イライラに効果がある漢方があると聞きました。本当ですか?

漢方薬は体にそんなに負担をかけず回復させていってくれる薬です。自然界のものから出来ているので、より安心できるのもいいですね。心の問題にも効果のある漢方がいくつかありますので、今回はこちらをご紹介します


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、漢方に関するお問い合わせです。

「イライラに効果がある漢方があると聞いたのですが……」

はい、ありますよ! イライラに効果があると言われている漢方について、お話しましょうね。

編注:漢方薬の使用については薬剤師さんおよび専門の先生にご相談ください。
   ここではご紹介にとどめさせていただきます。
 

〇そもそも漢方薬とは

漢方薬がどういうものだかは、ごぞんじでしょうか?

漢方薬は、自然界に存在するものをそのまま、すりつぶしたりして作られているものです。

もちろん、粉薬状に整えられている部分はありますが、基本的には、草や木の葉っぱや根っこ、皮、実や種、あるいは動物の角ですとか、鉱物。そんなものでできています。

え、鉱物とか……! と驚くかもしれませんね! 

でも、意外と聞いたことはあるはずです。「生薬配合!」

そうそう、飲み過ぎのときにみんなが使ったりするアレです。

この、自然のものをすりつぶして作った薬を、「生薬」って言うのですよ。

つまり、飲み過ぎもそうなのですが、人間のカラダの中で、何かバランスが取れなくなって具合が悪くなったというときに、自然界にあるものを上手に利用して、バランスを取れるようにして不調を退けよう、というのが漢方の基本的な考え方なわけです。

ですから、単にイライラというのは病気とは言えないようなものですが、これは心身のバランスを整えることによって、回復の可能性がある。そこで漢方の出番というわけですね。

さて、それでは、イライラに効くと言われている漢方には、どんなものがあるかを見てみましょう。

といっても、種類はたくさんありますし、漢方では、他の身体の状態をみて、出される薬が変わります。

イライラ専門のお薬ではなく、複数の症状に対して同じ薬を使うのが漢方の特徴でもあります。

ですから、全部はご紹介できませんし、他の疾患で処方されている漢方薬と重なるかもしれません。

実際に漢方のお店を訪ねても、あなたの状態によって、どれが処方されるかもわからないと思っておいてくださいね。

1.血気盛んですぐにカッカとするようなタイプ。

ちょっと気に入らないことがあると、カーっと頭に血が上るっていう。

こんなときは、「黄連解毒湯」という漢方が処方されることがよくあります。

せっかちというのか、焦りが強く、しゃべるのも早口で、理由もなく慌てているような方が多いのです。

2.反対に、責任感が強く、なんでも完璧にやろうとするあまりイライラしてしまうタイプ

こういった方には「柴胡桂枝湯」という漢方が処方されたりします。

緊張感が非常に強く、張りつめた糸のような精神状態の方に、処方されることが多いようです。

3.すぐにイライラするわけではないのだけど、一度スイッチが入ると手が付けられないというタイプ

このようなタイプでは、「大柴胡湯」という漢方が使われます。

これは、イライラというよりは、「我慢のしすぎ」に対して処方されると思った方が良いかもしれません。

我慢強いタイプで、本来は息抜きが必要なのに、溜め込んで溜め込んで、急にイライラしてバーっと溜め込んだ何かが出てしまう……それはそれで問題ありですよね。

「大柴胡湯」の服用では、溜め込んだ緊張を緩和し、スイッチが入らないように抑制する作用を期待できます。

4.自制心があまり持てず、すぐイライラが顔に出てしまうというタイプ

そんな方には「加味逍遥散」が処方されることが多いようです。

この漢方は、神経症に対して処方されることも多く、要は精神の不安定に対して、これを安定させることを期待して処方されるわけですね。

割りと登場機会の多い漢方ですから、聞いたことがある! という方も多いはずですよ。

夕方疲れてくると、イライラする……という人もいますね。足腰が疲れると特にイライラします。

まあ、普通の人でもこれくらいはありそうなものですが、それにしても「ちょっとイライラしすぎかな……」と思ったら「知柏地黄丸」という漢方がありますよ。

高齢になるに従ってこの傾向は強くなっていくようなので、この漢方はよく、ご高齢の方に処方されることが多いようです。

疲れを軽減し、倦怠感を和らげると言われています。

以上、5種類の漢方をご紹介しました。

漢方の難しいところは、先ほども申し述べましたが、どの症状だったらこの漢方! と、必ずしも決まっていないところです。

ご自分にこんな症状があるからといって、「○○が処方されるのかなー」と思っていると、違うものが出されたりする。

その点は漢方のプロにご相談されると良いかと思います。

また、漢方を処方してくれるところは、意外に様々あります。

ドラッグストアで、ある程度の漢方が売られているのはご存知かと思いますが、イライラに効く……というのは、飲み過ぎや、脂肪のつきすぎとは違いますから、やはり専門店に行ってみたほうが良いでしょう。

一般的な病院の中でも、漢方の処方を得意とするところと、そうでないところがありますので、漢方の処方が希望でしたら、診察前に漢方処方があるかどうかを聞いてみることをおすすめします。

また、漢方はドラッグストアや病院ではなく、例えばデパートの中に入っている漢方ブースなどでも手に入れることができます。

お近くに、そのようなところがないか調べてみて、さらに、イライラに効くものが手に入るかどうか、調べてみるとよいでしょう。

イライラに効果のある漢方の話はいかがでしたか。感情のコントロールがうまくなるヒントを知りたい方はこちら

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