自律神経失調症で妊娠中です。このまま子育てしても大丈夫?

自律神経失調症で妊娠中、子育てが心配というご相談をいただいたことがあります。やはり子育てというものは大変です。大なり小なりストレスを受け続けることにもなってきます。そんな中での育児で大切なこと、それをお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、自律神経失調症にまつわるこんなご相談について、掘り下げてみたいと思います。

それは、「自律神経失調症で妊娠中です。このまま子育てしても大丈夫でしょうか?」というご相談です。

自律神経失調症は、何らかの薬を処方されることの多い心の問題です。

薬物療法はとてもポピュラーで、それは、自律神経失調症の症状をやわらげることに役立ちます。

妊娠をされているということは、それらのお薬を、まず飲めないということです。

めまいや吐き気などの症状が出ても、耐えるしかないということを示しています。

本当に、頑張っていらっしゃいますね。頭が下がります。

子育ては、それはそれで非常に大変な一大事業です。

子育てをすることは、ストレスのかたまりだと言っても、決して過言ではないでしょう。

実際、妊娠中のさまざまなストレスや出来事、身体の変化などを切っ掛けに、自律神経失調症になってしまった方もいらっしゃいますし、出産後に、産後のストレスから自律神経失調症を発症することもあります。

広く知られるように、ストレスは自律神経失調症の原因でもあり、治療のための大敵であることも否めません。

自律神経失調症を抱えているときには、必要以上のストレスはできる限り、避けたいのが本当のところですよね。

しかし、現実を見ると、自律神経失調症の方でも、妊娠後、育児をなさっている方がたくさんおられます。

自律神経失調症でも、条件を整えることで、育児は「できます」

ですから、「このまま育児をしても大丈夫でしょうか?」というご質問には、「条件付きですが、ほぼ可能です」とお答えしたいと思います。

育児をしていくにあたって

それでは、出産後、育児をこなしていくための「条件」には、どのようなものがあるでしょうか。

まず欠かせないのが、ご家族、ならびに近親者の方のご協力です。

育児をする母親には、肉体的、精神的双方の面で、多大なるストレスがかかります。

特に新生児との生活は自律神経失調症でなくても、睡眠が取りづらく、昼夜を問わず泣いて何かを訴える赤ちゃんに、尋常ではないストレスを感じるものです。

時折それを、母親失格であるかのように言う人もいますが、これは間違っています。

たまたま、その方が育児なるものを未経験なのかもしれませんし、男性なのかもしれませんし、その方の育てたお子さんが、物静かなタイプだったのかもしれません。

いかなる理由があるにしろ、新生児の育児は大変である、ということを否定する権利は誰にもありません。

お子さんが極端に物静かなタイプというのでなければ、そのストレスは末子が3~4歳になるまで続くと思ってよいでしょう。

何をやっていても、子どもに中断されてしまう。子ども自身も善悪の判別がまだなく、片時たりとも目を離すことができない。

部屋は片付けていないわけではないのに、片付けると散らかすのいたちごっこ……

子育てのストレスといえば枚挙にいとまがありません。

特に、思ったように片付け、掃除、料理などの家事ができないことについては、「自分の家事能力が十分でない」と考えてしまい、それがストレスとなる女性は非常にたくさんいます。

自律神経失調症があると、このストレスだけでも体調を悪化させるのに十分です。

まず、そんなお母さんへの協力を、ご家族にお願いしたい。

そして、お母さんご自身も、夫や、父母といった人たちに、遠慮無く助けを求めていっていただきたいと思います。

休日は夫に子どもを預ける。平日、短時間でも、お父さんお母さんにお子さんをみてもらう、一時保育を積極的に利用する。

そして、同時に、お母さん自身が、夜はやく寝るですとか、お子さんの寝た時間、あるいは一時保育で不在の時間を利用して、家事をするのではなく、リラックスタイムを重視する、というのも大切な対策のひとつです。

また、そのようにさまざまな、自律神経失調症への対策を行っているお母さんの努力を、あたたかい目で認め、応援するのも家族の大切な姿勢であると思います。

中には、一時保育を利用したり、ご両親に赤ちゃんを預けると、「さぼっている」という見方をするご家族もいらっしゃいますが、これは自律神経失調症を抱えているお母さんには当然NG。

お母さんご自身も、本音を言えばきちんと家事をしたいのです。

それが可能であれば、自分の手でお子さんをみて、掃除も片付けもきちんとしたいのです。

ですが、それは、自律神経失調症ではない女性にとっても、ほとんど不可能なことです。

一時保育などを利用しないまでも、多くの育児中の女性が、言うことをきかない小さな子どもたちを相手に、ジレンマいっぱいの育児ライフを送っています。

まして、育児中のお母さんが自律神経失調症を抱えている場合、授乳があるうちは薬を飲むこともできません。

お母さんご自身は、なんとかして、自分自身が睡眠をとったり、リラックスできる余裕をみつけていくこと。

状況によっては母乳育児をせず、ミルク育児を選択する方法もあると思います。

母乳育児では薬が飲めずに、ますます苦労が大きくなる可能性も。

小さな子どもがいると崩れがちな生活環境ですが、少しでも整えられるようにしていってください。

同時に、ご家族の方、近親者の方には、そんなお母さんの努力をまずはあたたかい目で見守り、認めること。

そして、積極的に手を貸してあげてほしいと思います。

繰り返すようですが、育児はただでさえ大変なものです。

でも、現実として、自律神経失調症を治療しながら育児をしているお母さんはたくさんいらっしゃいます。

ですから、あなたもきっと大丈夫。勇気をもって、リラックスして、出産にのぞんでくださいね。

自律神経失調症で妊娠中の方、不安はあると思いますが頑張っていただきたいと思います。不安に負けない心を作るヒントが詰まった話はこちら

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