽くなったりもするものだからです。

昨今、孤立しがちな子育て世代の母親たちが、子育てサロンや児童館などに集まって仲間を求めるのは、まさにこの傾向のあらわれで、子育ての尽きない不安を語り合える相手を求めてのことですよね。

お互いに、不安を吐きだし合って、同じ子育てをしているという立場なので、もしかしたら相手が解決方法を知っているかもしれませんし、そうでなくても、「そうだよねー」っと、同じ感情を分かち合ったり、「きっと大丈夫よー」なんて、励まし合ったりするわけです。

小さな赤ちゃんを持つママたちは、きっと、そのことが有効だということを知っているんですね。

ちょっと昔までは、同居の母親や姑と分かち合うことができた、些細なことも、なかなか言い合うことができなくなっているという表われ、とも言えますが……

ただ、こうしたことは女性にはよくあることですが、男性にはさほど多くはありません。

自分の不安や心配を外に出せない男性は多いのです。

格好悪い! とか思ってしまうんですよね。

でもね、それが不安で押しつぶされそうなら、本当に押しつぶされてしまったら元も子もないわけですから、とりあえず旧友と飲むとか、人と話をする機会を、つくることですよ。

〇自分にあった解消法を探してみる

もうひとつの方法は、「書き表す」ということです。

これは、男女問わずカンタンにできるので、おすすめです。

誰かに話すのが難しいようでしたら、お手持ちのツボやタッパーでもいいですが、ブログや日記という方法もありますよ。

インターネット経由でしたら、誰かが見つけて、相談にのってくれるかも……。

いずれの場合も、最終目的は、体内だけにとどめて置くのではなく、体外に出して発散することです。

体外に出すと、自分の不安をある程度客観的に眺めることができるようになりますね。

すると、不安に思った後、その結果がどうなるのか? 不安に思うことによって安全になるのか?(たいていの場合、心配したからといって、それが解決するようなことはない)ということが冷静に考えられるようになり、

「こんなことは、考えていてもしょうがないことだ」ということが理解できることも。

これによって、不安と、それに伴うストレスが解消していく可能性があります。

心配性によるストレスは、日本人の多くが抱え込んでいますし、いつ爆発してもおかしくない種類のもの。

溜めてしまったものは、外に出す!

これを鉄則として、やってみてくださいね。

極度の心配性からくるストレス対策についての話はいかがでしたか。不安を取り除くためのヒントを知りたい方はこちら

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