自律神経失調症に効果のある対策とは

忙しい、ゆっくり眠れてない、仕事が大変…という方は自律神経失調症になってしまう要素があります。とはいえ今の世の中忙しいことが多いですから何かとそうなりやすいんですよね。今回はその対策についてお伝えします


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

今回は、かなりご質問の多い、「自律神経失調症に効果のある対策ってどんなことをすればいいのですか?」ということに、お答えしていきたいと思います。

自律神経失調症は、はっきりと「ここが不調だ!」と主張することのできない、不定愁訴の面が大きい問題です。

継続して心理カウンセリングを受けるだけではなく、家庭でもじっくりと対策したい……と希望される方もたくさんいらっしゃいます。

実際、心理カウンセラーなど、心の専門家のもとで自律神経失調症の治療をされる場合でも、ご自宅でのたゆまぬ努力がなければ、自律神経失調症はなかなか改善しません。

カウンセリングのときだけ何かを実行するのではなく、日常的な対策が必要だと言うことができるでしょう。

では、自律神経失調症のための日常的な対策とは、どのようなものなのでしょうか。

その答えは、「自律神経失調症とは何か」にあります。

自律神経失調症は、自律神経のバランスが狂ってしまうことで、身体的、あるいは心理的にさまざまな不調を来すことをいいます。

ですから、症状を緩和するためには、自律神経のバランスを元に戻すということをしていかなくてはなりません。

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の、ふたつの神経からなっています。

「交感神経」は、やる気や、興奮状態をつかさどる神経です。交感神経が優位のとき、私たちは心身共に緊張し、頑張る状態になります。

一方で、「副交感神経」は、交感神経とは全く反対に、心身をリラックスさせる役割を担っています。精神的にはリラックスしますが、そのことによって、内臓を活発に働かせて消化を促すなどの大切な役割を果たすのです。

交感神経と副交感神経は、順番に優位になりながら、私たちの生活がスムーズに運ぶよう、うまくバランスをとっているのです。

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって起こるものですので、これに対策するには、自律神経を整える活動が不可欠です。

それにはまず、「基本的な生活習慣を見直し、正しい生活リズムを身につける」ということがとても大切です。

自律神経失調症を訴える人の多くが、「早寝早起き」とは無縁の生活を、発症前から送っています。

仕事で夜遅くまで忙しくしている場合もあり、また、趣味や余暇、友人との交流のなかで、日常的に夜更かしをしているケースもありますが、大半で共通しているのは、深夜まで起きて、なにか神経が興奮するようなことを行っている、という状態なのです。

一方で、朝は遅く起きて、朝食を摂るひまもなく学校へ行ったり、会社へ行ったりしている人も少なくありません。

仕事を重視しすぎて自分をないがしろにしては危険

20代、男性会社員のAさんも、日常的に夜遅くまで仕事で忙しく、また、遅く帰宅してからも、ストレス解消とばかりにネットゲームや動画を見て、深夜までベッドに入らない……という生活を送っていました。

身体的には、疲れが取れていない自覚はあります。

睡眠時間を少しでも確保するために、朝は出勤の15分前まで起きません。

起床して洗顔し、ひげ剃りをして、着替えたらすぐに車に乗り込んでしまいます。

もちろん朝食は食べませんが、おなかも空いていないので、大きな問題とは思っていませんでした。

ところが、何年かそうした生活を送るうちに、消化不良や、不眠といった症状があらわれはじめ、時には朝の出勤時間に起きられないことも。

倦怠感もあったので、なにかの病気ではないかと疑って病院へ。

内科でさまざまな検査をしましたが異常は認められず、最終的には、自律神経失調症と診断されました。

人間は、元々が朝起きて活動し、夜暗くなったら寝る、という生活パターンを持っている生き物ですから、神経もそれに合わせてつくられています。

そこへ、夜更かし、遅起き、という状態をもってくると、神経がそれに対応しきれず、自律神経失調症の大きな原因となるのです。

まずは、そうした生活習慣を見直し、「早寝・早起き」のパターンを身につけることが大切です。

もちろん、自律神経失調症によって、朝起きられなくなるというのは割と一般的な症状。

いきなり早寝・早起きができるようにはなりません。焦らないことも大切です。

そして、自律神経失調症は、心身共に過剰なストレスをかけ続けてしまい、適切なリラックスタイムをとらなかったことも原因となっています。

さきに例に挙げたAさんのように、自分ではリラックスタイムだと思っていた、仕事後の深夜のネットサーフィンや動画・ゲームといったことは、実は精神を興奮させる行為であって、ストレス解消になってはいなかったのです。

自分の生活でできる範囲内で、アロマテラピーを利用する、ハーブティーを飲んでみる、パソコンを過度に使用するのをやめて、静かな音楽と読書に切り替えてみるなど、心身をリラックスさせる工夫が常に必要でしょう。

いずれの場合も、急に改善するものではありませんから、数日やってみて調子がよくないからときっぱりやめてしまう、というようなことがないようにしてください。

自律神経失調症は、急にはなりません。

毎日、毎日の緊張とストレスの積み重ねが、自律神経の不調となってあらわれたものです。

一旦、不調になってしまった自律神経を整えることにも、それ相応の時間がかかると考え、早期に諦めることのないよう、気をつけていただきたいと思います。

自律神経失調症の対策についての話はいかがでしたか。心の問題を解決していくためのヒントを知りたい方はこちら

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