パニック障害で定期的にめまいに襲われることが多いです。どうしたら克服できますか?

パニック障害でめまいに襲われるというお悩みを抱えたクライアント様からのご相談がありました。この問題は珍しいことではありませんが、放置していいものでもありません。まずは心の専門家にご相談をしてくださいね。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、パニック障害でめまいが起きてしまう、というクライアント様からのご相談です。

定期的に訪れるめまいのお悩みは、パニック障害の症状としては珍しいものではありません。

是非積極的に対処していきたいですね。

実は、めまいの症状があるからといって、きちんと「パニック障害」という診断を得ているクライアントさんばかりではありません。

めまいがする、繰り返し同じような現象が起こるのだけれども放置している……という人は要注意。

特にめまいは、同じパニック障害の症状の中でも、動悸や息苦しいといったものに比べて放置しがちな方が多いようです。

ひどいめまいを繰り返す場合は、パニック障害かもしれませんね。

めまいの他には特に心配がないといっても、めまいを繰り返すことは、あなたの心に負担を与えています。

「原因のわからいめまい」の不安は、やがて「いつめまいが起こるかわからない」「また、めまいが起きたらどうしよう……」といった不安につながり、不安神経症やパニック障害悪化の引き金になってしまうことがあります。

パニック障害の自覚がなくても、定期的にめまいが起こる、その不安があるというときには、めまいの原因を探ってみていただきたいのです。

もちろん、めまいが起こるのは、パニック障害ではなく、もっと他の原因があるかもしれません。

しかし、身体的に検査を行ってめまいの原因が判明しないときには、それはパニック発作の症状である可能性が高いのです。

余談ですが、パニック障害を引き起こすクライアントさんの男女比は、男性1に対して女性が3倍と言われています。

つまり、女性のほうが圧倒的に、パニック発作を引き起こすことが多いのです。

これは、パニック障害が、生来の心配性、不安を感じやすい性格……といったことを原因のひとつにしていることと、関連性があるのかもしれません。

男性は、幼い頃は男の子ですから、やっぱり自然と強いものに憧れ、あるいは強がったりして、不安を押しのける生き方を身につけますよね。

周囲からそれを求められる場合もあると思います。

これに対して、女の子はなかなかそうした生き方を要求されないまま大人になりますし、ホルモンバランスという面でも女性のほうがデリケート。

おのずから、パニック障害を起こす割合を高めている可能性があるのです。

ところが、やはり女性ですから、めまいの症状があっても、ただ「体調のせい」などにして放置してしまいやすいのはひとつの問題ですね。

女性は貧血の方も多いですから、めまいも貧血のせいだと思ってしまうのかもしれません。

まして、パニック発作が圧倒的に多いのは、20~30代の女性ですから、めまいがあっても、もっと他の身体的な原因だと思ってしまいがちです。

ただやはり、めまいの心配はストレスとなり、気付かないうちにパニック障害を重症化させてしまう恐れもありますから、不安を伴うめまいは早めに原因を追及すると良いですね。

さて、それではパニック発作でめまいが起きたときの対処法、克服の方法ということですが、大きく分けて2つ。

そのどちらも実行していただきたいと思います。

〇投薬治療

まず1つめは、脳内の伝達物質のバランスを整え、自律神経を落ち着かせるための投薬治療です。

パニック発作の大きな原因は、脳内の伝達物質の中で、身体を興奮状態に持って行ってそれをキープする物質が、身体を落ち着かせる物質に勝ってしまい、バランスを整えることができないせいだと考えられます。

現在では、このバランスを整えるためのお薬がありますので、是非相談することを恐れず、心の専門家を訪れていただきたいんですね。

このお薬は効き始めるまでに1~2ヶ月ほど、時間がかかるということもあり、飲み始めてすぐは効き目に疑問を抱く方も多いようなのですが、時間がかかることを前提に継続してくださいね。

〇日常のストレスを解消する

もう1つは、日常的なストレスを癒やしたり、心を解放するためのカウンセリングです。

こちらも、カウンセラーなど心の専門家の助力が必要な方法ですが、パニック発作の多くは日々感じているストレスが神経のバランスを崩すことによって引き起こされるもの。

それも、特別なストレスではなくて、例えば家事育児ですとか、家族との確執ですとか、育児と仕事の両立だったり、仕事のストレス、上司との関係……そういった、本当にありふれたものから受けるストレスが、バランスを崩す要因になっていることがほとんどなのです。

そうした心の負荷をひとつひとつ軽くしていくことが、パニック発作を軽減し、やがて克服するための大切な鍵になりますよ。

パニック発作を繰り返していくと、どうしてもクライアントさんの気持ちに、「これは克服できるのかな?」「一生治らないのかな?」というお気持ちが生じます。

でも、実際にそうした方法で克服している方がいらっしゃることを忘れないでいただきたいと思います。

そして、そのためには、今回ご紹介した2つの方法を併用していくのが最も効果的といえるのです。

パニック障害からくるめまいについての対処法の話はいかがでしたか。心の問題を乗り越えるヒントがつまった話を聞きたい方はこちら

◯この記事がお役に立ちましたらぜひソーシャルメディアで共有してくださいね^^

最新の人気記事

サブコンテンツ