私は摂食障害です。カウンセリングは効果がありますか?

摂食障害を克服するめには何が大切か、それはカウンセリングなんです。ただ話を聞いてもらうだけ?そんなことで効果あるの?という質問をいただきますが、ただ話を聞くだけということではないんですね。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

私は、摂食障害にはカウンセリングが最も効果があると思っています。

もちろん、身体的に重大な症状がある時には、まず体の治療を優先させます。

立っていられないほどの衰弱が見られる場合、食道や胃腸などに重篤な症状がある時などは、入院治療が必要な場合があります。

ですが、体が治ったとしても、心の治療が終わっていなければ、摂食障害は必ず繰り返されてしまいます。

クライアントさんご本人、クライアントさんのご家族と協力して心の問題の解決をしようとするのがカウンセリングになるのです。

質問者の方は、摂食障害を治したいと思っていらっしゃる。

これだけでも大変な前進です。ぜひ、カウンセリングに行っていただきたいと思います。

おそらく、質問者の方はカウンセリングがどのようなことをするのか不安なのではないでしょうか。

何をするかわからないところに行くのは誰でも嫌ですよね。

ここでは、カウンセリングとはどのようなものなのかについて説明したいと思います。

カウンセリングは何をするところなの?

簡単に言うと、クライアントさんの話を聞くことで、問題となっている根本原因を解決できるきっかけを見つけようとする場所です。

私たち、カウンセラーは、決して無理強いをすることはしません。質問者の方が話したくなければ、話すまで待ちますし、触れられたくないことは、言いたくないとはっきり言ってもらって大丈夫ですよ。

肩が凝ったらマッサージに行くこともありますよね。

カウンセリングは凝った心をマッサージする場所だと思ってもらったらわかりやすいと思います。

ですから、1回行ったからすっかりよくなるということはありません。

少しずつ、少しずつもつれた糸をほどくようによくなっていくと思ってください。

また、私たちカウンセラーは直接「~たらよいよ」というアドバイスはしません。

あくまで、クライアントさんと同じ立場で考え、クライアントさん自身がどうしたよいのか、結論を出すためのお手伝いをするのが私たちの役目なのです。

カウンセラーとの相性はあるの?

あると思います。もし、あまり好きではないなと思うと、その人にはなかなか心を開きませんよね。

カウンセリングで、重要なことはカウンセラーをクライアントさんの歩みよりになります。

「完治」という目標に向かい協力できると思うカウンセラーさんを選びましょう。

もし、この人には話したくないと少しでも思ったなら遠慮なくその旨を伝え、カウンセラーを交代してもらいましょうね。

カウンセリングの時間がどのぐらい?

短いところで30分、長いところで90分ほどだと思います。

私のところでは、45分を1コマとして行っています。

あまりに短い時間だとクライアントさんが話したいことを言えず、終わってしまうことがあります。

時間が長くなってしまうと、クライアントさんが疲れてしまいます。

カウンセリングは、今の自分、過去の自分と向き合う場所です。

認めたくないことや避けて通ってきたことまで、じっくり見つめ合う時間だと思います。

ですが、この作業はとても疲れてしまいます。

ですから、私は小学校の授業時間と同じ時間である45分を一つの目安として、カウンセリングを行っています。

どうしてカウンセリングが摂食障害の治療に効果があるの?

摂食障害は、食べることができなくなったとか食べ過ぎてしまうとかいう単純な問題ではありません。「拒食症」になるにはそこに至るまでの原因、「過食症」になるにはそうなった理由が必ずあるのです。

これらの原因や理由は、クライアントさん本人さえ気が付いていないことが多いのです。カウンセリングは、まずそこに気付くことから始めます。

ここでは、症例を挙げながらその効果についてみてみましょう。

症例:Oさんは、中学校に入学後、過食症を発症しました。

直接の原因は、思ったほど成績が伸びなかったことだと本人は言っていました。

しかし、カウンセリングを進めるうちに、Oさんはテストで悪い点を取るたびに、母親に「あなたはダメな子!」と言われていることが判明します。

Oさんにとって、辛かったのはテストで良い点が取れないことではなく、大好きなお母さんに否定されることなのです。

お母さんに否定されることで、自分はダメな人間だ、愛される価値がない人間だと思い込み、満たされることのない思いを過食という形で発散していたのです。

ここで、原因がはっきりしました。Oさんの場合は、その後母親も含めてカウンセリングをしました。

母親は、自分の言った言葉を覚えていなかったのです。

母親自身に自分の言葉で、Oさんへの思いを伝えてもらい、Oさんがテストで悪い点を取ろうがOさんであることには変わりないこと、家族はOさんを愛していることを根気強く伝えてもらいました。

Oさんには、どれだけ今まで辛かったか、悲しかったかをありのままの言葉で母親に伝えてもらいました。

自分の中で蓋をしていた感情を伝えてもらうことにより、本音を母親にぶつけてもらったのです。

このように、隠された原因が明らかになることにより摂食障害は克服できるのです。

そういった視点からも、カウンセリングの効果は大きいと言えると思いますよ。

摂食障害におけるカウンセリングの重要性は分かりましたか。人生を豊かにするヒントがつまった話をもっと聞きたい方はこちら

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