コミュニケーション障害ってどんな症状と特徴?

「コミュ障」という言葉を最近聞くことが多くなったのではと思います。正式にはコミュニケーション障害といいます。ただ単にコミュニケーションが下手とか空気が読めないというだけではないのです。その症状、特徴についてお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

「あの人ってコミュ障害だよね」「ひょっとしたらコミュ障害かも」

最近よく聞く言葉ではないでしょうか。

コミュ障害とは、正確にはコミュニケーション障害と言います。

このような会話の中で出てくる場合は「空気の読まない人」という意味で出てくることが多いようです。

ですが、コミュニケーション障害は単純に空気が読めないということだけではなく、様々な症状を持っています。

ここでは、コミュニケーション障害の特徴的な症状についてどのようなものがあるのか見てみましょう。

1. 言葉の裏側に秘めた意味が理解できない

お客さんが自宅を訪れた時に「つまらないものですが食べて下さい」と言って出されたお土産を「つまらないものならいらない!食べたくない!」とその場で返したコミュニケーション障害のクライアントさんがいらっしゃいました。

確かに、クライアントさんの言いたいことは一理あります。

誰でも「つまらないもの」は欲しくありません。

「よいもの」が欲しいですよね。「おいしいもの」が食べたいですよね。

コミュニケーション障害のクライアントさんには、謙遜が通じません。

その言葉の裏側がわからないのです。

言葉をそのまま言葉通りに受け取ってしまいます。。

我々は、「つまらないものですが」と言って渡されたお土産を本当につまらないものだとは思いません。

お客さんが気をつかって言ってくれたものであるということを理解しているからです。

言葉の背景を読み取ることができない、ある意味、とても正直であるのがコミュニケーション障害の特徴なのです。

2. 曖昧な表現がわからない

私達、日本人は相手に「~してほしい」と思っても、そのことをずばりと言うことはほとんどありません。

なるべくことを荒立てたくはないからです。

もし、皆さんが遊びに来ていた友達に帰ってほしいときには、どのような言い方をしますか?

「帰って!」とは、なかなか言えないのではないでしょうか。

「ちょっと用がある」とは「ご飯の支度をしなければ」とやんわり伝えようとするのではないでしょうか。

でも、コミュニケーション障害のクライアントさんには、このやんわりとした表現は伝わりません。

「ちょっと用がある」と言われれば「部屋で待っている」と答えるかもしれません。

「ご飯の支度」と言われれば、「自分も手伝う」というかもしれません。

曖昧な表現は、コミュニケーション障害のクライアントさんには一切伝わらないのです。

帰ってほしければ「帰ってください」そうはっきり言うことが、クライアントさんには必要となってくるのです。

3. 相手の表情がわからない

私たちは、友達としゃべる時でも相手の顔を見ながらしゃべります。

相手の嫌がる顔や悲しそうな顔、迷惑そうな顔など色々な表情を読み取ることができます。

ですが、コミュニケーション障害のクライアントさんはこれができません。

だから、友達が全く興味のない話も、自分が好きなことであればずっと話してしまいます。

相手の表情を読み取れないためです。

自分の好きなこと=周囲の人も好きなことであり、嫌がるであろうということが想像できません。

私たちは「その話はしたくない」、「~言われて悲しい」など、クライアントさんの話に関して思ったことをはっきり言う必要があります。

4. 臨機応変に行動できない

私たちは、肌寒い朝ジャケットを着て行っても、日中に暖かくなれば、ジャケットを脱ぎ自分で対応します。

一方、コミュニケーション障害のクライアントさんは朝ジャケットを着ていくと、日中どれだけ暖かくなってもジャケットを脱ぐことはありません。

クライアントさんにとって、朝寒いからと言って着て行ったジャケットは、日中どれだけ気温が上がっても「着ておくべきもの」なのです。

環境の変化によって判断するという行為がとても苦手なのも特徴の一つです。

この一途な思いにも似た特徴は、研究に従事する仕事に就いた場合、メリットになることがあります。

コミュニケーション障害のクライアントさんは、非常にひたむきなのです。

ですが、その一方で周囲の人たちとの軋轢も生みやすくなってしまいます。

「融通の利かない人」、「状況判断のできない人」というレッテルをはられがちです。

5. あれ、それ、これが理解できない

私たちは、毎日の生活で「あれとって」とか「それどこで買ったの?」とか「これおいしい」という表現を使うことが多いと思います。

このような日常で使われる「あれ、それ、これ」は話の前後で判断したり、置かれている状況で判断したりすることができると思います。

皆さんが新しい鞄を持って仕事場に行き、同僚に「それどこで買ったの?」と言われたら周囲の人も鞄のことだなと予測がたちます。

ですが、コミュニケーション障害のクライアントは「あなたが右手に持っている鞄はどこで買いましたか」と言わないと内容が理解できません。

曖昧な表現は、コミュニケーション障害のクライアントさんが理解しにくいものの一つだといえます。

ただ自分を責めないでほしい。コミュニケーションの苦手意識は乗り越えていける!

ただ、コミュニケーションに苦手意識を持っている方というのは本当に多くいます。

ですがそれは純粋に知らないだけといった場合もあったりします。

または適切な方法を知らないというだけだったりもします。

そしてそれだけで、自分は人との関係はダメなんだと思われてしまわれるクライアントさんもいます。

コミュニケーションというのは学ぼうと思えば、一歩ずつ学んでいけるものです。

だから自分を責めないでほしいと思います。

今コミュニケーションが苦手だなと思っている人でも、自分自身の心の問題と向き合い、人間関係の苦手意識を修正していくことで一歩ずつ成長していけます。

そして、あなたが一歩ずつでも自分との他人とのコミュニケーションを学び、人生がより豊かになっていくことを願ってやみません。

コミュニケーション障害の症状、特徴についてはわかりましたか。コミュニケーションや人生を豊かにするヒントがつまった話をもっと聞きたい方はこちらから

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