適応障害で仕事が続きません。どうしたらよいでしょうか

適応障害で一つの仕事が長続きしない、これも珍しい話ではないんですね。心の問題に気付いていく必用があります。そして適応障害は誰にでも起こりうる症状でもあります。対策を身に着けておくことも大切なんです


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

適応障害は心の病です。

適応障害で、仕事がうまくいかなかったり、学校でなじめなかったりするのは甘えではないということを認識した上で、どうすればよいのか考えてみましょう。

まず、質問者の方は仕事が続かないのか、その理由をはっきりすることからはじめてみます。

バックグラウンドがわからないので、明言はできませんがその理由は以下の2つが考えられます。

1.実は適応障害がきちんと治っていなかった。

適応障害は、再発しやすい心の問題です。

一度治ったからと言って、二度と発症しないという心の問題ではありません。

風邪だって何度も引きますよね。それと同じです。

適応障害が治る過程には3段階のステップがあると私は考えています。

1ステップ目は、とにかくゆっくり休む時です。

適応障害のクライアントさんは、頑張り屋さんの方が多いです。

自分の弱さを認めたくないから頑張ってしまう。さらに疲れる。でも頑張る。の繰り返しで心身とも疲労困ぱいの状態でカウンセリングを受けられる方がほとんどです。

この状態で、職場に復帰、もしくは仕事を始めるクライアントさんはいません。

2ステップ目は、クライアントさんの考え方を変える時です。

何がストレスであるのかを突き止め、そのストレスについてどのように今まで考えていたのか、どのような対応をしていたのかを明確にさせます。

自動思考により負の考え方、後ろ向きな考え方をしているので、この自動思考を止め、現実に即した柔軟な考え方ができるようにカウンセリングをします。

3ステップ目は、具体的なストレスに対してどのような対応をすればよいのか、問題解決の方法を探る時期です。

2ステップ目よりも、より現実的より実践的であると言えます。

ここまでのステップをきちんと踏んだ上で、仕事に行ければ適応障害の再発のリスクは低いものとなります。

ですが、2ステップも後期になると焦りも出始め、カウンセリングで「治った自分」を演じるクライアントさんが多くいらっしゃいます。

我々カウンセラーとしてもなかなか悩ましいところです。

この時期に多少の自覚がありながら(カウンセリングの後に疲れるなど)仕事に復帰してしまうと、再発の可能性が高くなってしまいます。

この場合は、もう一度時間をとってきちんとカウンセリングを行う必要があります。

適応障害であるという自覚があるのであればなおさらです。

仕事をしながらカウンセリングを行うこともありますが、私としては一旦休職して治療に専念することをおすすめします。

2.自分の適性に合う仕事ではなかった

できることであれば、ストレスの原因を遠ざけた方がよいと思います。

仕事場でストレスを感じる要因は、人間関係や職場環境が大きなものであることは間違いないのですが、仕事そのものが要因となっていることがしばしばあります。

クライアントの原さん(仮名)は、大手企業の営業でバリバリ働いていました。

営業成績は常に上位でしたが、会社に行こうとすると手が震える、吐き気がするなどの症状を訴え、私の元を訪れてくれました。

産業医もいましたので、連携を取りながら話を聞きましたが、職場環境は問題なく、上司とも上手くいっていたようです。同僚との関係も良好でした。

営業成績もよい、みんなの信頼も集める原さんがなぜ適応障害になってしまったのでしょうか。

原さんにとってのストレスは、同僚でも上司でもない、職場の環境でもない、仕事そのものだったのです。

元来内向的な性格であった原さんは、あまり人と接するのは苦手だったと言います。

ですが、営業についてしまったために、明るく社交的な自分を演じていたと述べています。

努力のおかげで、成績もトップクラス。

今更辞めるとも言えず、演じている自分に疲れ果てた結果が適応障害の発症だったのです。

原さんの会社は、非常に理解のある会社でしたので、2か月間きちんと休職してカウンセリングを行いました。

復職後は、営業ではなく人事部に部署を変えてもらいました。

復職をした後、1か月間は時短勤務でカウンセリングを行いながら働き、現在再発はしていません。

原さんのように、仕事そのものが合ってない場合も多くあります。

その時には、自分に今の仕事は合致しているのか、仕事をしていることで自分に無理がかかっていないのかを見極める必要があります。

人と接するのが苦手な人には、営業はストレスになります。

自分のペースで働くことが苦手な人には、会社勤めはつらいかもしれません。

イレギュラーなケースが多い接客業もストレスになることが多いです。

昨今は、インターネットの普及に伴い、家で働くことも可能になってきています。

在宅でSOHOを行うのも、自分のペースで働くための方法の一つです。

実際、私のクライアントさんの中でもSOHOで成功した方も多くいらっしゃいます。

IT企業などでは、普段の仕事は在宅で行い、納品の時にだけ会社に出向けばよいところもあります。

自分ができるだけストレスを感じない仕事はなんであるのかもう一度考えてみましょう。

適応障害と仕事についての話はいかがでしたか。適応障害を克服するためのヒントを得たい方はこちら

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