カッとなりやすい性格です。この怒りをコントロールする方法はないですか?

カッとなりやすい性格の方というのは割といるかと思います。この怒りという感情はちゃんとコントロールすることができます。性格だからしょうがないと諦める前にぜひこちらを読んでみて認識を変えてみてくださいね


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

こんにちは。心理カウンセラーの深海です。

怒りやすい人っていますよね。

私は、「カッとしやすい」とは対極の人間なのですが、だからこそこうして色々な人を見るお仕事をできるのだとも言えます。

カッとしやすい人からは、「どうしたら、カッとしないで生きられますか?」とお訊ねをいただくことが、よくありますよ。

今回、ご質問をお寄せ下さったのも、そんな方です。

怒りのコントロール方法を知りたい、ということでした。

〇怒りの発生源

いったい、どうして人はカッとしたり、怒りを覚えるのでしょうか? 

怒りというのは人間の、非常に原始的な感情です。

というのは、赤ちゃんを見れば、ようくわかりますね。

赤ちゃんは、生まれたばかりでも泣きますね。

そして、少し成長すると、笑うことももちろん増えますが、それよりむしろ、怒りを泣き声で表現する。

普通に不快感をあらわして泣いているだけのときも、周囲の大人が応対してあげなければ、だんだんに怒り始めます。

なんでそんなに怒ってるの~! と、お母さんはオロオロしますが、思い通りになるまで泣き続けるんです。

まあ、実際、言葉が通じない相手ですから、お母さんはこれでイライラしたりね……。

そう、ここには、「思い通りにならない」という、感情の谷が隠れています。

怒りの裏にあるのは、自分の思ったようにならない! 思い通りの結果が出ない! 

という、いわば欲求不満の感情なのです。これは、赤ちゃんでも、大人でも変わりません。

赤ちゃんは、不快感が解消されないから泣き、怒ります。

大人はさすがに、いきなり泣き出すことはありませんが、カーッとして、怒りが爆発してしまうわけなのですね。

〇理想と現実のハザマ

非常にわかりやすい例があります。それは、子育て中の大人によく見られる症状です。

子育て中の大人は、しょっちゅうカッとして、しょっちゅう怒り、しょっちゅうキレています。

お子さんにとっては非常に窮屈なことだと思いますよ。

でも、大人のほうは、子どもが、大人の思い通りにならないから、カッとなって怒っているのです。

スーパーでは、欲しいものをやたらとおねだりしてはいけない。

ショッピングセンターでは、通路が広く見えようが、走り回ってはいけない。

都度つど、教えているのに、子どもは言うとおりにしない。

本当は、子どもに「ちゃんと」「良い子に」してもらって、恥ずかしくないように、落ち着いて買い物をしたいですよね。

ところが実際には、アレが欲しいの、コレが食べたいのとゴネられたり、買い物をしたいのに通路を走り回ったりして、充分に買い物をすることもできないし、そのうえに周囲の視線も冷たい。カッとするわけです。

どうして、このようなことを言うかというと、私自身も幼い子ども、しかもかなりうるさいタイプの幼稚園児を、二人も連れ回す立場だからなのです。

世のお母さんたちの苦労が最大級によくわかりますよ……。

日曜日の特売なんて、もうウンザリ! 常日頃カッとすることはほとんどない私ですが、子どもが相手となると話は違います。

躾とアウトローのハザマで落ち込むことも、しばしばですね。

そう、こうしたイライラ、カッと! の背景には、「ハザマ」があるのです。子どもを相手にしている場合でも、そうでなくてもですよ。

理想と、現実との間に、ハザマがあって、理想に近づかない現実を見て、カー! っとしているわけなのです。

そして、「カッとなりやすい性格」というのは、子育てに限らず、何にでもカッとしてしまいますね。

まあ、子育てというものは別格です。きわめてカッとなりにくいタイプである私も、子育てになるとカッとします。

ところが、なんにでもカッとなりやすいタイプというのもいる。

もちろんこのような人が子育てをすれば、子どもには最大級にカッとしますよ。

あれほど、思い通りにならないものは他にありませんもの。

それから、会社に行けば後輩や部下にカッとしますし、家庭では子どもだけではなく、夫や妻にもカッとしますよね。レストランの店員にだって例外ではありません。

そういう人は、「ハザマ」が多いんです。こうなりたい、こうありたいという理想があって、現実はそうじゃないと感じることが多い。

それでも、目上の人に対しては、カッとすることがあっても、その感情をよく抑えて、言葉を飲み込んでいることがあるはずですよ。

上司、妻の両親や、夫の両親など。

誰彼かまわずカッとしてかみつくなんて人は、あまりいません。

ゼロではありませんが、多くはないでしょう。

だから、大多数の「カッとしやすい人」は、『私はカッとしやすい。これは性格だ。直らない。どうしようもない』と考えているものですが、そうではなく、ちゃんとコントロールできるものであることを、まずは認識しましょうね。

〇怒りの感情はコントロールできる

その認識ができたら、「理想と現実のハザマを埋める」作業にうつりましょう。

カッとする怒りの感情は、頭の中の「こうしたい」と、現実の状況とのハザマに納得できないからこそ、わき起こるものです。

本当は、理想通りの状態を目指せれば完璧ですが、そうもいきません。

なぜなら、世の中は、あなたと、あなたでない人からできあがっているから。

あなた自身のことは、あなたがコントロールすることができますね。

しかし、あなたでない人のことは、あなたがコントロールすることは、できませんよね。

ごく一部の例外を除いて、どんな赤ちゃんにも、どんな子どもにも、どんな大人にも、自由意志があり、選択する能力があります。

その人なりの、理想というものもあります。

そう、あなたにあるのと同じように。ですから、あなたの理想は、あなた一人の理想に過ぎません。

このことを忘れて、あなたの頭の中で、赤の他人をあなたの思い通りに動かそうとするから、ものごとが理想と違う方向に進み、あなたの頭はパニックを起こして、イライラ、カッとなるのです。

そもそも、あなたの持っている理想の中に、「あなた以外の人間は、想定外の動きをするものだ」ということを折り込みましょう。

また、あなたが行った何らかのものごとについても、あなたが予想したとおりになるとは限らない……ということを折り込んだ上で、予定や理想を持つのです。

こうすることで、想定外の事態に対する怒り、カッとする感情を、大部分コントロールすることができると、覚えておくと良いでしょう。

怒りをコントロールするという話はいかがでしたか。考え方の視野を広げるヒントを知りたい方はこちら

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