自律神経失調症はどうやって克服できる?

自律神経失調症を克服するためにはいくつか大切なことがあります。ただ薬を飲んでいるだけではなかなか改善が難しいんですね。まずは生活習慣から見直す必要があったりします。今回は克服するための大切な点をお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

自律神経失調症は、「不定愁訴」という実に簡単な言葉で片付けられてしまうこともあり、「病気じゃないんでしょ?」という扱いを受けてしまうこともありますが、なった本人にとっては、色々な不調が心身を襲うため、なんとしてでも症状を克服したいと思うものです。

そこで、今回は、自律神経失調症の克服、ということについて考えてみたいと思います。

自律神経失調症を克服しようと思うなら、とにかく、「自律神経の働きを正常に戻すための活動」を片っ端から行うことが有効です。

片っ端から、というのは、心理カウンセラーへの相談や、病院への通院だけが手段ではない、ということです。

もちろん、心の問題のひとつですから、心の専門家への相談は非常に有効です。

症状にも個人差がありますので、個々に合った対応方法を仰ぐためにも、心の専門家を訪れることはおすすめしています。

そのほかに、自律神経失調症においては、ご家庭での毎日の対策が克服のために欠かせないということを、是非考慮していただきたいと思います。

生活習慣の乱れが原因になりやすい

20代、女性の、自律神経失調症の方の例を挙げてみましょう。

彼女は、医療機関を受診し、自律神経失調症と診断されました。

そこで、処方された薬を毎日、言われたとおりに飲みましたが、症状はいっこうに改善しません。

薬を飲めば、症状が軽くなると聞いていたのに、効果があらわれたようには見えませんでした。

彼女は実家暮らしでしたが、食事は肉料理などのメインディッシュと、ほんの少しの付け合わせ。

野菜料理や煮物は、特に興味がないので、食卓に出ても手をつけません。

常にダイエットを念頭に置いていたので食べる量は全体的に少ない状態。

朝食は家族の誰もが、食べたいものを勝手に食べている状態だったので、彼女は食べずに済ませていました。

そして、家ではの夕方以降、主にテレビやパソコンに向かい、深夜まで過ごします。

体調を崩す前には、友人と遊び歩いて深夜になることも多々ありましたが、体調を崩してからは身体がけだるいこともあり、家に居ることも増えました。

とはいえ、時折は夕方以降体調がよく、友人たちと出かけて遅くに帰ってくることも。

そんな日は、次の朝に頭痛やめまいが発生するので、起きることができずに、決まって布団の中で過ごすのです。

特に若い方の場合、まだまだ遊びたいという気持ち、そして、体力的に自分はまだ深夜まで遊んでいても大丈夫だ、という気持ちがあるのはよく理解できます。

しかし、この夜型の生活習慣が、自律神経失調症になった原因のひとつであり、同時に、これを改善しないときには、自律神経失調症もまた、いくら薬を飲んでも改善はしません。

まずは、夜型の生活習慣を持っていらっしゃる場合には、それを朝方に変えていくための努力が必要です。

人間がそもそも持っている身体リズムは、「朝に起きて、夜に眠る」というもの。

それを基調にして、自律神経は身体をコントロールしています。

それが、「深夜まで精神を興奮させ、朝遅くまで寝ている」というスタイルが標準になってしまうと、心身が適切にリラックスを得ることができず、常にストレスの中に置かれますので、自律神経がバランスを崩してしまうのです。

さらには、食生活がお肉中心のものだったり、野菜・魚の摂取量が少なかったりする場合には、自律神経を整えるための基本的な栄養素が不足しているということが考えられます。

バランスを崩した自律神経が、正常に働くようになるためには、自律神経を正常に働かせるビタミンB、C、心を落ち着けて不眠状態を解消する働きのあるカルシウムなどを、積極的に摂る必要があります。

医療機関で、これらの栄養素を補填するためのサプリメントなどを処方される場合もありますが、自律神経失調症を克服した多くの方が、食生活を見直し、バランスのとれた食事に切り替えているところを見ると、食生活の改善はやはり、克服のための必須条件だと言えるでしょう。

生活習慣という面では、精神を落ち着ける入浴方法、自宅や自室での適切なリラックス方法……たとえば、アロマの利用、ハーブティーの利用などを通して、心をほぐす手段を身につけることも大切です。

実は、自律神経失調症において、心理カウンセリングや心療内科など、心の専門家が大きな役割を果たすのは、その人の生活パターンと症状に合った「生活指導」であると言うこともできます。

もちろん、投薬治療は、症状の緩和のためには役立ちますが、症状をなぜ緩和させるかというと、それによって自律神経を落ち着け、心身に負担をかけない生活習慣を身につけやすくするためなのです。

自律神経のバランスがあまりにアンバランスなままだと、正しい生活習慣を身につけることさえもままなりません。

ですから、薬を併用して、少しでも早寝早起き、栄養バランスのとれた食事、適切な心身の休息、といった生活習慣に近づけようと言うことです。

また、自律神経失調症の原因が、単に生活習慣ではなく、何らかの強いストレスを与えられたことにある場合には、カウンセリングによってそのストレスの原因を受け止めたり、解消したり、様々な道を探ることができます。

自律神経失調症は、ただ薬を服用しているだけでは治りません。

しかし、適切に生活習慣を改善したり、心の重荷を解放することで、克服が可能です。その方法は是非、心の専門家にご相談してみてください。

自律神経失調症を克服するための大切なことはわかりましたか。ストレスを手放していけるヒントがつまった話をもっと聞きたい方はこちら

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