完璧主義を手放すためにカウンセリングは有効なのでしょうか?

完璧主義にはカウンセリングという手段が非常に有効なんです。どうしてそうなってしまったかという理由を探るのにも適しています。カウンセリングと聞くとかまえてしまうかもしれませんが、ぜひ気軽に受けていただきたいものなんです。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

結論から言うと、完璧主義を手放すためにカウンセリングは非常に有効です。

完璧という結果に囚われて生活してきたクライアントさんは非常に辛い思いをして過ごしてきたはずです。

自分が楽になるためもぜひカウンセリングを受けて欲しいと思います。

カウンセリングと聞いて、構える方も多いのではないでしょうか?

ですが、私達カウンセラーはあなたの嫌がることや苦痛なことは絶対にしませんので、気楽に訪れて下さいね。

ここでは、完璧主義を手放すためにカウンセリングで何をするかについて見てみましょう。

〇いつから完璧主義なのでしょうか?

自分が完璧主義者であることに気付かず、毎日の生活を送っている人も多くいます。

おそらく、日常生活の中でしんどさを感じながらも、それを認めることを自身が許せず、心が折れそうになる毎日を送っているのではないでしょうか?

完璧主義である自分に気づいたあなたは、その生活から一歩抜け出す足掛かりをつかんでいるのです。

それは大きな前進ですね。

あなたは、いつから完璧主義なのでしょうか?

その時点をさかのぼることが大きなポイントになります。

完璧主旨者の多くのクライアントさんは、その幼少期に原因がある場合が多いのです。

ここでは、あかりさんの事例を紹介してみましょう。

事例

あかりさん(仮名)は中学校3年生の女の子です。

成績もよい優秀なお子さんでしたが、自分の志望する高校に入学できないかもしれないと告げられると一切の勉強をやめてしまい、学校に行かなくなってしまいました。

その時の心境をあかりさんは次のように述べています。

「どうせ勉強したところで、自分の入りたい高校(超進学校)には入れないからやめた。そこではないと勉強している意味がない。」

一見、完璧主義とは真逆の考え方だと思われますが、まさにあかりさんの言葉に完璧主義の本質があるのです。

完璧主義が進むと、すべてにおいて完璧を求めます。

完璧にできないことは、最初からしないという極端な行動に出てしまうのですね。

まさにあかりさんがその事例です。

あかりさんには、いつから完璧主義者であったかを振り返ってもらいました。

それは小学校低学年の時にさかのぼります。

あかりさんは、当初から成績がよくいつも100点であったと述べています。

ですが、たまたま80点をとった時に、母親から「なぜ、100点ではないのか?」と聞かれひどく責められた気持ちであったと述べています。

些細なこの出来事が、100点でないといけない。100点を取らないと自分は褒めてもらえない。

ということは、80点ではだめなのだ。80点は0点と同じだという考えに至ったと思われます。

母親の些細な一言が、自分は常に完璧ではないといけないという考えをあかりさんに植え付けてしまったんですね。

〇考え方を改めよう!

完璧主義者は、完璧であることですべてがうまく回っているうちは、周囲との軋轢があるにせよ周囲から高い評価を得ることができます。

もちろん、完璧主義を目指している間は、常に全力で走っているのと同じことなので、心も体も疲れてはしまっています。

そんな状態で突っ走っていては、いつか倒れてしまいます。人間は休むことも大事なんですね。

一方で、0か100かという極端な考え方は日常生活に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

完璧にできなければしないという考え方は、通じないことがほとんどです。

そう言った意味からも、やはり物事に対する考え方を改める必要があります。

カウンセリングにおいては考え方を現実的なものにする認知療法を行います。

さきほどのあかりさんの事例を引き続きとりあげてみましょう。

あかりさんの根底には、「完璧な結果を出さなければ、受け止めてもらえないかもしれない」という強い不安があります。

その不安を取り除くことからあかりさんのカウンセリングは始まりました。

まず、ご両親も一緒にカウンセリングを受けてもらいました。結果だけで、あかりさんを判断することはなかったのか、「点数がよいからいい子だね」というほめ方をしなかったのか一度振り返ってもらいました。

すると、意識的ではないにしても「100点なんてあかりは優秀ですばらしい子だね」とほめることが多かったと言います。

まずは、そのほめ方をやめてもらいました。

結果ではなく、過程をほめてもらうことを約束してもらい、あかりさんには毎日「大事だよ」ということを伝えてもらうことも約束しました。

あかりさんには、人間は失敗するものであり、あかりさんが0点をとっても100点をとってもご両親にとってかけがえのない存在であり、愛される存在であることを繰り返し伝えました。

はじめのうちは、白紙答案を出してご両親の出方を試すことがありました。

そんな時にもご両親は「大好きだよ。大事だよ。」と根気強く伝えたと言います。

徐々にあかりさんの強烈な不安はなくなり、弱点を持つ自分も含めて認めることができるようになりました。

弱点を認めると言うことは、完璧主義からの解放も意味します。

あかりさんの場合は、ご両親との関係が完璧主義になった発端でした。

このように、原因を明らかにすることが、解放へと向かうのです。

ぜひカウンセリングを受けて欲しいと思います。

完璧主義にはカウンセリングが非常に有効という話はいかがでしたか。完璧主義を克服するためのヒントをもっと知りたい方はこちら

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