完璧主義になってしまう原因とは?

完璧主義な性格になってしまった。これにはたいてい原因があります。それは幼少期の体験と記憶が関わっているケースが多いのです。たかが子供の頃の話ということで片付けてはいけないものでもあるんですね。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

できることなら、もう少し力を抜いて生きたいですよね。

それが、どうしてもできないのが完璧主義者のつらいところです。

本章では、なぜ完璧主義になってしまったのかその原因について考えてみましょう。

完璧主義になってしまう原因は、主に環境的な要因と本人の性格的な要因の2つに分けられます。

〇完璧主義者になってしまう環境的な要因とは?

幼少期の親の対応が深く関わってきます。

例えば、スイミングを習っていたナオコさん(仮名)の話をしてみましょう。

ナオコさんは、幼稚園に上がる前から水泳を習っており、中学生の現在は全国大会にまで出場できるほどの実力をつけていました。

ナオコさんは大会に出るたびに、最低でも入賞をご両親から求められたといいます。

それまでどれほどの努力をしてきたのかは全く評価されず、優勝すればOK、そうでなければさらならなる努力を強要されたと言います。

結果、練習の時でさえナオコさんは1秒単位の遅れさえ自分を許すことができなくなってしまいました。

少しでも遅れれば、自分は生きる価値さえないと思い込んでいた節があります。

このように、ご両親が常に結果だけを見て判断した場合、その子供は期待に応えようと完璧主義者になる可能性が高くなってしまいます。

この傾向は、スポーツに限ったことではありません。

テストの点で100点を取ればほめる、それ以外なら叱り飛ばすなどと言うことを繰り返してしまうと、結果でしか物事を見ることができない性格になってしまう可能性が高くなってしまうのです。

この他にも、学校での教師の対応が大きく影響を与えることがあります。

周囲の人ができて、自分ができなかった場合、「なぜできないんだ」と教師に責められてしまうと、「できないこと=悪いこと」の図式が出来上がってしまい、完璧でなければいけないと頑張り過ぎてしまうことがあるのです。

この傾向は、中学生よりも小学生低学年ぐらいの比較的年齢の低い世代で多く見られます。

心に傷をおってしまい結果的に完璧主義者になったと言えると思います。

いずれにせよ、結果でしかものを見ない環境で育った場合、完璧主義者になりやすいと言えるでしょう。

また、注意して欲しいのが子供の叱り方です。

頭に血が上ってしまのもわかるのですが、「こんなこともできないなんて、なんてダメな子だ」という言い方は避けましょう。

失敗するとひどく叱られるという経験が幼少期に多いと完璧主義になる原因だと考えられます。

その一方でほめ方も注意が必要です。

難しい所なのですが、親に都合のよいことをしてくれた時ばかりほめていると、手伝いをしないと褒めてもらえないと刷り込んでしまう可能性があります。

親が喜ぶことをしようとがんばりすぎ、完璧主義傾向を見せる子供たちが多くいます。

親が嬉しいのではなく、がんばった行為そのものをほめるようにしましょう。

〇性格的な要因が完璧主義の原因になることも!

どれだけ親が完璧を求めても、受け流すことができる子供であれば完璧主義者になることは少ないと思われます。

そう言った見地からも、本来持っている性格の素因は大きいと思われます。

 1. 生真面目なお子さん

もちろん、まじめなのが悪いわけではありません。ですが、あまりにまじめすぎるお子さんは、力の抜き方を知りません。
   
1番になれと言われれば睡眠時間を削ってでも努力するでしょうし、親の期待に一生懸命応えようとするでしょう。
   
親の完璧さに自分を合わせてしまう生真面目さを持つお子さんは完璧主義者になりやすいと言えます。

2.  自己評価が低いお子さん

一見、完璧主義者は自己評価が高いと誤解されがちです。

しかし、それは大きな間違いなんです。

自己評価が低いため、「完璧な自分」でないと認めてもらえない、愛してもらえないと勘違いしてしまい、やむをえず完璧主義者になってしまうことが多くあります。

3.  感受性が豊かなお子さん

我が道を行く人に完璧主義者は少ないと思います。

そんな人は、人にどのような評価を下されようが全く興味がないからです。

完璧主義になりやすいのは、相手の気持ちがわかってしまう感受性が豊かなお子さんです。

親の顔色や気持ちが手に取るようにわかってしまうため、その気持ちに応えようと無理をしていまいます。

親の理想とする完璧な自分に近づこうと努力した結果、完璧主義者になってしまうのです。

このように完璧主義者になる原因は、2つの要因が密接に絡み合って起きるためだと考えられます。

極端に言えば、親がどんなに完璧を求めても子供が全く取り合わなければ、その子は完璧主義者にはならないのです。

ですが、親が完璧を求めないのに子供がその性格的な素因だけで完璧主義者になるケースは非常に稀です。

そう言ったケースからも、親が与える影響は大きいと言えます。

多くは、小さい頃からの親の結果至上主義の呪縛と自分自身の性格的なものが絡み合った結果、完璧主義になってしまうのだと言えるでしょう。

完璧主義になってしまう原因の話についてはいかがでしたか。自分を許して心を軽くするためのヒントを知りたい方はこちら

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