摂食障害の治療法ってどんなのがある?

摂食障害の治療法について今回はお伝えします。基本はカウンセリングから始まるのですが、何よりも大事なのはクライアントさんが絶対に自分を治すという決意を持っていただくことなんです。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます

摂食障害は、単に食べ過ぎる、食べることができないという病気ではありません。

例え、無理やり食べるようにしたり、食べないようにしたりしても、摂食障害に至るまでのクライアントさんの苦しみを解放してあげない限りは、根本的な治療にはなりません。

クライアントさんの心にある闇を見つめ、明るいところに引っ張り上げることが摂食障害の治療法だと言えます。

ここでは、どのような治療法があるかを見てみましょう。

摂食障害の治療の基本はカウンセリングです。

カウンセリングというと皆さんはどのような治療を想像しますか?

「話を聞くだけじゃないか。それで何の治療になるのか」とおっしゃる人もいます。

確かに、カウンセリングの基本はクライアントさんの話を聞くことです。

我々カウンセラーは、話を聞き出そうとクライアントさんに無理強いをすることは絶対にしません。

まずは、クライアントさんが、摂食障害を治そうと心に決め、カウンセリングに来てくれたことを素直に喜びます。

クライアントさんにとって、カウンセリングを決意するということは、自分に治療が必要であるということを認めたということであり、非常に勇気のいることです。

摂食障害の治療はここからスタートするのです。

クライアントさんが、今の体重や身長などの体の状況、痩せることに対してどのような考えを持っているのか、食べ物について何を思うのかを自らの言葉で話すことができるように待ちます。

その間にする他愛もない話から、摂食障害の原因が判明することもあります。

カウンセラーからは、摂食障害は必ず治るのだから一緒に治そうというメッセージを送り続けます。

双方の信頼関係を確立させつつ、クライアントさんの誤った食事や体型への認識を正しい方向にもっていくのが初期のカウンセリングです。

クライアントさんが心を許してくれたら、カウンセリングは次の段階に移ります。

私が用いている治療法は、最初に行動療法、拒食症のクライアントさんには認知療法、過食症のクライアントさんには対人関係療法です。

これらの治療法を軸に様々なアプローチを行いまいます。

行動療法とは何ですか?

誤った行動を正しい方向に持っていく療法です。

拒食症のクライアントさんは、ご家族の方にも協力してもらって食べても良いということを学んでもらいます。

まずは、最低限現在の体重を維持するカロリーを摂取してもらい、少しずつ食事量を増やしてもらいます。

過食症のクライアントさんには、過食の回数を減らしてもらうことからはじめてもらいます。

毎日していた過食を、2日に1回にしてもらうことからはじめます。

この療法はクライアントさんにとって、かなり辛いものになります。

うまくいかないこともあると思いますが、ご家族の方には「責めないでほしい」ということを約束してもらいます。

少しずつでも、改善が見られた場合はクライアントさんと一緒に喜び、徹底した味方になってくれるようにお願いします。

認知療法はどういったものでしょうか?

簡単に言うと、今までの物事の考え方をプラス思考にすることで、気持ちを楽にする方法です。

拒食症のクライアントさんは、完璧主義者のことが多く、すべての物事を白か黒か、0か100か、敵か味方かに分けたがる傾向があります。

しかし、現実問題、すべての物事が割り切れるわけではありません。

例えば、一生懸命努力したのに成績がふるわなかったとしましょう。

あんなに努力したのに、何が悪かったのだろうと落ち込みがちです。

それを、今回は確かにあまりよくなかった。

→だけど、あれだけ努力することができた

→今度はもう少し前から勉強したらよいかもしれない。

→よし、今度のテストは1週間前から勉強しよう!

とするのです。沈んだ気持ちから前向きな気持ちになりませんか?

少し気持ちが楽になりませんか?その訓練をするのが認知療法なのです。

行動療法とはどんなものなのでしょうか?

認知療法は自分自身が主体なのに対し、行動療法は周囲との関わりにスポットを当てます。

過食症のクライアントさんは、一見人当たりも多く、社交的な人が多くいらっしゃいます。

しかし、クライアントさんは、自分の言いたいことを我慢して、そのストレスを食べることで発散しています。

ですから、自分の言いたいことを言う訓練をする必要があるのです。

例えば、仕事のミスで上司に叱責されたとします。しかし、本当はミスではなく、上司の勘違いでした。

このような状況で過食症のクライアントさんは、事実をいうことができず、謝罪してしまいます。

実際は、クライアントのミスではないのできちんと説明をする必要があります。

どのように説明をすれば相手を不快にしないのか、どのように切り出せばいいのかを学ぶのが行動療法になります。

これらは、私のカウンセリングで用いる主な療法です。しかし、明らかな体調の異変があるときには、医療機関の力も借りなければいけません。

動くことができない、意識が混濁しているなどの時は、まず、体を治すことが先決になってきます。

摂食障害の治療法についていかがでしたか。人生を楽しく生きるためのヒントがつまった話を聞きたい方はこちら

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