職場にいじめをするグループがいます。彼らのせいでどんどん人が辞めていきます。どうしたらいいですか?

職場のいじめ、様々な職種でありえることですが、こと介護職の現場は少々違うということがあります。きつい職場のため常に人員不足でもあります。そんな中で起きたいじめを解決していくための話をお伝えしていきます。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

職場のいじめは、学校のように終わりがほとんど見えず、一方で大人が行うだけに悪質なものも多いので、深刻なものが少なくありません。

今回のご相談もそのひとつ。ご相談内容は、

「職場にいじめをするグループがいます。彼らのせいでどんどん人が辞めていきます、どうしたらいいでしょうか?」

というものです。今日は、この、職場のいじめについて、掘り下げてみたいと思います。

いじめがあるだけではなく、人が辞めるというのは厳しいものです。辞めた人たちの仕事も、残った人たちで肩代わりしていかないといけませんので、いじめのターゲットになっていない人にとっても、職場環境が悪化することに。すると当然、ますます退職の連鎖を加速させてしまう結果になりますよね。

実は、このご相談は、介護職の現場から寄せられたものです。

介護職はそもそもが人手不足の業界ですから、人材の確保を名目に、職場内にいじめなどがあっても上司がトラブルを嫌い、一切おとがめなし、ということが多いようですね。

ましてこのケースでは、いじめグループは集団でのいじめを行っています。

上司からこれをとがめて集団での辞職……などということになると自分の首を絞めてしまいますから、放置することは珍しくありません。

〇介護の現場はシビアな状況でもある

また、介護の職場でのいじめというのは、実は、その他の業界とは一線を画している……という人もいます。

介護は、有資格者が「上司」になりやすい業界です。

ところが、この有資格者というのは、それなりに勉強をすることが可能な年代……つまり、20代30代の若い世代が多い。

すると、自然と、20~30代の上司に、40~50代の部下がついて仕事をしなくてはならないケースも多発しますね。

そこで、「若い上司が気に入らない」あるいは、「部下は年をくっているのに、ろくに仕事ができない」などと、トラブルのもとになっている。

同僚同士でも、知識・スキルのある人と、ない人との間で、世代ギャップをともなって、いじめが起きやすい環境がある、と考える人も多いようです。

つまり、これらの現実を総合して考えると、介護の現場では、お互いがお互いを尊重する姿勢ができていないと、相手をバカにする土壌ができあがってしまい、下手をするとこれが、集団でのいじめに発展する、発展しやすい。

と言うことができると思いますよ。

介護の現場のいじめは、「指導」という形で行われやすいものです。

仕事のできるほうが、できないほうに対して、厳しく指導する。

忙しく、またミスがあると人の命に関わる現場ですから、先輩の立場としても、失敗があってはいけない。

また人手不足の中、新人を早く育てよう……という気持ちがストレスとなり、余計に暴言を吐くようなことも。

いじめている方は、いじめているという認識ではないかもしれません。

「できない新人を厳しくしつける」……介護職の中には、そのような認識で仕事を行っている「先輩たち」も多いようです。

〇解決するためには

ですが、結局は、弱い立場の人や、まだうまく仕事をできない立場の人に対して、高圧的な態度で臨んでいることに変わりはありません。

「集団でいじめをしている」ということは、「いじめを受けている」人も複数になるのではありませんか? 

いつもあなたと同じように、ガミガミと言われてしまう……という立場の人がいるなら、同伴して上司と相談しましょう。

介護現場の集団いじめは、リーダー自身が腹心の数人とともに行っていることもありますし、現場のリーダーは見て見ぬふりをしている……ということもあります。

いずれの場合でも、集団でいじめをしている場合、その集団に退職されると困るので、上司からいじめグループに、自主的に指導が入ることはなかなかありません。

ただ、あなたや、同様に厳しく指導されている人から「指導が厳しすぎて、仕事に影響が出ているが、やり方を考えてもらえないか」という声があがれば、事態は変わるかもしれません。

「グループを前にすると立場が弱くなる」のも、人間の心理のひとつであると心得ておいてください。

あなたが一人で何事かを主張するのと、味方を誘って主張するのとでは、結果が変わってくるということがしばしばあるのです。

一人で立ち向かっては、厳しい面もあるかもしれませんが、複数で立ち向かうと上司を説得できる場合もあります。

人手不足の現場では、いじめを指摘することで、退職され、さらに人手不足に陥るのを懸念している上司はたくさんいます。

そこで、いじめ対策をできなければ、いじめグループ以外の人が退職してしまう……ということもにおわせつつ、危機感を抱いていただくのがベストでしょう。

最終的には、いじめをしている側と、されている側との話し合いでしか、解決はのぞめないかもしれません。

「いじめられている!」と悪しざまに言うよりも、「今のままでは、職場全体のチームワークが向上しない」「仕事の効率も悪い」と、より仕事環境の向上を目指した、前向きの姿勢で、話し合いを求めるのも良いですね。

気の重い作業だとは思いますけれども、先延ばしにすればするほど事態が悪化するのが、対策のとられない職場いじめです。是非ともあなた自身が退職する前に、一踏ん張りしてみることをおすすめします。

職場のいじめ、介護の現場についての話はいかがでしたか。心の問題を乗り越え、自分の心を強くするヒントを知りたい方はこちら

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