私の職場には怒りっぽい人がいます。正直面倒と感じてしまうことがある。どう付き合うのがいいですか

怒りっぽい人、確かに様々見かけることがあります。仕事上つきあう必要があると確かに大変です。怒りっぽくなるには何かしら原因はあります。その原因についてお話しをしていきます。それを知って上手に付き合っていってくださいね


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、こんなご相談をいただきましたので、ご紹介しますね。

「職場に怒りっぽい人がいて、付き合い方に困っています。気に入らないことがあるとすぐに機嫌を損ね、機嫌をとってもらわないと元に戻りません。ですから、その人の気に入るようにものごとを進めるように気遣ってはいるのですが、正直面倒です……。どう付き合ったらいいでしょうか」

ということで、要するに、怒りっぽい人の扱い方に困っちゃう……というご相談です。

まあ、よくいますよね。

今回は、怒りっぽい他人の扱い方について、一緒に考えてみましょうね。

〇なぜ怒りっぽくなるのか?

怒りっぽい人の、怒りっぽい原因というのは、いくつかあると思うのですが、「自分の思い通りにならないと怒る」というタイプは、言い換えれば、「承認欲求が強い」タイプです。

承認欲求というのは、他人から(時には、他人ではなく自分が対象になることもありますが)認められたいと思う気持ちのこと。

その気持ちが強いと、自分が、常に、他人より上の立場でありたい、という要求につながってしまいます。

その心の奥底を覗けば、「私はこんなに頑張っているのに、誰も認めてくれない」というような劣等感や、「私のいないところで、私の陰口を言っているのかも……」などという、他人に対する猜疑心、被害妄想が隠れていることがあります。

怒りっぽい人は、職場という環境ではともかく、プライベートでは他人から距離を置かれたりすることが多いので、自然に(キラわれている……)と感じ、やがて、ごく普通の生活にも、常に(他人から認められていない)という不安を持つようになります。

そこで、無意識に、嫌われていない証拠を探そうとします。

証拠といっても、実際には、今回寄せられたご相談のように、怒りっぽい人は内心嫌われていることが多いので難しいんですけれどもね。

心の安定のためには、嫌われていないよ! と思える証拠が必要です。

そこで、こうした寂しい心は、他人に対して過剰な要求をはじめます。

ようは、ワガママを言うわけです。

自分の思い通りの結果が出なさそうだと思うと、プンスカと怒って見せる。

するとまあ、今回のご相談者さんのように、気を遣ってくれる人がいれば、要求を汲んで言うことをきいてくれたり、ワガママを呑んでくれたりしますよね。

そこで、ああ、私の要求をきいてくれた。私のことキライじゃないのかな。キラわれてないのかなあ。と、安心します。

ところが、安心するといっても、その人が心の奥底に抱えている、根本的な不安が解消されるわけではありませんから、次も、またその次も、自分が他人からちゃんと認められているという証拠を集めるように、不機嫌になっては要求を叶えてもらう、機嫌をとってもらうことを繰り返すのです。

その背景には、「機嫌を悪くすることによって、機嫌を取ってもらったとしても、よそよそしくされてしまう」という現実もあります。

今回のご相談のように、表面的には機嫌をとってくれたり、思い通りにしようと努力してもらっても、その相手には冷たい視線で見られていることがほとんどですから、当然でしょう。

このような状態では、誰しも(できるだけ付き合いたくない……)と考えるのが自然ですし、まあ、わかりやすく言いますと、気持ちは伝わるものです。いちいち、ワガママを言われるほうとしては、ただの迷惑ですものね。

〇そうなってしまう原因とは?

どうして、このように、承認欲求が強くなってしまうのでしょう?

原因のひとつとして考えられるのは、育ち方。

根本的に、承認欲求を満たされるような育ち方をしていないケースが多々あるとのです。

親との関わり、周囲との関係といったものに何らかの問題があり、充分に愛されたり、認められたりすることのできない幼少期を送ったことが原因で、大人になってから、常に(誰かから認められたい……)という気持ちを持ち続ける。

これは、正直なところ、親から虐待されていたというケースもあれば、反対に、異常な愛され方をして、親の意思に沿うように育てられ、一見愛されて育ったように見えて、自分の意志というものを認めてもらえなかった(つまり、その人自身を見つめ、愛してくれなかった)ケースなど、様々なパターンがあるものです。

こうしたことが自分の怒りっぽさにつながり、結果として周囲の人を遠ざけているのだとは、本人も自覚できていません。

ですから、なかなか事態を解消するのは難しいことなのです。

学生時代に、良い友人と出会い、解消していく人もいますが、そうできないケースでは、難しい心を抱えたまま大人になり、仕事をすることも多いですね。

怒りっぽい人が職場にいる時、過剰に気を遣うことはないんですよ! 

あなたのほうが疲れてしまったり、それで(あの人はホントにもう、全く!)と内心思って冷たい視線を浴びせたりするのは、却って逆効果ですからね。

それよりかは、気遣いもほどほど、でも疎遠にはしないであげる。

ちょっと距離は置くけど、ニッコリ笑顔は向けてあげる。そんな風に考えたほうが良いと思います。

あの人ヤダナー、またワガママに振り回されるのか……と思っていると、その気持ちは相手に伝わります。

アンタのワガママには付き合わないよ、でもアンタのことキライじゃないよ。

そう思っても、相手には伝わります。

怒りっぽい人というのは、相手のことを基本的に信頼していません。

できないのです。つまり、嫌われない自信がありませんし、嫌われてもいいと開き直る勇気もないですからね。

でも、だからこそ、ちょっと大切にしてもらっている! と思うと、気持ちが違うときが出てきます。

上手にお付き合いして、スムーズな仕事環境を整えたいですね。

怒りっぽい人との付き合い方についてはいかがでしたか。心の学びに関する話をもっと聞きたい方はこちら

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