完璧主義な人の心理状態ってどうなってるの?教えてください

完璧主義な人の心理状態、過去に受けた影響は様々な場面ででてきます。場合によっては本当に根深いこともあり、やはり原因となっているそれを癒してあげる必要もでてくるんですね。今回はその心理状態についてお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

完璧主義者と聞いて、皆さんはどのような印象を持ちますか?

自信満々で人を小ばかにしたような感じを持つのではないでしょうか?

実は、それは大きな誤解なのです。

自己評価が低いがゆえに周囲の目を気にしすぎてしまい、その結果完璧でなければいけないという考えに囚われすぎてしまうのです。

その根底には、幼少期の家庭環境が大きく関係していると言われています。

両親が完璧主義者である場合、その子供も完璧主義者である場合多いのです。

テストの点にせよ、大会結果にせよ常に1番であることを両親に求められた場合、子供は親の期待に応えるように必死になります。

1番であればそれだけをほめられ、1番でなければ叱咤激励される。

そのような毎日を送る中で、自分は1番であるから愛されている、完璧でなければ愛されないと歪んだ認識を持つようになるのです。

大人になっても子供の頃に身についた考え方が急に変わるわけではありません。

自分は完璧であるから人に愛される、完璧でなければ意味がないと思い込んでしまうのです。

そこには、自己評価の低さがあるのですね。

けして、完璧主義者が自信に満ちているわけではありません。自信のなさの表れなのです。

大人になって仕事に就いたり恋人ができたりすると様々な弊害を生むことになります。

〇会社における完璧主義者の心理

仕事をする際、完璧にありたいと完璧主義者のクライアントさんは願います。

仕事をするという視点で完璧主義者を分析した場合、次の2つに分けられると思います。

・生真面目型の完璧主義者

いわゆる典型的な完璧主義者です。

周囲の評価を何よりも気にしているのが特徴です。

仕事に関しての捉え方は以下の通りです。

・仕事は完璧にしなければいけない
⇒計画を綿密にたてすぎて先に進むことができない

・失敗が怖い・できない奴と思われたくない
⇒結局納期に間に合わない

・自分はダメな奴だ・皆に必要とされない・皆に邪魔だと思われている
⇒途中で投げる
 
結果、完璧にできないのならばやらないほうがよいと考えてしまう 

・自己陶酔型の完璧主義者

日本の企業においては、生きづらいタイプの完璧主義者です。

自分の能力に根拠のない自信をもっており、自分なりの理論ですべてを計ろうとするので、周囲は戸惑うことが多いです。

自分がいかにすごいかを周囲に見せつけることで、自分の価値観を見出し、認めてもらおうとする

幼少期に極端に過保護だったり、ネグレクト気味だったりした愛情のバランスが不均衡である環境である場合が多いです。

その会社ではできないような規模の仕事を企画する

・俺(私)はすごいんだ ・自分の能力でできないことはないなど、万能感を持っている
⇒当然会社の中ではその仕事は棄却される

・なぜだ?なぜ会社は分からない、俺(私)の言うことを聞いておけば間違いないのに 
⇒組織からはみ出してしまう

結果、自分の能力を買わない周りが悪いと考えてしまう

〇恋人の関係においての完璧主義者の心理

自分が完璧を求める以上、パートナーにも完璧を求める傾向があります。

自分を愛している以上、パートナーにも完璧になりなさいと強要する例も少なくありません。

例えば、完璧主義者のクライアントさんの哲夫さん(仮名)は分刻みのデートスケジュールをいつも作っていました。

もちろん、恋人を困らせるためではなく喜ばせたいものなのですが、スケジュール通りに行かない場合の方が多いのです。

恋人が1分でも遅刻しようなら、烈火のごとく怒ったと言います。

どうして遅れたのか?君のために一生懸命考えたスケジュールが台無しではないかと。

相手を喜ばせたいのか、自分のためなのか、もはや哲夫さん自身もわからない状態です。

自分が計画した完璧なスケジュールを乱されたことそのものが許せなかったのでしょう。

〇完璧主義者の女性のクライアントさんが結婚した際の心理

仕事を辞めて家庭に入った場合、その特徴は顕著に現れます。

・私は家のことをしっかりしないといけない
⇒・完璧な奥さんでありたい、何もできないと思われたくない

・疲れていてもしなければ・・
⇒・だって私は完璧なんだから ・きちんとしなければ嫌われる

・どうして私だけ?
⇒・私がこんなにしているのにどうしてしてくれないの?
 
結果、私がこれだけしているんだからあなたもしてと考えてしまう。

いずれのケースも、自分ができることを相手に強要すると言う点が共通しているのではないでしょうか。

相手は自分ではない、他人であるということを忘れ、自分の思うように相手を動かそう、動いてほしいという傾向があります。

当然、相手はその期待に応えられるわけもなく息苦しさを覚え離れて行ってしまうのです。

そのことに対しても、自分がこんなにがんばっているのにどうしてわかってくれないのかと怒りを覚えることも少なくはありません。

一方で、このような完璧主義者の根底にはどうしようもない不安があります。

自分が完璧でないと相手は自分を必要としない、完璧だから愛されるのだという自信の無さ、自身の肯定感の低さが完璧主義者にはあるのです。

完璧主義から抜け出すためには、ありのままの自分を認める心のトレーニングを

いままで色々と書かせていただきましたが、完璧主義の生きづらさから抜け出すためには、やはり時間をかけて、自分の心の修正をしていく心のトレーニングが必要となります。

失敗してしまったらどうしよう、人に批判されたらどうしようという点にフォーカスしがちな自分の心を修正していくのですね。

完璧である必要は必ずしもない、100点である必要は必ずしもない。

そういう正常な視点をもてるようにトレーニングしていきます。

そして、最終的にはありのままの自分を認められる状態を作っていくんですね。

まだあなたは、そういう状態になるまで時間がかかるかもしれません。

でも大丈夫。

一歩一歩心の学びをし続け、人生に幅をもたせるようにしてみてください。

そうしたら今よりずっと生きやすくなるはずです。

完璧主義な人の心理状態についての話はいかがでしたか。完璧主義を手放すためのヒントをもっと知りたい方はこちらから

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