拒食症を克服するための3つのポイントとは?

拒食症を克服するためには必要なことがいくつかあります。それを知らないで無理矢理に進もうとすると余計に悪化してしまうこともあるんです。今回はこの重要なポイントを3つに絞って紹介いたします。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

拒食症は誤解されやすい症例です。

「ほっとけば、おなかがすけば食べるようになるでしょう!」と言われる一方で、「繰り返して一生治らないのでしょ?」と言われることもあります。

しかし、両方とも大きな間違いです。

拒食症は、食べることを拒否してしまう心の問題なのです。

単純に食べさせればどうにかなるというものではありません。

拒食症は必ず治ります。

思春期に拒食症になったクライアントさんは、拒食症を克服し、立派な社会人になっています。

ここでは、拒食症を克服するうえで重要になるポイントを3つに絞り、紹介してみましょう。

ポイント1 焦らないこと!

拒食症は必ず治りますが、時間がかかります。本人も、家族も早く治そうと結果を急ぎますが、絶対に焦らないでください。

私のクライアントさんにアルバイトの人間関係でつまずき、拒食症になってしまったG子さんがいました。

もともと人見知りをするG子さんが、接客業でのバイトを始め、指示通りになかなか仕事をできなかったこと、そのことでバイト仲間から孤立してしまった存在になり、イジメに近い扱いを受けたことが直接の原因でした。

カウンセリングの時に、直接の原因ははっきりしたが、拒食症になるまでにはもっと深いところに原因があると何度もお話したのですが、聞き入れてもらえませんでした。

私は、G子さんの自己評価の低さがとても気になったのです。

ですが、G子さんは強引に日常生活に戻ってしまったのです。

半年後、G子さんは1回目の時よりさらに痩せた状態で私のところを訪れました。

目には力がなく、立っているのもやっとな状態だったため、専門機関を紹介することになりました。

もし、最初の時に時間をかけてカウンセリングができていたならば、結論は変わっていたのかもしれません。

家族の焦りは本人の焦りにつながってしまいます。拒食症は一気に治るものではありません。

良い状態の時と悪い状態の時を行き来しながらよくなってくるのです。

良い時期にすぐに戻ってしまうと治療前より悪化してしまう可能性もあります。

悪い時期に周囲が焦ってしまうと、本人に大きなプレッシャーをかけてしまいます。

拒食症は絶対に治る!でも長い時間が必要である!ということを本人も含めて家族が知っておくことが必要なのですよ。

ポイント2 自分の意見を言えるようにする

拒食症になってしまうクライアントさんは、周囲の評判も高い、成績優秀な人が多くいます。

よい子であるという周囲の期待に応えようとするあまり、自分の意見を持つことができない、つまり自我が確立していない人が多くいるのです。

そのようなクライアントさんは、自分の意見を言葉にする練習が必要になります。

考えの基準を「周囲の人が」から「自分が」にシフトする必要があります。

「自分がどうしたいのか」「自分が何をしたいのか」「自分が何を思うのか」良い意味でわがままになる必要があるのです。

時には、混乱し、今まで使ったことのないような乱暴な言葉で主張をすることがあるかもしれません。

そんなときにも、家族の方は一緒に声をあげるようなことはしないでください。

クライアントは3歳児の精神状態と一緒、少しずつ自己を確立している第一次反抗期なのです。

私のクライアントさんは、父親に「くそじじぃ」、母親に「くそばばぁ」と言ったそうです。

ご家族の方は、「今までの優等生の娘から想像がつかない」と驚愕気味でした。

しかし、自分を取り戻すためには必ず必要な過程なのです。

もう一度生き直しているクライアントさんを家族で見守ってあげてください。

ポイント3 自分のことを好きになってあげる

拒食症のクライアントさんは、自己評価の低い方がとても多いです。

「どうせ自分は・・」「自分なんて・・」という言葉使う方が非常に多いのです。

その背景には、自分は価値のない人間だと思いこんでいる状況があります。

拒食症を克服するためには何としてもそれは間違いであるということをクライアントに伝えなければなりません。

そのためには、愛していることをストレートに伝えることが一番効果的です。

私は、ご家族の方に一日最低一回はクライアントさんを抱きしめてあげて下さいとお願いしています。

「生まれてきてくれてありがとう。大好きだよ」と一日一回は口に出してください、とお願いしています。

自分を受け止めてくれる人がいるという実感は人を強くします。

人に愛されているという実感は人を優しくします。

クライアントさんは、優等生だから愛されているわけではなく、例え成績が悪くても、例えよい子ではなくても、クライアントさんだから愛されているということをわかってもらう必要があるのです。

それが伝わった時に、クライアントさん自身も弱い自分も含めて自身のことを許してあげられる、つまり自分を好きになることができるのだと思います。

自分のことを好きになることができたら、拒食症と戦う準備はできたと言えます。

拒食症を克服するための3つのポイントについての話はいかがでしたか。不安に負けない心を手に入れるためのヒントがつまった話を聞きたい方はこちら

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