摂食障害になってしまう原因とは何?

摂食障害というのは単純に食べる食べられないという気分の問題ではないのです。個人が持っている悩みや背景などが原因になってきます。そしてこの症状は誰にでも起こりうる可能性があるということを知っていただければと思います。


こんにちは。心理カウンセラーのサラです。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

「食べることができないなら、食べたらいいのでは?」

「食欲を抑えられないなんて、甘えだわ!食べなければいいじゃないの?」

と思う方も多いのではないでしょうか?

しかし、その考えは大きな間違いです。摂食障害は、単純に食べ物を食べることができない、食べ過ぎてしまうといったことだけではないのです。

誤った知識は、クライアントの皆さんの心の傷をさらにえぐってしまいます。

誰もがかかる可能性がある摂食障害。ここでは、その原因について詳しく見てみましょう。

摂食障害の原因とは?

摂食障害にかかる可能性は単純なものではありません。クライアントさんによってその原因は異なっているのです。

本人の性格的な要因、家庭環境、職場や学校の環境などが様々に絡み合った結果だといえます。これらの原因と痩せたいというダイエット願望が絡みあい、発症してしまうことが多いのです。

どんな性格の人が摂食障害にかかりやすいの?

私のクライアントさんは、周囲から「まじめな人」、「几帳面な人」、「気遣いのできる人」だといわれる方が多かったです。周囲からの評価は非常に高い人がほとんどでした。

言い換えれば、「完璧主義者」、「周囲の評価を気にする人」、「自分に厳しい人」だとも言えると思います。

高校生のA子さんも、そんなお嬢さんでした。中学生の時から生徒会に籍を置き、成績のよい優等生、それが周囲の評価でした。

そんなA子さんが、摂食障害になったのはほんの些細なことでした。

高校生になり少しふっくらしてきたA子さんに言った同級生の一言。

「前と比べると、少しふっくらしたんじゃない?」これがすべてのスタートでした。

A子さんは、同級生の言葉を真に受け、「太っているから少しでも痩せなければならない。

みんなは私が太ったと思っている。笑われてしまう。」と思いこみ、過激なダイエットに走ってしまったのです。

同級生にとっては何気ない一言であったでしょう。

実際にその当時A子さんは太っていたわけではありません。

女性らしくなっていく過程であったと言えます。

A子さんにとって周囲の評価は、自分の存在価値を知るすべてであり、その評価にこたえることが優等生のA子さんでいられる唯一の方法だったのでしょう。

A子さんは自分自身がどのような人間であるかが確立されていなかったと言えます。

A子さんのように「学力も優秀で人望の厚い優等生」が摂食障害のクライアントさんにはとても多いのです。

逆に、周囲がどう思っているか全く気にならないジャイアンタイプの人は、摂食障害のクライアントさんには、ほとんどいないと思います。

家庭環境も関係あるの?

「もっと愛情がほしかった」、「もっと抱っこして欲しかった」、「もっとこっちを見てほしかった」と訴えるクライアントさんが多いのでは事実です。

「私は甘えることが許されなかった」とおっしゃるクライアントさんもいらっしゃいます。

前述のA子さんも、家の中では幼いころから手のかからなかったよい子だったとご両親は振り返っています。

その一方で、甘えることもしない子供らしくない子供だと思っていたともおっしゃっています。

2歳違いの弟さんもおり、やんちゃな弟のかかりっきりで、おとなしくて甘え下手なA子さんはあまり目をかけてもらえなかったようです。

そのような環境でA子さんが家族の注目を浴びることができるのは、良い成績をとった時だけだったのです。

少しでも聞き分けのないことを言うと、「A子はよい子でしょう」「A子はそんな子じゃないでしょう」と言われ相手にしてもらえなかったと述べています。

ご両親に悪気はなかったと思います。でも、A子さんは弟さんと同じように甘えさせてほしかったのです。抱きしめてほしかったのです。

ご両親も、しっかりしていたA子さんに甘えていたのだと思います。

ですが、それは本来あるべき家族の形ではありません。A子さんは子供であり、ご両親は親であるのです。

その役割をもう一度考えなければいけませんね。

甘えたい時に甘えたい、時にはわがままを言い叱られる。泣いて帰ってくれば、大丈夫だよと撫でてくれる大きな大人の手、それが必要とされるご両親や家族の在り方だと私は思います。

ご両親は、わがままを許される存在、思う存分駄々をこねることができる相手でなければばらないのです。

子供を子供でいさせてあげる家庭、大人になることを急がせない環境が大切なのだと思います。

様々な要因が絡みあう摂食障害

摂食障害の原因にこれだ!という答えがあるわけではありません。

完璧主義の人みんな摂食障害になる、家庭環境に問題ある人がみんななるわけではないからです。

摂食障害の原因は、単純なものではないのです。

ただ、その素因として自己評価が低い人が多かったことは事実です。自分に自信がない、周囲の顔色を気にしすぎて自分の意見が言えないなど、自分が何であるかがはっきりしていない人に多いとは言えます。

このような個人的な要因と、個人を取り巻く生活環境、家庭環境が絡み合って摂食障害を引き起こすのだと思います。

摂食障害になってしまう原因についての話はいかがでしたか。今抱えている悩みを解決していくヒントがつまった話はこちら

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