私はすごくストレスを感じやすい、自律神経失調症ですか?

ストレスを感じやすい方は自分は自律神経失調症なのではと心配することがあります。ストレスと自律神経失調症にはある関係性があります。その関係性について、そしてストレスの解消に大切なこともお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

さて、今回は、こんなご相談がありましたので、解説していきたいと思います。

それは、「私はすごくストレスを感じやすいのですが……自律神経失調症なのでしょうか?」というご相談です。

自律神経失調症と、ストレスとの関係、気になりますよね。

結論から言いますと、「ストレスを感じやすい=自律神経失調症」ではありません。

また、ストレスを感じやすいからといって、必ずしも自律神経失調症の予備軍であったり、一歩手前であったり、というわけでもありません。

むしろ、ストレスを感じやすいという方の中には、ちょっとしたことでイライラする、イライラするものだから解消しようと努める、いったん解消してもまた別のことでイライラする、でもそこそこのところで解消する……結果として、自律神経失調症になるわけでもなく、単なるイライラしやすい人で定着するといったケースも非常に多いと思います。

もっとも、自律神経失調症の原因は、ひろく知られているように、確かにストレスです。

ストレスがたまりすぎて、神経がうまく働くことができなくなるので、自律神経失調症になるのです。

ですから自律神経失調症になる、なりやすいのは、「ストレスを感じやすい人」ではなく、「ストレスの解消、発散が、うまくできない人」である、と言うことができますね。

自律神経失調症を引き起こすストレスには、色々な種類があります。

このご質問をされた方のように、ストレスを感じやすい、しょっちゅうしょっちゅうイライラしている。

これも、ストレスのひとつです。心理的なストレスですね。

心理的なストレスと違い、身体的なストレスというものもあります。

骨盤が歪んでいる、身体のバランスがどこかおかしくなっている。

これが身体に負担をかけ、脳にストレスを与える場合です。

身体的にストレスがかかっているときは、明らかに腰痛があるというような場合を除いて、本人が「ストレスだ」と感じていないケースがよくあります。

栄養のストレスというものもあります。

食生活があまりに悪かったり、朝食を摂らなかったりして、栄養が不足するために、身体に負担をかけているケース。

これもまた、本人はなかなか気づかないか、本当は栄養バランスが悪いんだけどねー、と思いつつも特に改善しないうちに、自律神経失調症になってしまうことがあります。

また、温度や、湿度などの、いわゆる生活環境も、あなたにストレスを与える原因になることがあります。

生活のし心地が「快適でない」ときは、要注意だと言えます。

また、自律神経失調症というと、ジワジワとストレスがたまって、限界になったときに発症するようなイメージがありますが、引っ越しなどの急激な環境の変化がストレスになり、自律神経失調症を発症することもあります。

このうちの、どれをとってもほぼ同じで、自律神経失調症において肝心なのは、ストレスの上手な処理、ストレスへの対処です。

どんなストレスを抱えていたとしても、上手に対処できていれば、自律神経失調症へ発展せず、「短期間の不調」ですぐに忘れられてしまうことでしょう。

例えば、旅行へ行って、「私、旅先ではダメなのよ、便秘になっちゃって……家に帰れば、ちゃんと出るんだけど」なんて仰る方はよくいます。

珍しいことではないですね。旅空のもと環境が変化し、自宅の外というストレスに晒されて、夜の夜中でも上手にリラックスすることができず、一時的に内臓の動きが止まってしまうのです。

でも、1週間ほど旅行して、家に帰ってみると、日常に戻り、内臓もちゃんと働き出すというわけです。

一時的な自律神経の失調と言えなくもないですが、このレベルで「自律神経失調症よ!」と騒ぐ人は誰もいません。

こんな一時的な不調は、旅に出なくてもあり得ます。仕事で大きなプロジェクトを抱えていると、胃の調子が悪くなったりすることがありませんか? 

これもまた、一時的な不調のひとつといえます。

ただ、その状態が長引き、与えられたストレスを上手に処理できないことが長期間続いた場合、一時的な不調は慢性的な不調となってしまい、自律神経失調症になってしまう、というわけです。

ストレスを、ストレスと思っていない人は、たくさんいます。

さきほど挙げた例でも、旅に出ることを「ストレスの解消だ」と思っている人はたくさんいらっしゃるでしょう。

旅先の美味しい料理。温泉。仕事を忘れてリフレッシュ! 

もちろん、温泉はほっとするひとときだとは思いますが、一方で長旅と、自宅の外での生活は、新たなるストレスでもあります。

よく旅行から帰ってきて、家に到着すると、なぜか温泉以上にホッとする、あれですね。

温泉旅行は極端な例で、家に帰ってホッとすれば、温泉のせいで自律神経失調症になってしまうようなことはないと思いますが、毎日毎日の自宅での時間を、パソコンに向かって過ごしていたりすると、今度は画面からの文字と映像の情報が、新しいストレスになります。

深夜明け方までパソコンに向かい、短時間睡眠で朝食も摂れず、翌日また出社。

休日は昼まで寝ている。これは、まぎれもなく自律神経失調症の予備軍です。

ネットゲームはオレのストレス解消だ! と信じ込んでいる方も多いですが、実際には解消どころか、緊張を与え、ストレスになりうるものです。

その意味では、「私はストレスを感じやすい」と思っている人よりも、「自分はストレスを発散している」と考えている人のほうが、時として自律神経失調症に近いのかもしれません。

ストレスと自律神経失調症の関係はわかりましたか。ストレスを手放すためのヒントがつまった話をもっと聞きたい方はこちら

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