自律神経失調症って主にどんな症状?

自律神経失調症という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。ですがこの症状というのは非常に周囲の理解を得にくいところがあるのです。今回はその症状について詳しく紹介します。そして知っておいていただきたいこともお伝えします。


こんにちは。心理カウンセラーの深海です。
MakeYouSmileマガジン!に投稿させていただきます。

皆さんは、「自律神経失調症」という名称を聞いたことがありますか?

あるいは、既にご自身や、知人の方が「自律神経失調症」であると聞いて、この記事を読まれているかもしれませんね。

今回は、自律神経失調症というものが、どのような症状なのか、ということについて、紐解きたいと思います。

実は、ひとくちに自律神経失調症といっても、その症状は様々です。

ここでご紹介しないような症状が、あなたや、知人の方に、あらわれてくるかもしれません。でも、心の問題はいつでも、色々な表情を私たちに見せるものです。

今回はあくまでも、代表的な症状をご紹介しているだけと思ってくださいね。

自律神経失調症の代表的な症状には、以下のようなものがあります。

・だるい、めまいがする
・いつも疲れている(慢性疲労感)
・頭痛
・どうき、息切れ、火照る
・不眠、昼夜の逆転(昼間眠くなり、夜は眠くならない)
・便秘、あるいは下痢
・耳鳴り
・手足がしびれる
・頻尿、残尿感

たくさん挙げましたが、これらの体調不良に関して病院を探して通院しても、自律神経失調症であれば、原因は「不明です」と言われてしまいます。

頻尿になっても、泌尿器科では対処できませんし、頭痛や耳鳴りがあっても、耳鼻咽喉科や、脳外科で何を調べても、その原因らしきものは発見できません。

これらの、身体的な症状とは別に、精神的には以下のような症状があらわれやすくなります。

・不安感、疎外感
・イライラする、焦る
・原因が特にないのに、落ち込む
・やる気が出ない
・いつも憂鬱感がある

こうした精神的な症状は、ただそれだけを感じている場合、なかなか自分が心の問題を抱えている……とは気づきにくいものです。

自律神経失調症であると診断されるまで、たいていの方が、長い道のりを通り抜けます。こんなケースがあります。

とある高校生の、女の子のお話です。

彼女は気さくな性格で、友達も多く、成績は良くありませんでしたが、一見して楽しい学生生活を送っているように見えていました。

しかし、いつからか学校を休むことが増えたのです。

実はその頃、彼女は、朝起きられないという症状に悩んでいました。

朝、ちゃんと起きて、以前のように学校へ行きたいという気持ちはあったのです。

しかし、どうしても朝起きることができません。

その代わりでしょうか、夕方になると目が冴えて、まるで夕方が朝になったかのよう。

そのまま、ほとんど夜通し起き続け、明け方になると眠気がさして、そのまま夕方まで眠る……。

目覚ましをかけても、何をしても、次に目覚めるのはとっくに授業が終った頃あいでした。

目が覚めている、夜のあいだも、倦怠感はありましたが、明け方から夕方にかけての時間帯ほどではありません。

自分でも病気とは思えず、自分がとんでもない怠け者になったような気持ちになり、やがてひどく落ち込んで、ふさぎ込む日が続きました。

慢性的な疲労感もあったので、なにかの病気ではないかと考え、なんとか内科を受診しました。

全身をくまなく検査しましたが、特に身体的に問題はなく、悪いところは出てきません。

昼夜が逆転している症状や、全身の倦怠感などから総合的にみて、最終的に「自律神経失調症」であると診断されたのです。

〇気持ちの問題ではない

具体的に、身体の疾患が見つからないため、自律神経失調症は非常に周囲の理解を得にくい心の問題です。

体がだるくなったり、昼間なのに眠気がさしたり、一方で夜だけ元気という人も多いので、理解のない人からは「ナマけているだけなのではないか?」と勘違いをされやすいですし、そもそも自分でも、無意識にだらけているような気持ちになって落ち込みやすいのが現実です。

特に、眠気や頭痛に関しては、「病は気から」という言葉が日本では横行しており、「気持ちの問題だよ!」なんて言われがちですが、決してそんなことはありません。

そもそも「病は気から」という言葉は、「身体の病気は、気(オーラ)が損なわれることから発生する」という意味合いであって、「あなたの病気は、たるんだ気持ちのせいだ!」という意味合いではないのですよ。

自律神経失調症を抱えてしまった方に対して、「気持ちの問題だよ」「気のせいだよ」という言葉は、励ましにも慰めにもなりません。

他人に言われなくても、本人が、もしかして自分は怠けているだけなのではないか……という不安を強く抱えているケースが多いので、他の人からのそのような言葉で、より心を傷つけ、症状を悪化させてしまう人も多いのです。

注意していただきたいと思います。

様々な症状を挙げましたが、そのいずれもが、自律神経に何らかの問題を抱えているからこその症状であるということ……そして、適切なカウンセリングと療養とで改善していく可能性が十二分にあるものである、ということを、より多くの方に理解していただきたいものです。

自律神経失調症の症状についてはわかりましたか、不安解消のヒントを知りたい方はコチラ

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