自分は適応障害で職場になじめません。これは甘えでしょうか?

適応障害は甘えなのでは?という話を聞くことがあります。どうしても当事者以外にはその苦しみが伝わりにくいからなんですね。 仕事に行く準備ができても体が不調を訴えてくるようになると、それは休みなさいというメッセージになってきます。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

結論から先に申し上げると、適応障害はけして甘えではありません。

しかし、誰もがかかる可能性がありながら、甘えだと誤解されやすい心の問題でもあります。

1.適応障害と甘えは何が違うの?

朝学校に行こうとしたけれど、宿題をしていなかったので行きませでした。これは甘えです。

行けないのではなく、あくまで自分の意思で行かなかったのです。

もし、宿題をしていたら学校には行っていたのですよね。

自分のしたことの責任を回避しているので、本人が何を言おうとも甘えです。

朝学校に行こうとしました。宿題もやりました。身支度も整えました。

それなのに、足が進みません。無理に行こうとすると、具合が悪くなります。

これは、ストレスが「学校に行けない」という形で表れている適応障害の可能性が高いです。

この2つの違いがわかったでしょうか。

適応障害は、本人にそうしたいという意思があるにも関わらず、実行しようとすると体調に異変が出たり、イライラしたり、不安になったりなどの心的症状が出るものを言います。

2.どうして適応障害は甘えだと言われるのか?

大きな理由は2つあります。

3つ目は、当事者以外になかなかその苦しみが伝わりにくいということです。

適応障害に限らず、心の問題はなかなか周囲の人に伝わりにくいのは事実なのです。

風邪なら、声がガラガラになる、鼻水が出るなど周囲の人が一目見てわかる不調がありますよね。

心の問題は、一見どこも悪くない健康そうな人が不調を訴える、外見はどこも悪くはない。

それにも関わらず、学校に来なかったり、会社に来なかったりする。

周囲から見ると、甘えていると思われてもやむを得ない面もあるのかもしれません。

2つ目は、周囲のサポート状況が整っていないことが挙げられます。

適応障害と言われて、何が原因でどのような症状が表れるのか答えられる人は専門家でない限り、なかなかいませんよ。

周囲も適応障害そのものを知らないので、皆さんの状況を理解することが難しいのです。

3つ目は、本人が自分の状況を周囲に説明できてないということです。

今の日本では心の問題についてカミングアウトしにくい状況があります。

いまだ、心の問題を抱えた仲間と働いたり過ごしたりするのに抵抗感がある人が、多いことも残念ながら事実なのです。

その中で、適応障害のことを隠しながら上手くやっていこうとしてもどうしても、無理が生じます。

周囲の人は、クライアントさん自身の状況を全く把握できていないため、頑張りも理解できず甘えだと判断してしまうのです。

3.適応障害で職場になじめないのは甘えなの?

甘えではありません。あなたが悪いわけでも周囲の方が悪いわけでもありません。

クライアントさんは、専門機関を訪れましたか?しかるべきカウンセリングをしていますか?

もし診断をうけただけなのであれば、少しでも早くカウンセリングを受けて下さい。

適応障害で職場になじめないのは甘えではありませんが、なんの改善方法をとらないのは、やはり甘えですよ。

適応障害は心の問題です。

心の問題というと自分には関係ないと思っている人がほとんどだと思います。

でも、私でもあなたでも100%ならないという保証はないのです。

適応障害になったクライアントさんはきっと最初にこう考えると思います。

「他の人ができていることがどうして自分はできないのだろうか。」

自分が悪いからだという結論を出してしまうかもしれません。

自分が悪いのだから、きちんとできるようにしょうとなんとか努力をしようとするかもしれません。

ですが、適応障害は心の問題なので何をどうがんばっても他の人と同じようにできるわけはありません。

なのに、もっと頑張ってしまいます。

そうすると身体的にももっと疲れてしまい、ますます心も疲労してしまいます。

その結果ますます悪化してしまうんです。

ですから、適応障害と診断を受けたらすぐにカウンセリングを受けてほしいと私は思います。

カウンセリングでは、何がストレスであるのかを突き止めることからスタートします。

質問者の方は、職場での居心地が悪いのでしょうか?なじめないと感じるのは職場だけなのでしょうか?

もしそうであるのならば、ストレスの原因は職場にあると思います。

私は思い切って休職することをおすすめします。

休職は逃げでも甘えでもありませんよ。

適応障害の治療をするためのステップなんです。

後ろめたさを感じることはありません!

比較的初期の段階であれば、ストレスへの対処法を学ぶことで改善に向かうかもしれません。

疲労困ぱいしている場合は、とにかく休憩することをおすすめします。

いいですか?休憩を取ることも甘えではありませんよ。

今まで頑張り過ぎて疲れた体と心を休めるだけなのです。

最初のうちは1日眠って過ごすことになるかもしれません。

ですが、体も心も眠りたいと言っているのです。

誰に悪いと思う必要もありませんよ。

思いっきり休んでカウンセリングに備えて下さい。

カウンセリングを受けようとしているあなた、受けているあなたはそれだけ一歩を踏み出しているんです。

胸を張りましょう!

適応障害は甘えではないという話はいかがでしたか。適応障害を乗り越えるためのヒントを得たい方はこちら

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