双極性障害の私は怒りのスイッチが入ってしまうとイライラが止まりません。抑える方法は?

双極性障害とは躁状態とうつ状態を繰り返す症状です。イライラという怒りの感情はなんとどちらでも起きます。少し厄介なところもありますので、そうなったときの有効な対処法をお伝えします


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

突然ですが、「双極性障害」というのを聞いたことがありますか? 

うーん、知らないなぁ……という方もいらっしゃるかもしれません。

実はこれ、ちょっと前までは「躁うつ病」なんていう名前でも呼ばれていました。

これなら、耳にしたことがある、実は自分も該当する……という方も、いらっしゃるかと思います。

気持ちがとてもうち沈んでしまったり、反対に非常に舞い上がってハイになったりするので、「躁うつ病」と呼ばれていましたが、その様相が両極端であることから、昨今では「双極性障害」という呼び名が一般的となっています。

気分が高揚する「そう状態」と、気分が落ち込む「うつ状態」をどちらも繰り返すのが、双極性障害の特徴のひとつです。

うつ状態のときは、最悪、自殺を試みることもあります。

一方でそう状態のときには、周囲の人がついていけない、異常なハイテンション状態が続きます。

気持ちが大きくなり、自分にはなんでもできると思い込み、普段であれば決して手を出さないようなことをして、ひと晩で何千万円もの借金を作ったり、のべつまくなししゃべり続けて一睡もせず、その間家族に無理矢理相手をさせたりと、周囲を困らせることもしばしば。

もちろん、自分自身の社会的生命を危険にさらすのですが、本人はそれには全く気付きません。

さて、今回ご相談のクライアントさんは、「怒りのスイッチが入ってしまう」ということでお悩みですが、「イライラ」という症状は、上に挙げました「そう状態」のときと、「うつ状態」のとき、どちらでも起こりうる症状なんですね。

ですから、その分やっかいだということもできるかと思います。

そう状態のときであれば、本当に細かい、自分の思い通りにならないことに対して、イライラし始めてしまいます。

重箱の隅をつついたようなことであっても、我慢ならない気持ちになってしまうのですね。

一方で、うつ状態のときには、そう状態の自分を思い出し、「なんであんなことをしてしまったんだ……」という後悔に襲われます。

心の中は、やはり思い通りにならない現実と、自分自身に対する怒りでいっぱい。

躁状態と同じく、ちょっとした要因でもイライラし、それを抑制できなくなってしまうのです。

〇安全に解消するために

双極性障害の克服については、カウンセリングのみならず薬物療法も重要な要素のひとつなのですが、それらを適切に行っていたとしてもイライラしてしまう……というときには、このような解決方法があります。

まずは、イライラしたとしても、「それを誰かにぶつけない」ということが、あなたの生活を保全するために重要ですよね。

というのは、イライラしたときに問題となるのは、イライラすることそのものではなく、「イライラする→誰かにあたる→その人はあなたに反発心を抱き、あなたはあとでそれを後悔する」という構図だからです。

あなたが「そう状態」であれ「うつ状態」であれ、イライラをぶつけられるほうはそれなりに落ち込みますし、それをやってしまったあなたも、あとで落ち込んでうつ状態をひどくするわけですから、避けなくてはなりません。

イライラしたときは、まず何よりも、あなた自身が落ち着いていられる場所に移動しましょう! 

それが一人の部屋でも良い。トイレでも良い。

「とにかく、イライラの原因がない場所」ということで、その場を移動すればどこでもいい! という方もいらっしゃいますよ。

場所を変えると気分も変わる。それに期待するのです。

次に、誰にも迷惑をかけない場所で、思いっきり怒ることも有効です。

例えば、一人の部屋に入り、布団の中で一杯一杯に怒る。

それでも、激昂の状態は1時間も続くものではありません。

どんな双極性障害の方でも、数十分でイライラがひいてくると言われていますよ。

もしも、そういった方法以外で発散したいのなら、やはり「人に迷惑をかけず発散できる方法」をあらかじめ自分で探しておくことがベストです。

近くの川原など、人通りのないところで叫ぶ。

クッションやぬいぐるみに八つ当たりしたり、投げる。
(投げるなら、やわらかいものがいいですね!)

紙や、段ボールをぐちゃぐちゃにする。イライラの原因を書きなぐる。
(ケガをしないように、注意してくださいね!)

といったような方法です。

逆に、やってはいけないのは、さきほども言いましたように、誰かに当たること。

相手がクッションや、ぬいぐるみの場合は、後ですっきりと気持ちよくイライラを終えることができます。

ところが、人を相手にしてしまった場合は、あなたはとても落ち込みます。

そして、うつ状態をますますひどくする原因になるのです。

もちろん、当たられた人も気分は良くありませんので、避けなくてはなりません。

次に、買い物で発散すること。

ストレスで買い物をするという人は、双極性障害に限らずいるものですが、このようなイライラ状態での買い物は危険です。

どうしてもというとき、百均でお買い物をして発散する、という人はいます。

数十分でおさまってくるイライラですから、それまでの間をどうやって耐えるかが問題なのです。

特に、ネットショッピングは危険と、多くの人が口を揃えますから、あなたも罠にはまらないように、注意しなくてはなりません。

いかがでしたか? イライラの解消方法といっても、意外に色々なものがあったと思います。同じように、イライラで悩んでしまうという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

双極性障害と怒りについての話はいかがでしたか。自分の心を前向きに元気にしたい方はこちら

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