コミュニケーション障害を解決していく有効な治療とは?

コミュニケーション障害は性格が内気だからというわけではないんですね。これは心の問題になってくるものです。そのためもちろん有効な治療法と言うものもあるんですね。どういった方法が有効なのかお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

「コミュニケーション障害?内気なだけでしょう?治療法なんてないでしょう」

と思っている人も多いかもしれませんね。でも、それは少し誤解しています。

内気でおとなしい子は、おとなしいだけで相手の言いたいことは理解できますし、表情や雰囲気を読み取ることもできます。

話しているうちに自分が言いたいことがわからなくなることもありません。

コミュニケーション障害は心の問題なのです。

心の問題である以上、治療法はあるんです。

それは大きく分けて、投薬によるものと行動を訓練するものの2つに分けられます。

ここでは、それぞれの治療法について詳しく見ていきましょう。

1. コミュニケーション障害に使われる薬について

実は薬の使用には賛否があります。

私としては、できるなら使って欲しくない立場です。

最近発表された研究では、アラギドン酸を飲めば改善されるとは言っていますが、症例自体も少なく、絶対に効果があるものではないと思っているからです。

アラギドン酸は、肉や卵、魚などの動物性食品に幅広く含まれる資質の1種で、脳にも多く含まれている成分です。

そのような点から、アラギドン酸を飲めば「脳によい」と言われるのです。

私はこの研究結果に懐疑的ではあるのですが、アラギドン酸はサプリとしてドラッグストアなどで簡単に買うことができます。

体にもいいと言われるものですし、試してみる価値はあるかもしれませんね。

2. コミュニケーション障害に有効である対処法

コミュニケーション障害に対する対処法は2種類あると思います。

1つ目は、認知行動療法、2つ目は森田療法です。それぞれどのような治療法かを簡単に説明してみますね。

1つ目の認知行動療法について見てみましょう。

認知は物事の感じ方や考え方を指します。

マイナスに感じやすい心をなるべくポジティブな気持ちに持っていけるように、現実に合った行動ができるように訓練をしていくのが認知行動療法なのです。

事例を挙げてわかりやすく説明してみましょう。

例えば、あなたがテストでひどい点をとったとします。

あなたは前日しか勉強はしませんでしたが、一生懸命勉強したのにこんなひどい点なんて自分はダメな人間だと思っています。

ここで、なぜそんなひどい点だったのかを今一度考えてみましょう。

前日しかしなかった→もっと勉強したらよい点がとれたかも

一生懸命勉強→周囲はもっと前からしていたかも

ひどい点→平均点よりは上だった

こう考えるとそんなに落ち込むほどのことではないことがわかると思います。

このように、認知を浮き彫りにし、正しい方向に導くのが認知行動療法なのです。

2つ目の森田療法について見てみましょう。

森田療法はもともと不安神経症などの治療に使っていたものであり、昔は入院して治療を行っていました。

認知行動療法との最大の違いは「不安や心配」はあって当然のものであり、それを無理に除去する必要はないとしたものです。

例えばコミュニケーション障害のクライアントさんは、自分が話すことで場がおかしくならないであろうか、変なことを言っていないだろうかと考え、言葉が出てこないことが多々あります。

そんな時に、行動認知療法だと不安に思っている原因を追究し解決しようとするのですが、森田療法は違います。

「人と話すのが不安な自分」をまず受け入れることからはじめるのです。

「あるがまま」の自分を認めることから治療がスタートします。

「ありのまま」の自分を肯定した上で、心配や不安を抱えながら日々の生活の中で何ができるのかをみつけるのが森田療法だと思います。

私のクライアントさんには森田療法を使います。

入院はせずに通院でOKです。

その時には日記を書いてもらいます。内容はなんでもいいのです。

その日のできごとや感じたことなどが主題になるでしょう。

日記を書くことは、毎日の生活を見つめるとともに自分自身を見つめ直すことにもなります。

これら日記を書き、読み直すことで心配や不安を抱えた自分が見えてくると思います。

私達カウンセラーはそんなクライアントさんを決して否定はしません。

そんな自分を含めた「ありのまま」の自分を好きになってもらいつつ、何をすればよいのか、その不安や心配とどう付き合えばよいのかを建設的な意見を出してもらうのです。

私の場合は、グループ討論の形で意見を出してもらうことが多いです。

グループには同じ境遇にある人に出席してもらい、本音で討論してもらいました。

認知行動療法が「症状そのもの」スポットをあてた治療方法であるのに対し、森田療法は「症状との共存」を考えた治療法だといえると思います。

森田療法の最終目標は「目的本位」です。

コミュニケーション障害のクライアントさんが、どんなに話すのが嫌でも、人に会うのが嫌いでも全くかまいません。

「嫌いだけれど話すことができた」、「人には会いたくないけれど外に出られた」という目的を立たせればOKなんです。

その目的を果たすため何をするのかを重要視した療法だといえます。

コミュニケーション障害への有効な治療法の話はいかがでしたか。本来の自分を取り戻すためのヒントがつまった話を聞きたい方はこちら

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