発達障害とコミュニケーション障害の関係性とは?

発達障害とコミュニケーション障害は大きな関わりを持っています。発達障害という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃると思いますが、どういったものなのか正しく理解できているでしょうか。今回はそこに焦点をあてていきます。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

発達障害とコミュニケーション障害は大きな関わりを持っています。

発達障害の1つの症状として、コミュニケーション障害があると考えて間違いないと思います。

それでは、発達障害とは何か、皆さん正しく理解していますか?

しつけの問題とか性格の問題とかで集団行動がとれないわけではありません。

ここでは、発達障害とはどんなものかについて説明してみたいと思います。

1.発達障害とはどんなものでしょうか?

発達障害とは脳の成長が原因による先天性の障害です。

けして、親のしつけが悪いからとか、本人が悪いからというわけではありません。

知的な遅れを伴うこともあります。

発達障害は、注意欠陥多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)と広汎性発達障害に分類されます。

広汎性発達障害には、知的な遅れを伴う自閉症と伴わないアスペルガー症候群に分けられます。

すべてがきっちりと分けられるわけではなく、互いに関連していることの方が多いです。

簡単に症状について触れてみたいと思います。

注意欠陥多動性障害(AD/HD)は、集中できず落ちつきがない、学習障害(LD)は文字を読む、書く、計算することが極端に苦手などが主な症状として挙げられます。

広汎性発達障害については、コミュニケーション障害や興味のかたよりが挙げられ、知的な遅れがあるかないかによって、自閉症かアスペルガー症候群に分けられます。

2.発達障害は治るの?

治りませんが、訓練により社会でうまく生活していくスキルを得ることができます。

注意欠陥多動性障害(AD/HD)は大きくなるにつれて落ち着くと言われていますし、学習障害(LD)に関しては授業や会議を録音すると言う形で解決できることがあります。

私は、障害と名はついていますが1つの個性としてとらえて欲しいと思います。

自分自身が何を苦手なのかを理解することで十分社会で生活できると私は考えています。

3.発達障害とコミュニケーション障害の関係

「空気が読めないやつだな」とか「変わった子だね」と言われる人に発達障害の方が多いのは事実です。

特に、小さいお子さんのコミュニケーション障害の場合は、ほとんど発達障害に起因するものだと私は思っています。

幼稚園時年長さんの裕太君(仮名)はとても活発で笑顔のかわいい男の子です。

ですが、幼稚園で、先生の指示が理解できていないようだという指摘を受けて相談に来られました。

人見知りのない、おしゃべりな裕太君ですが、何点か私は気になることがありました。

まず、1点目です。裕太君は鉄道が大好きでした。

私が知らないことも多く知っています。その知識は大人顔負けです。

新幹線の種類や全国の新幹線が停車する駅まで、実に様々なことを知っています。

私にも教えてくれるのですが、質問には答えてくれないのです。

大学の講義を一方的に聞いている様子を思い浮かべてもらったらよいでしょうか。

裕太君のお母さんに「先生が質問しているよ」と言われても気にすることはありません。

ただ知っていることをひたすらしゃべっているのです。

次に2点目です。裕太君は私の部屋にある飴を見つけました。

たいていのお子さんは「食べていい?」と聞いてくれます。

ですが、裕太君はその年齢のせいもあり、勝手に開けて食べようとしはじめたのです。

その時に私は「裕太君、それ先生のだからちょうだいって言うんだよ」と言いました。

が、どうもそのことが理解できないようです。

裕太君にしたら、食べたいから食べるので当然かもしれません。

そんなことが、幼稚園でもあるようなのです。

お昼ご飯時、「手を洗って、みんなが揃ってからごはんね」という先生の指示が伝わらないようなのです。

皆で座って待たなければいけないときも、一人フラフラと立ち上がったり、歌いだしてしまったりと集団行動ができないとのことです。

最後に3点目です。裕太君のお母さんとお話をしている時に、裕太君には横で積木遊びをしてもらっていました。

小さい積木ではなく、組み立てることのできる大きな積木でとても魅力的なものだったと思います。

ものすごい集中力で遊んでいました。

話も終わり帰る時間になって、お母さんが「帰るよ」と言っても全く聞こえていなのです。

私が「時間だよ」と言っても反応がありません。

何かブツブツ独り言を言っているのが私の耳に聞こえました。

「ここはY君の家で、ここはAちゃんの家。お庭はここで・・・」と一生懸命何を作るか口にしているのです。

裕太君は、私たちの言うことを無視しているのではなく、自分の世界に入ってしまい集中しているので、私たちの声が聞こえなかったのです。

幼稚園でも集中してしまうと、全く他人の声に反応しなくなってしまい、他の園児と時々トラブルになっていたようです。

これらの点から私は裕太君を知的な低さの伴わないアスペルガー症候群ではないかと判断しました。

人とのコミュニケーションをとることができない、自分の興味のあることにはびっくりするぐらいの知識量を持つことなどがそれに当たります。

このように発達障害とコミュニケーション障害は大きな関連があると言えます。

発達障害とコミュニケーション障害の関連性についてはいかがでしたか。本来の自分を取り戻すためのヒントになる話を聞きたい方はこちら

◯この記事がお役に立ちましたらぜひソーシャルメディアで共有してくださいね^^

最新の人気記事

サブコンテンツ