愛着障害と発達障害の違いって何?

愛着障害と発達障害はかなり似ているために混同されがちです。お子さんがもしも発達障害と診断された場合、念のために確認するほうがいいでしょう。この二つにはどんな違いがあるのかお伝えしていきます


こんにちは、心理カウンセラーの松です。

天気が悪い日は、皆さん、気分が落ち込んだりしませんか?

実は気圧と人間の神経は結構密接な関係があるそうです。

そのイライラは、怪しい雨模様のせいかもしれません。

雨の日は子供も外で遊べないのでお母さんは大変ですよね。

今回は、子供に多い発達障害と愛着障害についてご紹介しましょう。

〇発達障害と愛着障害の違い

なんだか落ち着きが無い、視線が合わない、言葉が遅い…。

子供の発育は個人差があると分かっていても、自分の子供に少しでも遅れがあると、親は気になってしまいますよね。

よく子供の多いと言われる発達障害と愛着障害。

この2つは、症状はかなり似ています。

ですからこの障害はよく混同されがちです。

しかし、発達障害が脳機能の先天性の障害ですが、愛着障害は生まれた後の養育が原因の後天性の障害です。

発達障害は広汎性発達障害・学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害の3種類に分類されています。

自閉症やアスペルガー症候群は広汎性発達障害に含まれます。

これは本人の努力では治りにくい病気です。

しかし愛着障害は、後天性ですから、適切な治療で完治します。

時間はかかりますが克服は可能な障害なのです。

お子さんが「発達障害です。」と診断された場合、念のため愛着障害ではないか確認した方が良いでしょう。

〇2つの障害の特徴

それでは、この2つの症状を比べてみましょう。まずは発達障害の特徴として、

0~2歳児の発達障害の特徴

・指差しをしない
・視線が合わない
・抱っこしにくい
・1人でよく遊ぶ
・偏食
・言葉の発達が遅い
・人見知りがない

という特徴があげられます。

これはほぼ、愛着障害の子供にもみられる症状です。

これだけでは、親も病院でもどちらの障害か区別がつきにくいでしょう。

特に、誰にでもついていってしまう、親を後追いしないという行動は、愛着障害の中でも脱抑制型愛着障害に大変多い行動です。

2歳までの子供の場合、どちらの障害か見分けにくいので、診断はもう少し大きくなるまで待った方がいいかもしれません。

〇発達障害の分類

発達障害には、主に

・広汎性発達障害
・学習障害(LD)
・注意欠陥多動性障害の3種類に分類されています。

・広汎性発達障害の特徴

自閉症やアスペルガー症候群は広汎性発達障害に含まれます。

この障害は、コミュニケーションや対人関係、社会性や行動にパターン化が見られるという特徴があります。

また、記憶力がとても優れている場合もあります。

自閉症は、特に人と関わらない、言葉の遅れ・オウム返し、強いこだわりがあるので診断は分かりやすいと言えます。

自閉症の治療は、現在の医療では自閉症の根本を治すことは出来ません。

アスペルガーの場合は、会話能力は正常ですが、社会的なルールの理解や、場の空気を読む、相手の気持ちを理解することなどが難しく、対人関係を上手に築けません。

また、本人が決めたルールを変えることを嫌うという強いこだわりを持っています。

このアスペルガー症候群の根本を治す治療法は現在まだみつかっていません。

・学習障害(LD)の特徴

学習障害は知的な発達の遅れはありません。

しかし読む、書く、計算などの分野の理解・能力取得に困難が生じます。

計算は他の人より速くできるのに、文章をスムーズに読めない、字を書くことが困難だったりします。

LDの原因は、脳機能の障害とされていますが、まだはっきりとしたことはわかっていません。

・注意欠陥多動性障害の特徴

「落ち着きがない」「集中力がない」などとやんちゃな子供として周囲に誤解されやすく、先生や親にいつも叱られてしまうこともあるかもしれません。

注意欠陥多動性障害の特徴として、「片付けられない人」「じっとしていられない子」「衝動性」「注意力・集中力が持続しない」といったことがあげられます。

しかしこの注意欠陥多動性障害の人ではエジソンやアインシュタイン、織田信長、坂本龍馬など天才肌の人がたくさんいます。

分かって頂きたいのですが、障害があるからといって能力が劣っているという事ではない、ということです。

発達障害、愛着障害の有名人は沢山います。

〇愛着障害の分類

愛着障害は、抑制型と脱抑制型の二つに分類しています。

愛着障害の特徴は発達障害の初期の段階の症状に似ています。

・抑制型愛着障害の特徴

抑制型愛着障害の特徴は、他人への過剰な警戒感・猜疑心です。

自分の心を閉じて他者を信用しません。

人に優しくされてもこれを信用できず逆に腹を立ててしまったり、自分の感情も抑え込んで良い子を演じるという症状があります。

・脱抑制型愛着障害の特徴

脱抑制型愛着障害の特徴は、抑制型と全く逆になります。

他人への警戒感を持ちません。

初対面の人にもなれなれしく接したり、あまり知らない人に対しても警戒感をまったく持たずに付いていったり、他人を親より好きだと言ったりします。

愛着障害は子供の頃の愛情不足、不適切な養育が原因ですので、なるべく早い段階で気づき、適切な環境で愛情を注いで育てる事で克服できます。

大人になってから愛着障害を治療することも可能です。

結婚して子供を育てたり、パートナーの協力を得て安全地帯を確立する、親と和解したり信頼できる医師や友人とのコミュニケーションで改善されていきます。

いかがですか。今回は愛着障害と発達障害の違いについて説明しました。

ひとつ大事な事は、どちらの障害でも、克服して世間的に成功している人が沢山いる、という事です。

この2つの障害は、決してデメリットだけではありません。

あなたがもし、この障害があると診断されたとしても、決して悲観しないで下さい。

人と違う見方が出来る、行動が出来る人間は、普通の人間には成し遂げられない事が出来るということです。

大丈夫、あなたは自信を持って、自由に人生を歩んで下さい。

そのほうが、成功する確率は高くなります。幸せは自分の価値観で決まります。

デメリットよりもメリットに目を向けて、人生をポジティブに生きて下さいね。

未来は決まっていません。

どういう自分になりたいか、どう行動するかによって未来は変わっていきます。

自分の人生のステージを上げると我々は表現することがあるのですが

ポジティブ思考になることから始めると、それが上手くいくチャンスを引き寄せることもできます。

自分は変われる、そう気付いていける心の学びをしていくこともいいですよ。

愛着障害と発達障害の違いについての話はいかがでしたか。人生を前向きに生きるためのヒントを知りたい方はこちら

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