旦那にネグレクトされています。離婚したほうが良いですか?

夫からネグレクトを受け離婚を考えている、今回はそういった女性の悩みについてお伝えさせていただきます。そして一人で悩んで答えが出ないという場合でも相談できる場所があります。そういうこともぜひ知っていただければと思います。


こんにちは。心理カウンセラーの松です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

みなさんの心の悩みについて、辛い気持ちが少しでも軽くなる様にアドバイスさせて頂きます。

最近頻繁に聞く「ネグレクト」という言葉。主に親が小さな子供を育児放棄した時などに使われますが、ネグレクトは大人同士の間でももちろん発生します。

今回は、夫からネグレクトされていて、離婚を考えている女性の悩みについて考えてみましょう。

○夫からの虐待

夫からの虐待、と聞くと、真っ先に思い当たるのが殴る蹴るなどのDVですね。

暴力は犯罪です。我慢していたら死に直結するかも知れません。

例え身内であったとしてもすぐにしかるべきところに相談、介入して貰いましょう。

暴力じゃないんだけど…と次に考えられるのが夫の暴言、ひどい態度といった悩みでしょう。

生活費をまともに入れてくれない、すぐに怒鳴る、威張り散らすといった態度にうんざりしている女性は多いのではないでしょうか。

「男尊女卑」が社会風土に定着していた時代ならともかく、今は男女平等な社会です。

一方的に自分を卑下される行為を許してはいけません。

特に夫婦間の場合は、モラルハラスメントとして日常化しやすい行為です。

言葉による暴力は、立派なネグレクトなのです。

○夫からのネグレクトの特徴

.上から目線での罵詈雑言
.生活費を渡さないなどの経済的苦痛
.話しかけても無視する
.家庭を顧みず、家事育児に非協力的
.行動をチェックし、束縛する

これらが日常的に行われていたら、それは重大なモラルハラスメントであり、ネグレクトに相当します。

特に経済的に困窮させたり、罵詈雑言を浴びせるネグレクトは精神的に妻や子供を傷つけ、家庭を崩壊させます。

「誰に食べさせてもらってると思ってるんだ」
「こんなまずい飯が食えるか」
「子育ては女の仕事だろ」
「俺は仕事で疲れてるんだよ」

こんな言葉を日常的に言われていたなら、夫婦生活を見直した方が良いかもしれません。

今回は、私のクライアントのさやかさん(仮名)21歳の事例を参考にして考えてみましょう。

「旦那がお金を入れてくれないんです」

さやかさんは、疲れた様子でささやく様に言いました。

使い込まれたブランド物のバッグには、無造作におむつと哺乳瓶が入っています。

生後6ヶ月になる彼女の子供は、別室で看護師が抱っこしながらあやしている声が聞こえてきました。

さやかさんの夫はIT会社のサラリーマン。

居酒屋でさやかさんが彼に一目惚れをしたのをきっかけに、会ったその日から彼の家に泊まり込んだそうです。

つき合って4ヶ月で妊娠が発覚し、翌年にいわゆる出来婚で籍を入れました。

しばらくは円満でしたが、子供が生まれてから、夫の態度が豹変したそうです。

夫は仕事から帰ってくると、さやかさんが作った夕飯を気に入らなければそのまま手をつけず、ピザなどの宅配を頼んで自分の部屋で食べ、そのままゲームやネットサーフィンなどで過ごし、さやかさんとは口を聞かなくなりました。

さやかさんや子供には全く無関心。

暴力はふるわないものの、子供が夜泣きすると不機嫌になってリビングにいるさやかさんと赤ちゃんをベランダに追い出し、鍵をかけて部屋に入れない事もあったといいます。

「なんでここにいるんだよ」
「お前が勝手に子供を生んだんだろ」
「自分でなんとかしろよ」

育児に協力してくれない夫に、さやかさんは慣れない赤ちゃんの世話に疲れ、まぶたがピクピク震えるチック症状に悩まされるようになりました。

何よりも困ったのは夫が生活費を渡さずに何日も家に帰らなくなった事です。

アパートの家賃も滞納し、即刻退去するように手紙がポストに入っていたそうです。

会社に電話すると夫は正社員ではなく、派遣社員だった事がわかりました。

彼の実家に電話すると、もともとさやかさんとの結婚には大反対だった義理母からさやかさんの態度を罵倒され、一方的に電話を切られました。

高校卒業と同時に田舎から上京したさやかさんには、頼りになる親戚も友達もいません。

赤ちゃんと部屋に引きこもり、夫の帰りを待ち続けましたが、次第にお金も尽きて来たため、母子手帳に書いてあった悩み相談ダイヤルに電話をし、児童相談所を通じて私の所に相談に来たのでした。

「うちの親は、離婚した後、両方再婚してるから、私の帰る家はもうないんだよね…子供がいなかったら、働けるんだけど。」

さやかさんは高校卒業後に飲食店でバイトしていました。

お金を貯めて、動物のトリマーになりたいという夢を語ってくれました。

「離婚して、やり直したい。慰謝料貰って、住む所があれば、私が子供を育てられるかな」

さやかさんは、夫にはもう愛情がない、向こうも私と子供を愛していない事を淡々と話してくれました。

私はさやかさんに、離婚して慰謝料を払うと約束しても、現実では80%支払ってもらえない事、自分で働いて子供を育てるなら、最初は母子支援施設を利用する事もできるという話をしました。

「もし、やり直せるなら、旦那さんと話し合ってみたら?」

「もう無理。帰ってこないし。そもそも、私が勝手に彼を好きになって籍いれたようなもんだから。こんなに嫌われるくらいなら、諦めるよー」

さやかさんは、話した事ですっきりしたのか、サバサバした口調で言いました。

私は、彼女は案外タフな女性なのかな、と感じました。

子供を自分で育てる意志があるなら、応援する方法はいくらでもあります。

私は知り合いの児童養護施設の中にある母子支援施設を紹介しました。

緊急一時保護を適用する事で、さやかさんは翌日からその施設に入所し、離婚を視野に入れて仕事を探しています。

いかがですか。母子生活支援施設は全国に272施設あります。

全国でおよそ4000世帯の18歳未満の子供を持つ女性が生活しています。

夫からのDV、外国人の母親の利用が増加していますが、原則困っている母子なら誰でも利用できます。

子供がいて離婚する場合、これらの施設を利用する方法もありますから、ぜひ覚えておいて下さいね。

ネグレクトは本人に自覚がない場合も多く、精神的な虐待なために我慢する人も多いでしょう。

しかし、人生はいつでもやり直せます。

そのために私たちカウンセラーや市区町村の福祉課があるのです。

1人で悩まず、まずは相談してみて下さいね。

ネグレクトを受け離婚を視野に入れた時には相談できる場所があります。是非活用ください。心を豊かにするヒントがつまった話を聞きたい方はこちら

◯この記事がお役に立ちましたらぜひソーシャルメディアで共有してくださいね^^

最新の人気記事

サブコンテンツ