自分は完璧主義でノイローゼになりやすい。どう自分とつきあっていけばいいですか?

完璧主義、優しい方や真面目な方ほどこの傾向が強いと感じます。ですが、完璧を求めすぎてノイローゼになっては大変です。もう少し肩の力抜いても大丈夫ですよ。自分をもう少し楽にしてあげていいのです。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

何事にも一生懸命なあなたはとても素晴らしいと思いますよ。

そして、完璧主義であるということをわかっていること自体、今後、もう少し肩の力を抜いて過ごせる一歩を踏みだしていると言えるのではないでしょうか。

まず、ここでは完璧主義がどのようなものなのかを再度確認してみましょう。

完璧主義者には大きく分けて3つのタイプがあると思われます。

1つ目は、理想とする自分にどこまでも近づこうと厳格な「自己指向型」です。

自分はこうあるべきだという思いが強すぎて、少しでも外れてしまう自分が許せず、自分自身を責めてしまうんですね。

2つ目は、他人の目にうつる自分が完璧であって欲しいと願う「社会規定型」です。

判断基準が、自分か他人かによる違いがあるものの、この2つのタイプは自分に厳しいタイプの完璧主義者だと言えます。

3つ目は、自分以外の他人に完璧を求める「他者指向型」と言われるものです。

自分の判断基準がすべてのため、少しでもその判断基準から外れるものを容赦なく批判する傾向があります。

質問者の完璧主義タイプは1つ目か、2つ目ではないでしょうか。

自分に厳しすぎるがために、生きにくい状態に陥っているんですよね。

完璧を求めて努力することは、けっして悪いことではありません。

努力できる人間であるということは、人間を成長させる上で非常に重要であることであり、誇るべき魅力です。

でも、いつも完璧では苦しくなってしまいますよね。

ここでは、そんなあなたの短所でもあり、長所でもある完璧主義とどのように付き合っていくかを考えてみましょう。

私のクライアントさんに、はな子さん(仮名)という27歳の新米ママさんがいらっしゃいました。

ここでは、はな子さんのカウンセリングの様子を例に取り、完璧主義との付き合い方についてお話ししてみましょう。

<カウンセリング事例 はな子さん(仮名 27歳)の場合>

はな子さんは、旦那さんの転勤で本地に引っ越してきた最近赤ちゃんが生まれたばかりの新米ママさんです。

はな子さんのご両親は早くに亡くなっており、旦那さんのご両親も遠方で身内の支援も受け入れられない状態でした。

旦那さんも毎日遅く、ほぼ毎日、一人で育児をしていました。

「周りの人に引けをとってはならない」、「両親がいないからあそこはダメだと言われたくない」、「よいママだと言われたい」常に考えて過ごしていたと述べています。

ですが、実際、赤ちゃんは自分の思い通りにはなってくれません。家事をしたくても泣けば抱き上げなければいけません。その間、家事はストップしてしまいますよね。

はな子さんは、どうしてもその状態を受け入れることができず、自分の理想とするママさんになるため、睡眠時間を削って家事をします。

心も体も疲れ切った状態の家事は、なかなか思い通りにはかどらず、そんな自分にいらだち自分を思い詰める毎日が続き、育児ノイローゼの状態になってしまいます。

「自分は親になる価値はないのではないのか」まで思い詰めているはな子さんを心配して旦那さんと一緒に訪れて下さいました。

この中で、ノイローゼという心の問題に発展したのはやはり、はな子さんの完璧主義傾向があったことは間違いありません。

はな子さんは、

・こうなりたいという理想のママさん像があった

・昔から努力家であり、目標に向かって努力をしていた

・困った時、他の人に助けを求めるのが苦手であり、できない。それは、助けを求めれば自分の評価が下がると思っていった

という思いが根底にあります。

努力家である一面は十分素晴らしい特性ではあるのですが、もう少し楽になる考え方を提案しました。

「人はスーパーヒーローではない」

何でも完璧にこなしているスーパーヒーローにあこがれるのは分かりますが、ヒーローは架空の話、実際の人間は、失敗することもありますし、落ち込むこともあります。

弱い面も含めて人間なのです。はな子さんも人間です。

失敗して当然なのです。失敗をしない人間の方が怖いと思いませんか?

「人はあなたが思うほどあなたのことを気にしていない」

はな子さんも含めて、完璧主義者の人は他人の評価を気にする傾向が強いです。

他人にできない奴だと思われるのが何より怖いんですね。

ですが、人は自分が思うほど気にかけてはいません。

例えば、今日あなたが会った人がどのような洋服を着ていたか説明できますか?

おそらくできないと思います。

あなたが、他人のことを気にしていないように他人もあなたをさほど気にしていないのです。

「助けてと言うのは恥ずかしいことではない」

自分の大親友が困っているのがわかっているのに、何も言ってくれなかったら寂しい気持ちにはなりませんか?

周囲の人もあなたが助けを求めてくれないことを寂しく思っているのかもしれませんよ。

困った時に、助けてというのは恥ずかしいことではありません。

月並みですが、人間は一人では生きられません。

助けてもらったら、次は自分が人の役に立つ。

ギブ&テイクの精神で過ごしてみませんか?

肩の力が抜けていくのがわかると思いますよ。

完璧主義とノイローゼの話はいかがでしたか。完璧主義を手放してもっと自分を楽にするためのヒントを更に知りたい方はこちら

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