職場の同僚2人がいつも自分の悪口をどこでも言ってくる。どうすればいいですか

職場で悪口を言われるパターンというのはいくつかありますが、2人からというパターンを今回紹介します。状況にもよりますがあなたのことを話題にして共通の話をしたいだけなのかもしれません。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今日は、こんなご相談について、解決の道を探してみたいと思います。

それは、「職場の同僚2人が、いつも自分の悪口を言ってきます。目の前でも言われますし、遠くでもあからさまに言われることもあるし、目の前にいなくても言っているようで、どうしたらいいかわかりません……」というご相談です。

いわゆる、職場内のいじめのひとつ、ということになるかと思います。

このように、目の前で悪口を言われるのは、人格に関わるものであれ、そうでない場合であれ、辛いものですよね。

この方の場合は、女性職員がほとんどの、介護職の現場に勤務していらっしゃいます。

くだんの二人とシフトが被ると、彼女の悪口に終始するのが常です。

聞こえよがしで、しかも内容は、「男性職員に色目を使う」「病室に連れ込んだ」などという、品位をおとしめるようなウソばかりです。

〇主犯と従者

多くのケースで、同僚のうち2人が私の悪口を言っている……というとき、2人が2人とも、あなたのことを悪く思っている……ということは、まずありません。

2人のうち一人が、何かの切っ掛けであなたのことをいじめのターゲットに定めてしまい、もう一人については、悲しいかな、何らかの事情で最初の一人に賛同しているに過ぎない、というのが真実です。

悪口を言い合っているように見える2人を、よくよく観察すると、どちらが「主に悪口を言っているほう」で、どちらが「賛同しているほう」なのかがわかることがあります。

いわば、「主犯」なのか、それとも「従者」なのかということですね。

さて、どちらが主犯でどちらが従者なのか、わかるかどうかは別として、主犯と従者の心理状態を少し、紐解いてみましょうか。

これは、介護職などの現場でも、デスクワークのオフィスでも、構造はほとんど同じです。

主犯と従者の2人は、多くの場合、あなたのことをいじめる前から、何らかの形で仲良しだったことでしょう。

そして、あなたのことをいじめる前から、主人と従者的な役割はどこかにあったものと思われます。

2人が仲良くなった切っ掛けは、色々なことが考えられます。

たまたま、同期だった。あるいは、年齢が近かった。あるいは、後輩のことが気に入った先輩と、それに逆らえない後輩。

容易に想像がつくのはこのあたりでしょうか。

いずれにしても、あなたのことをいじめるためだけに近づき、仲良くなるという関係ではなく、その前から何らかの関係性は持っている2人なのだと思います。

こうした2人の関係には、最初から主従関係ができやすいものです。

凸凹コンビという言葉があります。

お笑いでも、ボケとツッコミがありますね。

同様に、仲良しになるということは、全く同じタイプの人がくっつくとは限りません。

むしろ、会社など、交際範囲の限られた空間では、お互いがお互いの自主性と長所を活かすことができる2人の人間は、いわゆる「つるむ」ことがほぼないのです。

そういう人間性の人は、どうなるかというと、よほど気が合えば親友の状態になりますが、第三者をいじめるようなことはまず、考えられません。

勤務時間内は、第三者の悪口を言うようなことはなく、終業後に飲みに行くくらいの関係でしょう。

しかしこれが、相手の自主性や自分の自主性を尊重することができない人間同士、たまたま会社という狭い空間内で、近しい関係の同僚になってしまったりすると、どうでしょうか? 

そこには主従関係に近いものが生じてしまうのです。

相手が自分の主張を諾とすべし! と思い込んでいる人が、自説をさも世の中の常識のように披露し、さらに、あまり自己主張の強くないタイプの人は、それを主犯の思い通りに諾としてしまう。

ハイハイときいてしまう。

そこに年上、年下とか、先輩、後輩といった関係があれば、元から「相手の言うことには逆らえない」というものがありますから、なおさらでしょう。

そういったわけで、あなたが偶然にも、この「主犯」の目にとまる言動をしてしまっていると、主犯が従者に向かってあなたの気に入らない部分を投げつけ、従者が追従する……という形ができあがってしまう。

あるいは、主犯と従者の間にあなたが入り込もうとしている……と主犯が無意識に判断し、それを防ぐべく従者に向かってあなたの欠点を吹聴しているパターンもあります。

これが、同僚2人による悪口のメカニズムです。

〇どちらが主犯なのか見分ける

あなたはまず、その会社での彼らのやりかたを、真に受けてはなりません。

悪口を言われている今、おそらくあなたは、二人ともがあなたのことを非常に悪く思っている……と考えていらっしゃることでしょう。

そう受け取るのが自然です。

しかしその裏側を見てみると、従者は主犯に同調しているだけですから、別にあなたのことを本当に悪いやつだと思っているわけではありません。

主犯のほうは、いわば従者を追従させるための話題のひとつとして、あなたのことを引き合いに出しているだけなので、これもまた、あなたの人格を否定しているわけではありません。

とにかく、悪口というものは人を団結させる不思議な力を持っていることは確かなので、主犯格はこれをうまく利用して、従者を従者たらしめているといっても良いでしょう。

二人があなたの悪口を言っているのなら、是非とも、どちらが主犯でどちらが従者なのか、見分けてみてください。

そして、あなたからは、恐れずにどちらにも……ムリそうなら、最初は従者のほうに重点的に、話しかけたり、笑顔を向けたりしていくことです。

いじめがエスカレートするひとつの原因として、最初にいじめられたことから、いじめられたほうが萎縮してしまい、いじめたほうを避けることが挙げられます。

避けていると、挨拶も元気がなくなり、態度がオドオドとして、さらにいじめる原因を与えてしまうのです。

特に、介護職で、シフトで動いている……などという時は、相手が一人のときを狙いましょう。

いわゆる、各個撃破というやつです。

悪いサイクルを断つためには、まずはあなたが堂々と、胸をはって相手に相対することです。

挨拶はきちんと、はきはきと、目を見て、笑顔を添えて。そんな基本的ともいえることを思い出してみましょう。

あなたに対して、受け身で悪口に同調している従者の側は、一人になると特に弱い立場となります。

主犯格でも同じです。いけしゃあしゃあ、という言葉が似合って結構。是非とも図々しく、話しかけてください。

あなたがへこむ気配がなければ、相手のほうでつまらなくなり、悪口を言うのを控えるようになりますよ。

職場で2人から悪口を言われている時の対処ほうについてはいかがでしたか。心の問題を乗り越え強くしていくためのヒントを知りたい方はこちら

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