自律神経失調症でも仕事を続けて大丈夫ですか?

自律神経失調症を抱えながら仕事を続ける、これはやはり得策とは言いづらいんですね。そもそも原因がストレスによって引き起こされるものであることが多いからです。ではどうすればいいのか、今回はこちらについてお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、自律神経失調症と、お仕事、ということについて考えてみたいと思います。

自律神経失調症になってしまうと、夜は起きられるけれども昼間眠いという症状があらわれたり、朝起きられなかったり、時間を問わずめまいがしたり、けだるさがあったり……と、お仕事を通常どおり続けるには厳しさを感じるような症状をきたすことがよくあります。

また、自律神経失調症はストレス性の失調であることが多いので、治療にあたってさらなるストレスを感じることは得策ではありません。

そのため、通常どおり仕事を続けて、さらにストレスを浴びても大丈夫なのか、どうか……これは自律神経失調症の多くの方が突き当たる問題なのです。

自律神経失調症でも、仕事を続けて大丈夫かどうか?

それには、いちがいに答えを出すことはできません。まずは、自律神経失調症を引き起こしている原因がどこにあったのかを、精査しなくてはならないでしょう。

自律神経失調症は、昼夜逆転の生活、あるいは深夜まで活動していて、朝起きるのが遅い生活、活動が深夜に及び、朝も早いために睡眠時間がとれない生活……といったものに起因することがあります。

深夜まで活動する動機は人それぞれですが、「深夜まで仕事をする」ことがその原因になっている場合には、仕事の内容、あるいは、仕事の継続そのものについて、考えなくてはならない可能性があります。

もちろん、深夜まで仕事をしているわけではなく、アフターファイブに遊びすぎて帰宅しないですとか、家には帰っているのだけれども、夜中3時までネットゲームをしているとかいう場合には、一気に仕事を制限する必要はないと思います。

自律神経失調症の原因は、こうしたところ以外にも潜んでいます。

仕事の内容からくるストレス、任された仕事が大きく、プレッシャーを与えられるので、日々ストレスを与えられる内に自律神経失調症になってしまう可能性もあります。

また、上司、同僚との関係など、職場の人間関係に起因するストレスが、原因となっている場合もあります。

仕事内容にしろ、人間関係にしろ、自律神経失調症の原因が職場にあると判断された場合には、配属替え、仕事内容や役職の変更などを求めたうえで、お仕事を続けることは可能です。

もっとも、お勤めの会社が家族経営のように小さく、責任のあるお仕事から逃げられなかったり、配属替えも不可能ということですと、お仕事を継続するかについては深く考えなくてはならないところでしょう。

40代、男性の場合のお話です。

配属替えのため、内勤から営業へと、仕事内容ががらりと変更されてしまいました。

元々、口べたの自覚があり、営業トークや愛想笑いは苦手中の苦手。

残業は以前からありましたが、社内での残業よりも、外回りの残業はことさら辛く感じます。

疲れ果てて家に帰ることも増え、いつしかめまいやふらつきを感じるように。

体調が優れないことが増え、何かの病気を案じて病院を受診したのですが、さまざまな検査の結果、最終的には自律神経失調症と診断されました。

診断結果を会社側へ伝え、協議の結果、彼は内勤へ戻ることになりました。

残業を以前より減らして、療養しつつ仕事を続けることになったのです。

頑張り過ぎて心と体を壊してしまっては本末転倒

このように、万一、仕事に起因する自律神経失調症であったとしても、仕事のやりかた、職種の選び方によって、仕事を続けながらの治療が可能な場合もあります。

もちろん、ケースバイケースの面も否めません。

中には、退職をして、全く違う仕事で治療をしながら再出発をされる方もいらっしゃいます。

自律神経失調症では、診断書があれば、仕事を退職するのではなく、休職することも検討しましょう。

自律神経失調症により、○ヶ月の療養が必要……という内容の診断書を医療機関からいただくことができれば、多くの場合、会社からの休職が認められます。

通常は、休職が必要との診断がおりた場合には、3ヶ月の休職をして症状が落ち着くかどうか、様子を見ます。

3ヶ月で復職が不可能であれば、療養期間を3ヶ月延長し、半年間の休職となります。

休職の間は、健康保険組合などから、給与の2/3ほどの療養費や、見舞金が出ることになっています。

現実的なお話ですが、自律神経失調症の治療・療養には、時間と、それに伴うお金が必要になります。

治療にかかる期間はどれくらいになるか誰にもわからず、長期化することも珍しくはありません。

お仕事をそのまま継続できるような配置換えや、環境の変化を期待できれば良いですが、そうでなければ休職をして、その間、給与の2/3なりといただく方法には、それなりのメリットがあります。

半年以上の休職は、認められないことも多いようなのですが、自律神経失調症だからといってすぐに退職を考えるのではなく、休職をして様子を見るという選択肢もあることを覚えておきましょう。

自律神経失調症は、さまざまな体調不良が重なり、お仕事にも支障をきたすことが多いかと思います。

お仕事も、お金も大切ですが、一番大切なのはあなたの心と身体。無理を続けることで、自律神経失調症は、うつ病や、その他の心の問題に発展してしまうこともあり得ます。

それを踏まえて、今後のお仕事をどうするか、じっくり考えてくださいね。

自律神経失調症と仕事とのつきあいかたはいかがでしたか。不安に負けない心を作るためのヒントがつまった話を聞きたい方はこちら

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